実は先週、月組大劇場公演を観たので感想など書こうかと思っていたのですが、ちょうど宙組公演再開のニュースがあり、賛否両論の喧騒があったので、とてもお気楽な観劇感…
ミステリー好き。たくさんの本に出合いたい! 主に読んだ本の感想などを書き留めています。 ときどき、映画・観劇・御朱印・旅の記録なども
『名探偵』という言葉から誰を連想するでしょう。また、どんな人物を思い浮かべるか…人それぞれの思い入れがあるはず。この本に登場する名探偵は、それこそ十人十色。年…
米澤穂信さんの『本と鍵の季節』を読了しました。2021年6月に文庫化されましたが、わたしは2018年に上梓された単行本で読みました。(単行本は解説がないのが残…
高田崇史さんの『QED』シリーズは「百人一首の呪」「六歌仙の暗号」を読みましたが、シリーズの他の作品も読みたいと思い何気なく手に取ったのは『竹取伝説』。文庫版…
先日、沼島に行った足で南あわじにあるおのころ島神社と淡路ファームパーク・イングランドの丘に立ち寄りました。 おのころ島神社 神戸淡路鳴門自動車道を走っている…
今年もユリが咲きましたベランダが一気に明るくなった気がします。夏に向かって着実に時...
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実は先週、月組大劇場公演を観たので感想など書こうかと思っていたのですが、ちょうど宙組公演再開のニュースがあり、賛否両論の喧騒があったので、とてもお気楽な観劇感…
あらためて『平家物語』を復習したくて、𠮷野敬介さんの『1日で読める平家物語』を読んでみました。 考えてみれば、高校の古典の授業で『平家物語』の一部分(たしか「…
先日、友人と須磨寺~須磨浦公園を散策してきました。 一度訪ねてみたいと思いつつ、なかなか行けなかった須磨寺へ。 源平合戦で有名な須磨。須磨寺の正式名称を上野山…
高田崇史さんの小余綾俊輔シリーズ『源平の怨霊』を読みました。高田先生の手にかかると伝説の人物が全部「怨霊」になってしまうんじゃないかと思うくらい(笑)またや、…
ながらく積読になっていた『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子・著)を読みました。 さすがイヤミスの女王!これでもかと心の闇を救い上げ白日の下に晒すグロテスクさ。そ…
芦沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』を読了。 芦沢央さんと言えば、いままで読んだ作品からイヤミスを連想します。読み終わった後も、なんだかその世界に捉えられ…
高田崇史さんの小余綾俊輔シリーズ、「源平の怨霊」「采女の怨霊」に続く最新作『猿田彦の怨霊』を読みました。 『高田崇史『采女の怨霊 ー小余綾俊輔の不在講義ー』』…
<大神神社と摂社・末社>からの続きです。 『奈良・日帰り旅①<大神神社と摂社・末社>』先日、友人とともに奈良県の天理~桜井を訪れました。 目的地は、大神神社・…
先日、友人とともに奈良県の天理~桜井を訪れました。 目的地は、大神神社・長谷寺・石上神宮です。大神神社は2015年に、長谷寺は西国三十三所めぐり他で以前にも行…
『三輪山何方にありや~古事記中つ書 異書 長髄彦伝より~』を読了しました。 作者の鈴木慧さんは、サラリーマン退職後にこの本を書かれたそうで、ご本人曰く「ビジネ…
辻村深月さんの『ツナグ』を読みました。 『ツナグ』は2010年に単行本で、2012年に文庫化され、第32回 吉川英治文学新人賞、そして同年に映画化もされていま…
高田崇史さんの「神の時空(とき)」シリーズ2作目の『倭(やまと)の水霊』を読了。 今回は、日本武尊(やまとたけるのみこと)と、彼のために自ら海神に身を捧げたと…
高田崇史さんの「神の時空(とき)」シリーズ、第1作目である『鎌倉の地龍』を読了。 シリーズのうち先に読んでしまった作品があるため、登場人物たちに隠された秘密に…
高田崇史さんの「神の時空(とき)」シリーズ3作目『三輪の山祇(みわのやまつみ)』を読みました。 大胆な古代史考察が魅力の高田崇史さん。「神の時空」のシリーズは…
