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健康的食生活のための情報を発信しています。

掲載の記事は20年来書き溜めてあった分に、できるだけ現状に合わせ記載しています。S24年生まれ現在リュウマチで買い物等外出時は、ヘルパーさんと一緒に車椅子を利用しています。

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2019/10/02

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  • [質の良い睡眠]食生活について語ろう

    ・質の良い睡眠Goodsleepしつのよいすいみん厚生労働省では健康づくりのための睡眠指針2014(26)・3月に~睡眠12箇条~として1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その...[質の良い睡眠]食生活について語ろう

  • [野紺菊]食生活について語ろう

    ・野紺菊のこんぎくキク科、全国各地の路傍、田の畔(あぜ)など野山にみられる多年草。草丈は50~100cm、葉の裏に毛が有りざらざらする。秋に2~3cmの紫色の頭花を多数つける。単に野菊、オニヨメナともいわれる。名は山野に自生する紺色の菊からという。ヨメナと混同されやすいが、葉の裏に毛があることと種子につく冠毛が長いことで区別する。春先の若芽(新芽)を茹でて水に晒し絞って、おひたし、汁の実、和え物油炒め、生を揚げ物にできる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[野紺菊]食生活について語ろう

  • [配糖体]食生活について語ろう

    ・配糖体Glucosideはいとうたい植物に多く分布し、自然では酵素の作用を受けずそれぞれに別の細胞を持った状態でいるが、細胞が破壊された時、成長するときに作用して加水分解を受け、糖、主にブドウ糖とそれ以外の物質になるもの。アグリコンAglycon(非糖質の部分)の種類によって、フェノール配糖体、クマリン配糖体、フラボノイド配糖体、カルコン配糖体、アントシアニジン配糖体、アントラキノン配糖体、インドール配糖体、青酸配糖体(ニトリル配糖体)、ステロイド系配糖体、アルカロイド配糖体などがある。グルコースの配糖体をグルコシドGlucosideといい植物で、酸又は酵素により加水分解され糖とアグリコン(非糖質成分)になるものが多い。糖の部分は他にヘキソース、ペントース、ラムノース、ガラクトース、ニ糖類、グルクロン酸...[配糖体]食生活について語ろう

  • [合歓木]食生活について語ろう

    ・合歓木Silktreeねむのきマメ科、東北以南の山野に生える高さ5~10mの落葉小高木。葉は羽状複葉で互生し花期は6~7月に枝先に花弁は小さく目立たず雄しべの花糸が長く数多く集まって紅色に夕方に開花する。小葉を閉じ、葉全体が下垂しすることからネムノキという。庭木、街路樹にしている。葉は乾燥させ粉末にしてカツラ(桂)とともに、お香(線香・匂い袋)として使用していた。若葉は茹でて食用にできる。生薬名は花・蕾、樹皮を乾燥したもの合歓(ごうかん)という。サポニン、タンニン、クエルシトリンQuerceitrinを含んで鎮痛、利尿、不眠症、滋養強壮に用いる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[合歓木]食生活について語ろう

  • [有毒植物:深山樒]食生活について語ろう

    ・深山樒Skimmiajaponicaみやましきみミカン科、関東以西の山地の林内に自生する常緑低木の雌雄別株。名前の由来は、葉がシキミ(シキミ科:全草が有毒)の葉に似ることから。4~5月に枝先に円錐花序をだし、白い4弁の小花を咲かせ果実は光沢があり小球形で赤く熟する。茎や葉がやわらかく、わずかな風にゆらゆらとする様子の上品さから、和風庭園にも使われることがある。葉、実など全体にアルカロイドを含みケイレンを起こし有毒植物としている。🎇🎊🎉gooblog20周年,おめでとうございます!食生活について語ろうは、2001年にOCNで無料のHP開設以来、メールマガジン配信等をしながら一時公開の中断を経て2019年より無料のgooblogがあることを知り現在に至っております。gooblogと共に食生活について語ろうの...[有毒植物:深山樒]食生活について語ろう

