この人の七十七つのお祝いに

この人の七十七つのお祝いに

今月半ば、正月ぶりに実家の両親と顔を合わせる機会がありました。乗り気ではなかったのですが、年始の"軟化"を見たことや実父の喜寿祝い(=残された時間が必ずしも長いとは言えない)ということから、断固拒否する気持ちにはなれず。なんだか、私の側がかつてのように距離を取ろうにも取れなくなりつつあるのを感じています。まぁ、こちらは自身のセクシュアリティについて一切カミングアウトしていないにしても、言うてお互いある程度色んな変化を経た後なので、往時のような過干渉は鳴りを潜めている……とは思います。 実父は敬虔な仏教徒なので、プレゼントとしてとあるお寺で頂いてきた限定アイテムを手渡しました。そこまでお金をかけ…