『変な家』『変な絵』に続く、雨穴さんの最新作『変な家2』を読みました。 『雨穴『変な家』』いろいろ想像を巡らせつつ、間取り図を見るのは面白いですよね。間取り図…
レイ・ブラッドベリのSF短編集『太陽の黄金の林檎』を読みました。レイ・ブラッドベリはアメリカを代表する作家で、『火星年代記』などが有名。タイトルの『太陽の黄金…
高田崇史さんの『采女の怨霊 ー小余綾俊輔の不在講義ー』を読みました。高田先生のシリーズものの中で、わりと新しい「小余綾俊輔(こゆるぎしゅんすけ)」のシリーズ。…
榎田ユウリさんの『この春、とうに死んでるあなたを探して』を読了。 2018年に筑摩書房からソフトカバーで、2021年に文藝春秋から文庫で出版されています。榎田…
「8050」は、80代の親が50代の子どもの生活の面倒をみる、経済的にも精神的にも子が親にぶら下がっている状態。2010年ごろ以降、社会問題となっている。 林…
いろいろ想像を巡らせつつ、間取り図を見るのは面白いですよね。間取り図にタイトルだけの表紙、雨穴さんの『変な家』を読みました。以前読んだ『変な絵』よりも先に発行…
本屋さんで懐かしいタイトルの文庫本が平積みされていました。表紙は少し成長したエーリクと思われる青年の姿。『トーマの心臓』といえば、懐かしい「少女コミック」で連…
愛用しているのは、誕生日プレゼントで頂いた革製のブックカバー。使っていくうちに良い風合いに文庫本サイズで、しっかりした作り。本屋さんでつけてくれる紙製のカバ…
認知症は珍しい病気ではなくなってきました。2025年には65歳以上の高齢者5人に1人が認知症になるといわれているそうです。実際に家族の介護に、これでいいのかと…
望月諒子さんの<木部美智子シリーズ>第5弾『蟻の棲み家』を読了。シリーズだそうですが…実は他4作は未読。本屋さんのPOPを見て、衝動買いした1冊です。 社会の…
日本語って難しい。 幼いころから普通に使っている言葉なのに、想像以上に奥が深く、間違って使っている言葉も多々あります。わりと日本語の間違いには敏感なほうだと思…
歌野晶午さんの『死体を買う男』を読了。面白くて一気に読んでしまいました。 歌野晶午さんといえば、『葉桜の季節に君を想うということ』が衝撃的で、叙述ミステリーの…
第65回メフィスト賞受賞作『ゴリラ裁判の日』が本日(3月15日)発売になりました。「メフィスト」特別号に掲載されたものを読みましたが、加筆修正されているとのこ…
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仕事辞めたし、今年は新しい出逢いに期待したいところです!
単行本が発行されたとき書店さんの紹介でずっと気になっていた本がようやく文庫化されたので読んでみました。 下村敦史さんは9年連続で江戸川乱歩賞に応募し続け、20…
タイムトラベル小説の不朽の名作『夏への扉』〔新版〕を読了しました。 SFは肌に合うものと合わないものがあります。あまりにも遠い未来が舞台であったり、やたら小難…
伊勢神宮と二見浦の記事の続きです。 二見浦から宿泊先の鳥羽へ。お宿は、胡蝶蘭さん。旅行支援でお安く泊まれました。 伊勢神宮のお膝元 鳥羽 胡蝶蘭楽天トラベル…
少し前になってしまいましたが、伊勢神宮から二見浦、鳥羽の方面に行ってきました。 伊勢神宮は小学校の修学旅行をはじめ何度か参拝しているとはいえ、考えてみれば直近…
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シリーズ『濱地健三郎の霊なる事件簿』『濱地健三郎の幽れたる事件簿』に続くシリーズ短編集3作目。 有栖川先生の火村英生も、江神二郎も好きですが、濱地健三郎という…
阿津川辰海さんは新進のミステリ作家さん。東大卒で2017年デビュー。まだ20代。それでこの内容の濃さ、読ませる力にこの先がますます楽しみな作家さんだと思ってし…
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