  • [丁字草]食生活について語ろう

    ・丁字草ちょうじそうキョウチクトウ科、本州~九州の湿地や水辺に自生する多年草で花は5月頃に五弁で淡いブルーの透きとおるような星型をして、花を横から見るとTの字に見えることから名前がつけられたという。チョウジソウの花が魅力的で希少植物として絶滅を危惧している。草丈40~60cmに生長、葉は細長く先が尖(とが)る。全草にアルカロイドを含み、特に芽生えの時期に誤食すると腹痛、メマイなどを起こし、血圧降下、神経障害、瞳孔拡大、赤血球破壊作用を呈し毒性を有し、有毒植物に分類する。🎇🎊🎉gooblog20周年,おめでとうございます!食生活について語ろうは、2001年にOCNで無料のHP開設以来、メールマガジン配信等をしながら一時公開の中断を経て2009年より無料のgooblogがあることを知り現在に至っております。g...[丁字草]食生活について語ろう

  • [アブシシン酸]食生活について語ろう

    ・アブシシン酸Abscisicacidあぶししんさん植物は、移動が出来ません。種から根を張り、枯れるまで一箇所で成長します。生育している間にそれぞれに植物は身を守る手段を持っているのです。植物は、植物性ホルモン、抗酸化物質(ポリフェノール:苦味・色素)などの成分によって自(みずか)らを守ります。植物には、少しぐらいの悪い環境、ストレスから回避できるような仕組みを備え、今日まで子孫を残し生きながらえてきたのでした。さらに厳しい環境によって遺伝子が突然変異して対応したりすることで、環境の変化、ストレスによる影響を最小限に押さえ生き延びています。アブシシン酸Abscisicacidは植物のストレス応答ホルモンとして1961年に綿の葉柄から落葉促進物質として単離しています。特に2000年頃より注目されはじめ高等植...[アブシシン酸]食生活について語ろう

  • [佃煮]食生活について語ろう

    ・佃煮boiledinsweetenedsoysauceつくだに魚貝、海藻、野菜、肉類を長期保存がきくように煮詰めて作った惣菜で江戸初期より、佃島で作られていた。言い伝えで家康が大阪の陣で移動に漁民から船、小魚の塩煮した携行食が差し出され、無事に帰城でき、その見かえりとして江戸幕府が開かれた折に家康は江戸に漁民が移り住み漁業を営むよう呼び寄せた。最初は故郷で作られていた塩煮であったが千葉で作られていた醤油を知り、小魚を醤油で煮詰めて売りに出してたいそうに好評を得て全国に広まっていった。江戸末期になると海の幸、山の幸と様々のものが保存食として佃煮として作られるようになるに至る。故郷の摂津国西成群佃村(現在の大阪市西淀川区佃町)の地名から佃煮の名前の由来という。しぐれ煮(あさり、牛肉)、甘露煮(ふな、あゆ)、...[佃煮]食生活について語ろう

  • [パン]食生活について語ろう

    ・パン麺麭Breadぱんパンの語源は、ポルトガル語Pao(糧:かて)で16世紀室町時代に南蛮船によって伝わったという。一方漢字表記は麺麭(めんぽう・ぱん)としている。一般に普及したのは明治以降でイースト(酵母)が使われるようになったのは19世紀後半からといわれる。パンは、グルテンを多く含む小麦粉で作られているが、ライ麦パンは、ライ麦のタンパク質が酸に合うとグルテンと同じような働きをすることからパンが作られる。小麦粉パン(アメリカ式白パン・フランスパン)とライ麦パン(黒パン)に大別するが日本の小麦粉はパン用には向かずもっぱらアメリカ、カナダからの輸入に頼る。フランスパン(グルテンが少ない中力粉)は、そのままでバターを塗ったりして利用している。食パン(グルテンの多い強力粉)はトーストすることによって香ばしく、...[パン]食生活について語ろう

