イタリア封鎖生活三十数日目の部屋

イタリア封鎖生活三十数日目の部屋

今週のお題「わたしの部屋」 昨年、仕事を辞めてまでわざわざイタリアの大学院に入学したというのに、半年足らずで新型コロナウイルスの影響で何もかもが閉鎖され、どこへ行くこともできず、大学は通信授業となり、電車で半時間ほどのところに住んでいる恋人と遠距離恋愛をしているのは、全くもって理不尽と言わざるを得ない。意味がわからない。こうなると収入の減少だとかではなくて何でもいいから誰か見舞金として30万円支給してくれという気持ちである。 ともかくロックダウンが発動されて以来、三日に一度ほどスーパーへ買い出しへ行くほかはどこへ行くこともできないので、必然的に家にいる時間が格段に増えた。ぼくの住む部屋は、ナポ…