毎年3月の恒例行事、地獄のコブ特訓講座が無事終了しました。今回の参加者はコブ特訓お馴染みのTさまと、木島平スキースクールのご常連のEさま親子。やっぱりウチは他ではまねのできない唯一無二のコブ道場であることを確認いたしました。(^^)2月中旬頃まではあまりの雪不足で、2月中に木島平スキー場が終焉を迎えてしまうのではと気をもんでいましたが、3月に入ったとたん一気に形勢は逆転、真冬のごとく頻繁に大雪が襲来、ゲ...
コブ斜面が苦手で困り果てるスキーヤーに救いの手を差し伸べるコブ斜面専門のスキー訓練所。2024年はレッスン用インカムにBONX GRIPを導入、コブに悩める貴方様に寄り添います!どうぞご期待ください。
便乗値上げという言葉をすっかり聞かなくなったようなする今日この頃
何でもかんでも値上がりする昨今。これまで安すぎたことを反省し、適性な利潤を上乗せすることが容認される雰囲気が日本国内にも浸透し始めたようです。それに伴い便乗値上げなる言葉がすっかり鳴りを潜め、ほとんど耳にしなくなったような気がします。たまごは長らく「物価の優等生」と呼ばれ、値上がりしない賞賛すべき食品という位置づけでありました。でも30年間値上がりしないことをもってして「優等生」と呼ぶのは今思うとオ...
●2024年木島平開催実施要綱2024シーズンは、従来の一般プライベート講習とあわせ、指導員検定対策コースも開講いたします。【参加料金】基本料金=¥44,000~48,000(2泊4食、座学2時間、実地訓練6時間*動画撮影つき、ファイルコピー無料)*おひとり、またはお友達どうしの最大4名様までお受けいたします。【当プログラムの特長】●実地訓練前の初日夕食後に、座学講習会を開催。事前に貴方様の滑走姿を収めた動画ファイルを頂ければ...
いまさらですが、木島平コブ滑走訓練所に入門すると何故上達するのか?についてお話します
【木島平コブ滑走訓練所に入門すると何故上達するのか?】 一般のスキースクールは、「整地での正しい滑り方」を教えるのは得意ですが、コブの滑り方に関しては、あまり得意ではありません。乃至、教えるのが得意な人は少数派です。また、コブの上手いエキスパートに教えを請うものの、結局「コブは本数稼いで慣れるしかない」などと、言い逃れされた経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?残念ながら、多くの腕達者...
スキー場の今季リフト券価格の全貌がほぼ出そろった感がありますが、中でもルスツリゾートの11000円越えは話題になりました。バブル以降、長らくリフト券価格は1日4000円~高くても5000円台が当たり前だった日本人の感覚からすると隔世の感があります。しかし、ルスツやニセコなどの遠隔地のビッグリゾートは、リフトが2本しかない村営スキー場ではあるまいし、遠くから高い交通費を払ってわざわざ出かけて行くスキー場。 旅行費...
スノーリゾートロマンスの神様のウェブサイトリニューアルまであと一週間。そして営業概要やその他詳細が明らかになろうとしています。コブ斜面の扱いがどのようになるのか、未知数ですが、とりあえず当宿としても受け入れの準備は始めており、楽天トラベルサイトにはすでにプランの詳細を掲載しています。今季はインカムにスマホを介して使うこれを導入予定。レッスンクオリティーをさらにパワーアップして万全の態勢でお迎えした...
ロマンスの神様スノーリゾート 12月23日OPEN (予定)
信濃毎日新聞に出ました。引用はじまり========シンガー・ソングライター広瀬香美さんの代表曲にちなんだ長野県木島平村のスキー場「スノーリゾートロマンスの神様」(旧・北信州木島平スキー場)が12月23日、営業を始める。隣接ホテルの改修を進めており、訪日客の利用も念頭に誘客を図る。 スキー場やホテルは3月まで村の第三セクター木島平観光が運営していたが、経営不振が続き、SBCメディカルグループ(横浜市)が村...