  • [バレニン]食生活について語ろう

    ・バレニンBalenineばれにんイミダゾールジペプチドの一つ1962年にヒゲクジラの筋肉から初めて同定。1976年には、マッコウクジラ、スジイルカ、ヒキガエル、ホタテガイの筋肉中に確認している。Nα-β-アラニル-1-メチル-L-ヒスチジン。別名:オフィジン(ophidine)。β‐アラニンに3‐メチルL-ヒスチジンが結合したもの。ヒゲクジラの筋肉中に多量に含有、抗疲労作用のある生体物質とされる。バレニン含有量100g中でうなぎ4㎎、鶏筋肉0~5㎎、豚肉~48㎎、牛肉~2㎎、ヒゲクジラ肉3~1500㎎、赤マンボウ2500㎎を含む。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[バレニン]食生活について語ろう

  • [二枚貝]食生活について語ろう

    ・二枚貝Baivalvにまいがい軟体動物で二枚の貝殻を持っている二枚貝で足の形から斧足類[ふそくるい、おのあし]・えらの特徴から弁鰓類[べんざいるい]、双殻類[そうかくるい]ともいう。頭がなく、眼・触角も見られず、足はくさび形をする。淡水、汽水、海水に生息、世界に二万種以上が知られ食用になる種類が多い。食用とする主なものに青柳(あおやぎ)、赤貝、揚巻(あげまき)、浅蜊、潮吹貝、牡蠣、蜆、車渠貝(しゃこがい)、平貝、鳥貝、波貝・波美貝、蛤、帆立貝、北寄貝、馬刀貝(まてがい)、海松貝・水松貝(みるがい)、藻貝(もがい)、ロコ貝などがある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[二枚貝]食生活について語ろう

  • [バイケイソウ]食生活について語ろう

    ・梅蕙草Whitehellebore,falsehelleboreばいけいそうシュロソウ科(ユリ科)、毒草で九州から四国、本州、北海道の低山から高山帯までの林内や湿った草原に生える。大型の多年草で、茎は高さ1~2mに達し地下茎は太く、短い。下部の葉は茎を囲んで鱗片状となり、茎の中心部には長さ20~30cm、幅20cmの楕円形の大きな葉をつける。7~8月に茎頂に大型の花序を立て、直径1~3cmの緑白色の花を咲かせ、雄蕊(おしべ)は短い。花の色や大きさ、形などに変化がある。新芽の時の形態が山菜のオオバギボウシ(地方名ウルイ)やギョウジャニンニク(地方名アイヌネギ)と似て、極めて中毒事故が多い。食用のオオバギボウシ(うるい)は一緒に生えていることがあるため注意が必要。オオバギボウシの葉は葉柄があって、主脈から側...[バイケイソウ]食生活について語ろう

  • [毒人参]食生活について語ろう

    ・毒人参Poisonhemlockどくにんじんセリ科で、ヨーロッパ原産。2年草で全体に光沢があり、紫紅色の斑点が植物全体にみられ不快臭がある。茎は1~2m以上にもなり7月~9月にかけて白色の小花を多数傘状に咲かせる。花後、長さ2.5mmほどの楕円形の果実を結ぶが毒成分が多い。シャク(セリ科)、パセリと間違って誤食されることがある。全草に猛毒性のアルカロイドのコニインConiine、γ-コニセイン(γ-coniceine)を含む。中枢神経の麻痺を起こし運動神経末梢を麻痺させ、次第によだれ、呼吸困難から死に至る。古代ギリシャで鎮静剤、痙攣止めに微量用いている。歴史的に有名なソクラテスの獄中毒殺では、このドクニンジンが使われたといわれる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[毒人参]食生活について語ろう

