私にとっての念仏
前回、『人間はどう死ぬのか』(久坂部羊=著 講談社現代新書)について書きました。 thinking-about.hatenablog.com その中で、著者と私の違いについてふれました。読み方によっては、この本を否定しているようにとられかねないのですが、決してそういうわけではありません。この本は、これまでの私にはなかった新しい気付きも与えてくれました。今回は、私が気付かせてもらったこと、それによって考えてみたことを書いてみたいと思います。 なお、前回も断りましたが、この本は、医師でもあり作家でもある著者が、主に医学的な見地から「死」について書いたもので、宗教的な内容の本ではありません。ですから…
2024/09/17 19:12