長らく休業中の馬曲温泉ですが、長野市の業者に無償譲渡となり、来春営業再開が決まりました。コンセプトは異文化体験。詳細はまだ明らかではありませんが、分かっている範囲ではこんな感じ。●物販スペース、食堂は廃止●異文化体験ができるプログラムを提供●フリードリンクサービス開始地獄谷野猿公苑がインバウンド客の観光名所となっていることをヒントに、これまでとは全く異なるコンセプトの誘客作戦となる見込みです。木島平...
木島平コブ滑走訓練所 プログラム概要発表は 11月上旬を予定してます
鳴り物入りでリニューアルの旧木島平スキー場こと「ロマンスの神様スノーリゾート」ですが、11月1日に今季の営業概要が発表になる予定です。それに合わせまして、木島平コブ滑走訓練所の2024年プログラム詳細を発表の予定です。まだはっきりしたことは申し上げられませんが、昨年同様プライベートレッスンを主体に、平日のみの開催となる予定です。昨年までは、コロナ感染拡大防止の観点から楽天トラベルのみの即時予約システムに...
「ブログリーダー」を活用して、木島平コブ滑走訓練所長さんをフォローしませんか?
毎年3月の恒例行事、地獄のコブ特訓講座が無事終了しました。今回の参加者はコブ特訓お馴染みのTさまと、木島平スキースクールのご常連のEさま親子。やっぱりウチは他ではまねのできない唯一無二のコブ道場であることを確認いたしました。(^^)2月中旬頃まではあまりの雪不足で、2月中に木島平スキー場が終焉を迎えてしまうのではと気をもんでいましたが、3月に入ったとたん一気に形勢は逆転、真冬のごとく頻繁に大雪が襲来、ゲ...
昨夜遅くからの降雪は、真冬並みの固くて細かい雪でした。気温は上がらず、飯山市街地に向かう道はひたすら圧雪。こんな路面はこの冬はじめてかもしれません。家の前の道飯山市安田付近綱切橋は完全圧雪&凍結路面11時半頃の国道117号線の気温は0度。しばらくは気温の低い状態が続くようなので、これでスキー場も少し延命??もしかしたら3月10日からの地獄の特訓は木島平での開催が可能になるかもしれません。期待しましょう。...
スキー場の積雪量の測定場所は非公表などと言われることが多いのですが、測定さえしていないスキー場がほとんどではないかと思われます。その理由はこれ。牧の入スキー場が名前を変えたTheきじまスノーパークの2月24日の発表値山頂付近で35cmとても正直です。いっぽう、ロマンスの神様(木島平スキー場)の現在の積雪発表値。2月24日発表値木島平が115cmで牧の入が35cm。かつて見たことのない、恐ろしすぎる差です。...
全国的な雪不足がスキー場にとって深刻な状況となっていますが、ここ木島平でも同じです。昨日まではかろうじてコブ講習会を開催しておりましたが、本日降り続いている前線による雨により、コブ斜面がリセットされました。スキー場関係者の話では明日以降、またコブ斜面の再生を試みるとのことですが、雪の層は極めて薄く、掘れすぎを防止するためピッチを短く造成するとのこと。つきましては、当訓練所の本来の指導メソッドを発揮...
今日スキー場に行ったら、今週末24日開催のライブコンサートの会場設営中。昨日の風と雨で、各ゲレンデは少しずつ土が露出し始めていますが。。。ファミリーコースはまだ何とか。しかし、最下部のリフト乗り場アクセス部分は完全雪どけとなってしまったため、雪を盛っての「廊下」を作ってしのいでいます。予想以上に猛烈な勢いで雪解けが進んでいます。今週末はいったん寒気が流れ込むとのことですが、果たしてどの程度のリカバリ...
指導する人によって言うことがまちまちなのが実に悩ましいスキー業界。いったい何が正しいのかよくわかりません。私の手ほどきは、人の受け売りは全くありません。自分の上達過程、そしてお客様を指導する中で発見する10年間で得てきたさまざまな気づきの蓄積により展開しているものです。なので、誰が何といおうとこれだけは間違いない!という理屈がたくさんあります。コブでは全身力んで滑る腕に渾身の力を込めて滑るコブは上半...