  • [4月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・4月の食の記念日Aprilfoodanniversaryしがつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月、月初めに、配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、4月に記念日が設けられている食・食品についてです。4月2日しゃぶしゃぶの日卒業・入学・就職などのお祝いごとが4月に多いことと、「しゃ(4)ぶ(2)しゃぶ」と読む語呂合わせから愛知県に本社を置く木曽路が2019年に登録制定。3日葉酸の日日付は「よ(4)うさん(3)」(葉酸)と読む語呂合わせから。葉酸の認知度を高め、妊婦や女性にその摂取を呼びかけることを目的とし「葉酸と母子の健康を考える会」で制定する。さらに4月を「葉酸摂取による神経...[4月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [クマリン]食生活について語ろう

    ・クマリンCoumarinくまりんフラボノイドの一種で主に黄色い花に含む黄色の色素で明日葉(あしたば)、ホップや食用菊の花、ガジュツ(紫ウコン)、カシア(シナモン)などミカン科、マメ科、キク科、セリ科の植物に含む。俗に桜餅の香りと言われる芳香物質で、感受性の高い人では比較的少量でも治癒可能な肝臓障害を引き起こす場合がある。桜の葉や木に生えたままの葉からは芳香はしない。塩漬けにするなどの加工、加水分解前の葉の細胞中ではクマリンはクマリン酸Coumalicacidの配糖体として、グルコースなどの糖類と結合した状態にある。単離したクマリンは、食品に使用してはならない。食品に香り付けするために使用する植物部位にクマリンが含まれる場合には、耐容一日摂取量(TDI)を設定した。TDI:0.1mg/kg体重/1日(欧州...[クマリン]食生活について語ろう

  • [pH]食生活について語ろう

    ・pH(potentialofHydrogen)ぴーえいち一般に水素イオン濃度で示し水素イオン指数といいphで表す。pHは英語でピーエイチPotentialofhydrogen、ドイツ語でペーハーPotenzHと読む。電解質(化合物を水溶液にしたときに電流を通すことができる性質)である水の性質は、水素イオン:H+(電気をおびた原子であり、水に溶かすと発生する)と水酸イオン:OH-とに分子が分かれていて条件が変わらないと一定している。酸を加えて水素イオンが増えると水酸イオンが減少し、反対にアルカリを多くすると水酸イオンが増加して水素イオンが減少することになる。よって一方が分かれば他の濃度も知ることができる。22℃での中性を7として7より低い値を酸性、高い値をアルカリ性としている。pHの簡単な測定としてpH紙...[pH]食生活について語ろう

  • [烏瓜]食生活について語ろう

    ・烏瓜からすうりウリ科、東アジア温帯地域の山野に自生し、雌雄異株の長さ10mにもなるつる性で白さぎのような花は、夏に夕方開き、朝にしぼむ。果実が晩秋に長円形5~6cmの赤紫色になって粘質があり水分を多く含んでいる。からすが好んで食べる事から烏うりといわれるが定かではない。実の形や色が、中国産の朱墨(しゅぼく・唐朱・からしゅ)に似ていることから、唐朱に似たウリで、カラシュウリ→カラスウリになったという説もある。葉を揚げもの、茹でて和え物、油炒め、果実の若い緑色の頃のものが茹でて煮物、塩漬けに種子を炒って食用にできる。果肉、種子、塊根(かいこん:でん粉)が、それぞれに化粧水、あせも、ただれ、荒れ止め、黄疸、利尿、催乳に利用していた。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[烏瓜]食生活について語ろう

