映画が一番の娯楽だった頃の、昭和の映画。そして、その映画を、一層魅力的なものにしてくれた銀幕の天使たちについて熱く語りたいと思っています。青春時代に映画が大好きだったと言っていた母親と、お茶を飲みながら、映画の話をしているつもりで。
1964年の作品。夫である船越英二に不満を持っている人妻の岸田今日子が、美術学校で出会った若い女、若尾文子と同性愛の関係になる。ところが、若尾文子は、川津祐介…
座って、少し話をしていると、加藤が、あの私が最初から狙っていたあの子と、イチャイチャし始めた。すぐに、キスしているのがわかった。動き出してしまった時計の針は、…
若山セツ子との出会いは、1949年、「青い山脈」だった。青い山脈って、伊豆の踊子と肩を並べるくらい、有名な映画なので、知らない人はいないのではないか、って感じ…
小学校の頃、毎年、一番のお楽しみ行事は、遠足と運動会だった。遠足の行き先は、学年を追うごとに、遠くの場所になっていった。その移動手段は、いつでも、観光バスだっ…
1953年の作品。貧しい農民である森雅之が、妻の田中絹代と子供を村に残し、焼物を売って儲けるために、大溝へ向かう。そこで、身分の高そうな女、京マチ子と出会う。…
その後の私は、相変わらず、髪の長い女の子に恋をした。ただ、どういうわけか、付き合い始めて数か月経つと、なぜか、みんな、バッサリと髪の毛を切ってしまうのだった。…
私は、ずっと昔から、髪の長い女の人が好きだ。その発端となったのは、幼稚園の年中の時の、初恋に起因していることは間違いない。生まれて初めて、女の子に対して、好き…
1954年の作品。この映画を見て、私は、幼稚園くらいの時の、ある出来事を思い出した。その頃、私の母の友人が、ちょくちょく、私と同じくらいの年頃の娘を連れて、私…
私は、昔から、好きになった女の子について、いつでも、歌手の誰々とか、女優の誰々に似てるとか、女優の誰々に似ているから、という理由で、その子を好きになった、とい…
1955年の作品。天真爛漫に女学生生活を過ごした月丘夢路が、不幸な結婚生活を送るところから物語が始まる。そういう暮らしの中で、幼馴染の夫である森雅之に誘われ、…
1963年生まれの私が、昭和の映画と同じくらい好きなものは、昭和の歌謡曲である。茨城県の那珂湊に住む私が、初めて見た有名人が、藤圭子だった。小学生だった当時、…
1957年の作品。茨城県霞ケ浦に隣接する村で生きる人々の暮らしを描いている。冒頭の田植祭の情景から、これぞ茨城という感じ。神社で祭りを楽しむ若い男女たち、そし…
1960年の作品。不良少年グループの一人、川地民夫が、男の世話を受けて生活する母親を許せず、自暴自棄になって、最終的には、盗んだ車で交通事故を起こし、連れの少…
1941年の作品。主人の突然の死によって、簡単に壊れていってしまう、上流階級の家族の関係を描いている。掌を返したように、母親や末の妹である高峰三枝子に辛く当た…
1938年の作品。目が見えないがために、嗅覚や聴覚が奇跡的に優れている按摩が、山の温泉で知り合った、東京から来た女、高峰三枝子に恋をする話。この按摩が、数件の…
そもそも、古い映画に興味を持ったきっかけは、友人の笹山から、BSテレ東で、毎週土曜日に「男はつらいよ」が放送されていると聞かされたことである。その時は、さほど…
私が初めて映画館で映画を見たのは、1974年のことだった。生まれ故郷の茨城県那珂湊(現在のひたちなか市)には、当時1軒だけ、古い映画館があった。漁師町に誠にふ…
最近、映画を見ることに目覚めてしまった。ところが、その映画が、まさしく昭和のど真ん中、1940年から1960年代までの、おそらく日本映画全盛期の頃の作品なのだ…
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