ゲレンデクローズのニュースばかりが流れてくる昨今ですが、木島平はかろうじて生きながらえています。19日現在、ベース部分の一部で土が露出し、スキー場ゲレンデから我が家までのアクセス路(スキー走行可能)が遮断されてしまい、途中からスキーを脱いで歩かなくてはならない状況になっています。メインゲレンデの一部はやはり地肌が露出し、19日日中に吹き荒れた南風、そしてその夜から降り始めた雨のおかげで融雪が進みました...
コブ斜面滑走は一種のゲームでもあります。モグラたたきゲームのようにも思えますし、次々に迫りくる敵を一つ一つ撃ち落としていく古風なビデオゲームのようでもあります。時にコブの間隔が長かったり、突如として狭くなって足元をすくわれそうになったり、思いもよらないトラップが仕掛けられていたりします。なので、わずか数百メートル程度の同じ斜面でありながら、整地滑走とは比べ物にならない攻略の楽しさがあるものです。次...
この週末は木島平でもバッジテストが行われました。先日うちの講習会に参加された方も受験されたはずでして、合格のゆくえが気になるところではあるのですが。。。かくある私もいまから13年前、ギリギリのオマケ(?)で合格を貰ったのがつい先日の出来事のように思い出されます。1級バッジテストを受ける場合、事前講習の受講が義務付けられています。が、この事前講習が実にくせ者なのです。まず、何のための事前講習なのか、そ...
スノースポーツを楽しむ人は、往々にして自分の属するカテゴリ―以外の人を目障りに感じがちです。例えば、レジャースキーの人。やたらとぶっ飛ばしてリフト乗り場になだれ込んでくる競技スキーヤーには、あまり好意的ではありません。(全部というワケではないので念のため)スノーボードの人たちに対しても「ボードの奴らは。。。。。」などと不平を口にする人も多いように感じます。もちろんその逆もです。基本的に自分の属す世...
整地は不自由なく滑れるのに、コブだけはどうにもならないという人が世の中にはゴマンと存在しますが、それはなぜなのか?それは単純です。練習する場所がとてつもなく限られているからです。しかも、チョット練習したところで(コブに入ったところで)ほぼ思い通りにいかないので、すぐに諦めてしまいます。諦める原因は何かというと、次々に現れる腕達者の無言の圧力にほかなりません。繰り返し練習しようにも、そんな圧力により...
ネットメディアにあふれかえるコブのハウツー動画ですが、上手くいかない理由を的確に突いているものはあまり多くありません。コブが苦手で困り果てる人の中には、左右どちらかのターン時に外に飛び出してしまう、乃至転んでしまう人が少なくありません。大抵は左外脚右向きで多く見られるように思います。その理由は単刀直入、しっかりと谷側に体重を乗せて、スキーに圧力を掛け除雪抵抗(ブレーキ)がかけられていないからです。...
- 整地は難しい。でもコブは凹凸が勝手にスキーを導いてくれるから簡単。そんなことが時々語られます。でもそんなことを平然と言えるのはプライズレベルの腕を持った極めて一部の熟達者に限られます。ところが、実際、スキーヤーの大多数は、- 整地は簡単。 コブは目まぐるしい凹凸が次々現れるから難しい。と感じます。地形に合わせた俊敏極まりない動きを実現し、適所で的確にブレーキを左右交互に連続させることがとても難...
はじめてのコブ初心者向けコブレッスンそんな、いかにも技術的に未熟なスキーヤーを対象としているかのようなレッスンに入校された経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。しかしながら、「キミ、ホントに初心者か?」と疑いたくなるような熟達者に遭遇したことのある経験をお持ちの方が、決して少なくはないのではいかと想像するところではあります。残念ながらスキー界において、技術レベルの自己申告ほどアテにならないも...