  • [うずら]食生活について語ろう

    ・鶉Quailうずらキジ科、日本では、鶉は頭の小さい身体の丸い、尾の短い鳥で重量150g、全長15cmの大きさで愛玩用、産卵用として古くから飼育していた。孵化日数17日、生後2ヶ月で成鳥となりその後1年ほど月に20個もの黒褐色の斑点を有する卵を生むようになる。鶉肉は、淡白で上品な肉質となっている。骨が堅くなく食べやすいのでさばいてから骨ごと料理されることもある。骨ごとたたいて、つくねとして汁物、鍋物に、ほかにつけ焼き、蒸し焼き、煮物、から揚げにしている。洋風にベーコン巻き、ローストもよい。鶉卵(うずらたまご)は、10gで保存性がよく、ゆで卵にしたときの殻からのはがれがよい。生でとろろ、そばに、茹でたものは、椀だね、串揚げ、サラダ、炒め物、煮物に使われている。卵が小さくて皮むきに手数がかかるので茹でて袋詰め...[うずら]食生活について語ろう

  • [グルコン酸]食生活について語ろう

    ・グルコン酸Gluconicacidぐるこんさん干柿、蜂蜜、大豆、酢、ワイン、味噌などに含む有機酸で白色、結晶でやわらかな酸味を持つことから酒石酸、乳酸、クエン酸と同様に飲料に用いる。微生物によってグルコースを原料とし臭素水で常温酸化または、臭化カルシウムや炭酸カルシウムで電解酸化することにより、さらに微生物によるグルコースの発酵、精製し製造している。phを調節し殺菌作用があり、グルコン酸カルシュウムは、カルシュウム剤として医薬品、栄養剤に利用する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[グルコン酸]食生活について語ろう

  • [シトシン]食生活について語ろう

    ・シトシンCytosineしとしん核酸(DNA・RNA)を構成する5種類の主なピリミジン塩基Pyrimidinebaseのうちのひとつで化学式をC4H5N3Oであらわす。DNAの二重螺旋(らせん)の中ではグアニンと水素結合している。白色結晶の水に可溶で水溶液は塩基性を示す。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[シトシン]食生活について語ろう

  • [食材の渡来]食生活について語ろう

    ・食材の渡来Foodstuffofintroductionしょくざいのとらい野菜・果物の食材の中には、ユーラシア大陸、中国より朝鮮半島を経て日本に渡来したものが数多くあります。日本を原産、特産とするものは、明日葉(あしたば:セリ科)、銀杏*公孫樹*鴨脚樹(いちょう)、独活(うど:ウコギ科)、牛蒡薊(ごぼうあざみ:キク科)、芹(せり:セリ科)、薇(ぜんまい:センマイ科)、蘇鉄(そてつ:ソテツ科)、蓼(たで:タデ科)、石蕗(つわぶき:キク科)、菱の実(ひしのみ:ヒシ科)、蕗(ふき:キク科/ふきのとう)、三つ葉(みつば:セリ科)、茗荷(みょうが:ショウガ科)、山桜(やまざくら:バラ科)、自然薯(じねんしょ:ヤマノイモ科)、百合根(ゆりね:ユリ科)、山葵(わさび:アブラナ科)、甘柿(あまがき:カキノキ科)としてい...[食材の渡来]食生活について語ろう

  • [貝類]食生活について語ろう

    貝類Shellfishかいるい軟体動物であり二枚貝(斧足類[ふそくるい]・弁鰓類[べんざいるい])、巻貝(腹足類)、角貝(掘足類[ほりあしるい・くっそくるい])がある。他にヒザラガイの仲間(多板類たばんるい)がある。一般に硬い貝殻を持っているがうみうし(海牛)は、貝殻が退化してしまっている。海、河川、湖沼(こしょう)に主に生息し海草、プランクトンを餌として移動性に乏しく乱獲されやすく食用、装飾用(真珠)として貴重であり養殖している場合が多い。貝殻には木の年輪のような同心円状の線があり、成長が停滞している時に現れ、この線を数えることで年齢を知ることが出来る。成長期を過ぎると食味が落ちてくる。貝類は、魚のように脂がのることはなく、季節的に大きな移動もしないことから一般に、産卵期前をそのまま旬とする場合が多かっ...[貝類]食生活について語ろう

