はじめまして!BA職を経て、夢だった化粧品技術者の道へ足を踏み入れたいろはね研究員です!新しい知識…経験を経て、この新米研究員はどのように成長していくのか…?
皆さんこんにちは!いろはねです! 前回に続きまして、クリーム作りにおいて、目に見えない世界ではこんな現象が起こっているんだ!というお話をしていきたいと思います。 前回は、W/O、O/W型の復習と、乳化技術「転相乳化法」についてお話させていただきました。 今回は、ついに乳化技術の目に見えない部分をイメージ図化して、まとめていきます。 それでは参りましょう! 〇クリーム作り(続き)〇 <クリーム作りの手順~転相乳化法~> ①オイル(植物オイルやエステル油)+界面活性剤を加熱する。(油相) ②水相も加熱する。 ③①をホモミキサーにかけながら、②を少しずつ添加していく。 ④最後は手撹拌でゆっくり冷却。…
皆さんこんにちは!いろはねです! もう完全に夏が到来しましたね! 外は気温が高く室内はエアコンガンガン…という生活が始まりました。 外と中での気温差、そして季節の変わり目、さらにはマスク生活を強いられる毎日… 皆様体調は崩されていませんか? 気候の変動に負けず、頑張りましょうね! さて、今回はガラッと話題を変えまして、乳化のお話をしていきたいと思います。 乳化といえば、皆さんは乳液やクリームが思い浮かぶでしょうか。 肌を美しく保つために必要な水分と、バリア機能を高めるオイル成分をダブルで効率良く補給できることから、スキンケアには欠かせないアイテムとなっています。 乳化反応は肉眼で見ることのでき…
皆さんこんにちは!いろはねです! 前回はクレンジングバーム開発の裏側に迫りました。 今回もその続きになります。 まずは前回のおさらいから参りましょう! 高品質なクレンジングを開発する為に重要なのはなんだったでしょうか? <其の一> オイルと相性の良い界面活性剤を選択するべし! ⇒クレンジングバームの品質を大きく左右する2大成分「オイル」と「界面活性剤」。 これらの相性が良くなければクレンジング力を上手く発揮することはできません。 そこで、同じ構造で重合度が異なる界面活性剤を2,3種類用意し、 オイル(エステル油or植物オイル)にそれらがしっかりと相溶するかどうかを確認する実験が必要でした。 私…
皆さんこんにちは!いろはねです! 今回はクレンジング開発の裏側と題しまして、 クレンジングバームの開発時に学んだ重要なポイントについてまとめていきたいと思います。 クレンジングバームといえば、これまでも何度かブログに書かせていただいておりますが、液状のオイルをポリエチレンで固めた固形タイプのクレンジングというのが一般的になってきましたよね。 そしてオイルだけではなく、そこに界面活性剤が入ることによって、 水で洗い流されるときに乳化され、メイクが落ちるというメカニズムでした。 さて、このクレンジング開発に重要なポイントとは一体なんなのでしょうか…? ~其の一~ オイルと相性の良い界面活性剤を選択…
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