以前にも紹介しましたが、整地では何の不自由もないのに、コブ斜面に対しては本当に、全く、一切、とんでもなく駄目だという方に向けての金言集をお贈りします。*2024年1月増補版=========「コブが苦手」という言葉の定義はさまざまな解釈が存在します。ですが、おおよそ整地ではカッコよく、爽快に、滑れるのに、コブに入ったとたんに別人に成り下がるという人を意味します。ただし、基礎スキーの世界というのものは、...
何かにつけて語られるコブ滑走技法である「ズルドン」。滑走というよりも、超低速でコブの急な落差を安全確保するための術と云った方が的確でしょう。いつも言うように、ズルドンは左右のターン運動が完全に断片化してしまっているので、ターン練習にはなりません。(キッパリ!)私が2年前にこっそり入校し手ほどきを受けた、コブ専門スキースクールの主宰者で、元モーグルナショナルチームコーチのX氏にもこんな質問を投げかけ...
競技スキー指導によくみられる言い回しにもっと落としていけという常套句があります。もっと走らせなさいということなのですが、どうもスキー界には、正しい運動の結果現れる現象を言語化して指導したつもりになっている人が少なくない印象です。映像メディアで散見される「バリエーショントレーニング」もまた、出来ない人目線からすると、トレーニングと云うよりも曲芸に近いものが少なくありません。ショートターンの練習として...
世のイントラさんの中には、知らず知らずのうちに専門用語(内輪用語)を使っているのに気づかず、理解されないままに終わっているケースがかなり見受けられるように思います。以前から何度か取り上げましたが、その最たるものはコントロール動かす動きが止まった滑りこのあたりだと思います。コントロールとは一般的に調節するとか、操るという意味であるのですが、スキー業界的にはほとんど「ズラして減速する」を意味するもので...
正確無比なお手本を示してナンボの基礎スキーの世界。有名スキーヤーのいわば見世物として捉えるならば大いに結構なのですが、そうでないとすれば、程ほどにしないと何かと弊害も起こりえますので注意が必要です。たとえば上下動が顕著なスキーヤーに対して、画一的に「上下動はよくないのでやめましょう」とアドバイスを送ったとします。ほとんどのスキーヤーは「何故上下動がダメなのですか?」と問う前にとりあえず言うとおりに...
コブに限らず、スキーを習うとき頻繁にインストラクターが口にする最初はゆっくりでイイの常套句ですが、コブに限って言えばその手法は決して正解ではないと考えます。プルークの練習をゆっくりやるパラレルの練習をゆっくりやるのとは異なり、コブ斜面をゆっくり滑るのは極めて高難度の技だからです。それでもイントラは自分の技術を押し殺して生徒の前でゆっくり演じて見せますが、それは自身が熟達者であるがゆえに実現可能な運...
木島平スキー場で滑った後に馬曲温泉へ立ち寄ったことのあるかたも多いかと思いますが、その雲行きが怪しい感じです。今般の第三セクター観光会社の仕組み替えとスキー場譲渡にともない、馬曲温泉も民間譲渡の対象となりました。が。今のところ経営に名乗りを上げる会社はなく、4月1日以降は当分の間休業。こうした事例はいま全国各地で多発しています。マーケティングや採算はとりあえず無視、「地方活性化」というキラキラワード...
2年前まで石井スポーツスポーツのオリジナルスキーとして販売されていたMOCU2 KAMOSHIKAコブ向けの初心者用スキーとして人気を集めた、柔らかいフレックス特性が特徴のスキーです。カタログは生きてはいるものの、現在はすでに流通しておらず、新規での入手は困難です。3年前、とあるコネで購入、入手したものですが、同時期に導入したB-POTIONが私の足前にドンピシャだったため、ほとんど使用しないままお蔵入りとなってしまいま...
木島平コブ滑走訓練所所長が2010年3月下旬に「オマケ」で1級に合格した頃から現在に至るまでの変遷です。2010年3月1日[高画質で再生]全力コブ坂@木島平コブ2号2010年3月12日[高画質で再生]コブを行く2011年3月8日2011年4月14日2012年3月7日2013年2月2日2014年1月19日それから9年たった2023年3月17日斜度も雪質もあまり変わりませんが、ずいぶんと落ちついた滑りになったものです。...