  • [鳥兜]食生活について語ろう

    ・鳥兜Aconitumとりかぶとキンポウゲ科の有毒多年生植物でドクウツギ、ドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つでもあり、天然物としてはフグ毒に次ぐという。中国原産、山野に広く自生し高さ約80cmに生長する。葉は手のひら状に深く裂けて、秋には茎の頂に3~5cmの濃紫青色で冠状の花をつける。花の形が、舞楽(ぶがく:雅楽)のときにかぶる冠の鳥兜に似ているところから名前が付いたといわれる。別名でカブトギク(兜菊)ハナトリカブト(花鳥兜)カラトリカブト(唐鳥兜)カブトバナ(兜花)アコニタムともいわれる。薬用として江戸時代に導入した。冷涼な気候を好み、秋に、舞楽(ぶがく)の鳳凰(ほうおう)をうかがわせる兜に似た紫色の花をたくさん咲かせる。日本では花が美しいので園芸用の切花として流通する。古くより熊、鯨を射る弓矢の矢...[鳥兜]食生活について語ろう

  • [走野老]食生活について語ろう

    ・走野老Japanesebelladonnaはしりどころナス科、山中、渓谷の木陰(こかげ)に生え高さ30cmから60cm程度の多年草で、葉は長円形で先がとがる。春、紅紫色の釣り鐘の形の花が下向きに咲く。横に伸びる太い根・根茎を乾燥させたものがロート根(莨根)で、そのエキスがロートエキスとして、アルカロイドのアコニチンAconitine(致死量は2~5mg)、スコポリンScopolinを含み鎮痛に用いられる。誤食により幻覚を生じる。語源は苦しんで走り回ることからといわれる。毒草なので新芽をフキノトウやオオバギボウシ(うるい)などの山菜と間違え採取しないよう注意する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[走野老]食生活について語ろう

  • [ニラ]食生活について語ろう

    ・韮Chinesechiveにらヒガンバナ科ネギ属、東アジア、モンゴル原産で日本でも古くから、野菜の給源とし利用してきた。欧米では殆ど食べられておらず、アジアで主に食用としている。小葉韮、大葉韮、蕾を食べる花韮(漬物)、覆いをして軟化させた黄韮がある。春に種を蒔(ま)いて翌年に花を咲かせ、根元から切り食用とするが、切って翌日には2cmも成長をして3月から9月に年に4、5回、5年ほども収穫でき緑黄色野菜とし利用する。耐暑性、耐寒性の品種があってやわらかい早春3~5月に採取したものを旬とするが近年では、ほとんど年中出回る。カビにも強いといわれる。酢味噌合え、味噌汁の実、炒め物、卵とじ、雑炊、餃子に利用できる。臭い消しの役目もあって肉料理に使われ旨みと緑色で調和が保たれる。臭の成分のアリンAllineと含まれて...[ニラ]食生活について語ろう

  • [紅麹]食生活について語ろう

    ・紅麹Monascusべにこうじ紅麹を含む製品の自主回収のニュースがありました。一部の紅麹は腎臓の働きに影響を与える「シトリニン」というカビ毒を発生させる可能性があるようです。食品安全委員会によると、紅麹由来の成分にはLDLコレステロール値を下げることの期待される一方、実際にフランスでは、紅麹由来の成分が配合されたサプリメントの摂取と関連が疑われる筋肉や肝臓障害の事例が複数件報告しています。穀類に紅麹菌Monascusruberを繁殖させ得られる。約1200年前の中国に始まり、食品用防腐剤、天然着色剤として色素を利用し台湾で紅酒・紅露酒等(redricewine)や紅豆腐(redbeancurd)の製造に、あるいは医薬に用いられた。新潟で赤い酒(あかいしゅ)、沖縄では豆腐に混ぜ発酵させた「豆腐よう」がある...[紅麹]食生活について語ろう