早くも来季プログラムをアップしました。来季は2月から3月の開催となります。1.平日プライベート講座2.指導員検定対策講座1.については従来通りですが、2,については先日お泊りになったスキーヤーさんのリクエストにお答えした形です。低速種目については、クラブ内の有資格者に指導を乞うことも可能ですが、不整地小回りに関しては、習得のための正しいノウハウを持ち合わせているひとが極端に少ないもの。コブの滑り方に...
ゲレンデスキーヤーの頂点を決めるスキー技術選。今年も八方尾根で開催されました。優勝は武田竜さん。今から10年ほど前、渡辺一樹さんが引退し、今年丸山貴雄さんが引退しました。時代の流れを感じさせます。スキー界の一大イベントなのに何故メディアに報じられないのかと嘆くSAJ関係者のコラムが以前ネットで話題になったことがありますが、それも無理はありません。ルールが明確なようでそうでもない。種目がどれもこれも似た...
ターン弧を描くみんな好きですよね。この表現。でも私はあまり好きではありません。スキーにおいて、ターン弧を描くのは目的ではなく、正しい運動の結果現れる結果でしかないからです。コブにおいても同じです。コブでターン弧を描くためには何をすればいいのか、円い弧を描くことはいったいどういうことなのか、狙いを明確に伝えることが大切なはずですが、まるでそれが目的であるかのような解説が世にあふれかえっています。スキ...
足で何とかしようと頑張っても、地形に合わせた俊敏な動きは実現できません。スキーは足に装着して使用する道具ですので、足を何とかしたいという気持ちは理解できますが、それではどうにもなりません。こんな感じ。やはりコブ滑りは上体の正しい動かし方に真理が隠されています。意識改革が必要なのです。こんな感じで。この滑りができれば準指導員検定の不整地小回りは十分合格範囲内といえるでしょう。動画タイトルの数字は撮影...
月曜日に始まった地獄の特訓5DAYS2名様にご参集いただきました。かれこれ5回目くらいのご参加のTACHさまそして初参加のTAGさま初参加のTAGさまは技術志向の方でして、普段からスキークラブ内でプライズ保有者の指導を仰いでおられるほか、有名なコブ専門SSにも入門されたことがあるとのこと。ですが、コブ攻略とまではいかず、最近になってようやくバンク滑りの手法で多少の連続ターンが出来るようになったと、事前にご自身の滑走...
先日来の暖気で一気に融雪が進みました。しかも昨夜は強い南風と朝からは本降りの雨。山向こうのよませ温泉スキー場は3月21日の営業最終日を正式にアナウンスしました。木島平も最下部は間もなく部分的に土が露出してきそうな気配です。今日から地獄の特訓5daySが始まりましたが、こちらは何とか最後まで持ちこたえてくれそうです。頑張ります!...
先日お泊り頂いた熱心な女性スキーヤー。準指導員資格をお持ちとの事。ウチの企画のことはもちろんご存じでして、コブが苦手な準指導員仲間、たくさんいるんですよ~とお嘆きのご様子。来年は正指導員検定もあるので。。。。そんな方は是非当訓練所においでください。かなりの確率で正指導員検定不整地小回りにおいて80を獲得レベルに引き上げられますコブなんて、結局は出来ているかいないか。プルークターンに細かいダメ出しをす...
コブを滑るには、地形の凹凸に合わせた俊敏極まりない動きと、的確なブレーキ操作が求められます。ブレーキは主にテールの振り出しによるものですが、振り出すタイミングが微妙にズレることで、ブレーキが強くもなれば弱くもなります。でも上手な人は、そのタイミングに寸分の狂いさえないので、雪面をナメるようにスキーが張り付き、ターンが行われます。コブを上手に滑るには、ストックをしっかりと前に突くことが大切ですなどと...
スポーツはスキーに限らず、人に教えてもらうことによって新たな技術を身にけたり、さらなる向上のための修正が行われます。いま日本が熱狂しているWBCでも、ダルビッシュ選手がロッテの佐々木投手に新たなスライダーの技法を伝授したりしています。握り方や手首の使い方を「静止状態」でのインストラクションです。野球に限らず、テニスや卓球などのラケットスポーツにおいてもサーブの仕方、トスのやり方、ラケットの構え方、テ...
先日、全日本スキー連盟監修・日本スキー教程のDVDを見てみました。3年前に買ったものの、DVDは未開封でしたので、遅ればせながら再生。指導者必携とされる、指導員検定を受ける人はおそらくこれで勉強するはずです。分厚い書物の割には、不整地小回りについての記述はほんの数ページのみで、いかにもコブについては、適当にサラッと流しておく。悪いが、君たち自身で勝手に練習してくれ給え。的なスタンスが色濃いと言わざるを得...
今日も木島平は気温が上昇。コブも昼前にはかなり滑りやすくなりました。週間予報を見る限りではまとまった雪はもうなさそうです。斜面下に向かって左側に圧雪がかけられました。融雪に備えて、現在供用中のコブレーンとは別のもう1レーンが造成されるのではないかと予想。来週から始まる地獄の特訓5DAYSの会期中はなんとか持ちこたえてくれそうです。...
ウチの昔からのお馴染みゲストで、私がスキーにハマる以前から熱心なスキーヤーさんがいらっしゃいます。準指導員、クラウンをお持ちでして、かねてから木島平コブ滑走訓練所の内容に興味津々で数年前に少し遠くから見学いただいたことがあります。感想の第一声は中村さん、生徒さんとの距離がすごく近いですねこれはどういうことかと云いますと、普通のレッスンではイントラはまず一本「遠く」に滑って行って手本を見せるのに対し...
そんな人、意外と少なくないようです。SAJに認定指導員はとにかく低速種目(プルーク)のお手本滑走の完成度を上げなくてはならず、研修会ではプルークのダメ出しが徹底しています。実技種目にはもちろんコブ斜面もあって、準指導員は75、正指導員は80という表向きの合格スコアが定められているわけですが、ご存じの通り、数値的にはあまり意味を持ちません。クラウン合格の80PTSと指導員合格の80PTSは雲泥の差があるから...
XXが苦手とはどの世界でも普通に使われる表現ですが、果たしてコブスキー界においてはどのような意味で使われるのでしょうか?A.本当に出来ない(まったくターンが出来ない)B.2-3回回ったところで弾かれるC.連続ターンができなくはないが、かなり暴走してしまうD.出来ないと思っているけれど、第三者から見ればそこそこやれるE.第三者的に見ればカナリうまいが、目標とするレベルには達していないので「苦手」を自認し...
コブが滑れるようになるには大変な労力を必要とします。本数稼いで慣れるしかないなどといわれますが、やみくもにコブに突っ込んだところでやり方が正しくなければ練習の効果はありません。怖いばかりでますますコブから遠ざかることになります。本数を稼ぐためには何よりもコブ中でターンが出来なくては話にならないのですが、それがとにかく難しいのです。足を振り回そうと無理に飛び上がったところで練習としてはほぼ無意味です...
基礎スキー界のお手本至上主義。イイこともありますが、弊害も少なくありません。技術が未熟な人が下手に熟達者の真似をしようとすると、逆に変な滑りになってしまうからです。これから1級を受けようとする位のレベルにあるスキーヤーは、とにかくスキーが楽しくて仕方のない頃です。熱心に雑誌を読み漁ったり、動画サイトをネットサーフィンしたり。どれもこれも上手な滑りを披露するひとばかりなので、ついつい真似たくなる気持...
コブ初心者に向かって最初はゆっくりでイイですからなどと言う指導者が多いようです。ゆっくりやらせるために、ズルドンを課したり、プルーク滑走をやらせたり。悪くはありませんが、私の考え方はチョット違います。以前も述べましたが、「最初はユックリでいい」というのは、どちらかといえば上手な人が口にしがちなマウンティングの一種だと考えます。ご存じの通り、コブをゆっくり滑れるのは、熟達者の証です。雪面からスキーが...