  • [花独活]食生活について語ろう

    ・花独活はなうどセリ科の多年草。東北以南のやや湿った山野に生え、高さ約1m内外。葉は幅広い小葉からなる羽状複葉。太い茎は中空で夏、白い小花を多数散形につけ花序の中心部の花は同形だが周辺部の花は外側の花弁が大きい。別名で最初に見つけられたことから増上寺白シ(ぞうじょうじびゃくし)ともいう。若芽をウド菜ともいいほんのりとウドの香りといい茎や若葉は食用で揚げ物、あえ物にしている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[花独活]食生活について語ろう

  • [鈍甲・貪子:どんこ]食生活について語ろう

    ・鈍甲・貪子Darksleeperどんこドンコ科ドンコ属の淡水魚、全長15~20cm程度で、愛知・新潟より西の本州、四国、九州などに分布するハゼの一種。日本産ハゼ類としては珍しい純淡水生の魚。ドンコの名称は本種に限らず、地方によっては色々なハゼ類の総称として用い、カジカ類も含むことがある。また北日本では全く別のチゴダラ科のチゴダラやエゾイソアイナメをドンコとも呼び、これらを用いた料理を「ドンコ料理」と言う。体はずんぐりとした感じで、口・頭部は大きくやや縦扁し、尾部は側扁している。体色は茶褐色や暗褐色で、変化が多い。背びれ、胸びれ、尾びれの付け根に黒斑がある。ドンコはカジカに似た感じだが、ドンコはスズキ目、カジカはカサゴ目に属し、頭部の形、ドンコの尾びれの先は丸ので見分ける。夜間に活動し、小魚や水生昆虫など...[鈍甲・貪子:どんこ]食生活について語ろう

  • [ナチョラルチーズ]食生活について語ろう

    ナチョラルチーズNaturalcheeseなちょらるちーず定義として厚生労働省では、「乳、バターミルクもしくはクリームを乳酸菌で発酵させ、又は乳、バターミルクもしくはクリームに酵素を加えてできた凝乳(ぎょうにゅう)から乳清を除去し固形状にしたもの、又はこれらを熟成したもの、及び乳、バターミルクもしくはクリームを原料として、凝固作用を含む製造技術をもって製造したものをいう。」と定めている。欧州で長い伝統に支えられその地域特有の風味豊かなチーズが数百種以上できあがっている。乳、クリーム、部分脱脂乳、バターミルク、またはこれを混合したものを凝固させた後、排水して得られる生鮮のもの、または、熟成したもの。香り、味を附与する目的で香辛料として乳に由来しない天然の風味物質を添加することができるものとして規格に示してい...[ナチョラルチーズ]食生活について語ろう

  • [発ガン物質]食生活について語ろう

    ・発ガン物質Carcinogenはつがんぶっしつガン発生のリスクを高める危険性のある物質のことを言う。発ガンの引き金になる物質(イニシエーターInitiator)としベンツピレンBenzpyrene[魚、肉のこげ]、ニトロソアミンNitrosoamine(亜硝酸[発色剤、野菜の肥料過度投与]とアミン[ヒスタミン、コリンなど]が胃の中で合成してできる物質)、アクリルアミドAcrylamide(アスパラギンとブドウ糖の高温加熱によって生じる物質)、喫煙が、発ガンの引き金になる物質によって受けた細胞のガン化を促進させる物質(プロモーターPromoter)の2つの作用により引き起こすと考えられる。プロモーターとし塩分、脂肪、ロイシン、イソロイシン(アミノ酸)の過剰摂取が考えられている。食品でよく知られる発ガン物質...[発ガン物質]食生活について語ろう

  • [ヌクレオチド]食生活について語ろう

    ・ヌクレオチドNucleotideぬくれおちど核酸の構成単位にもなる低分子生体物質ヌクレオシドNucleosideにリン酸基が結合した物質をヌクレオチドという。nucleo(核の)tide(結ばれた)と言う意味がある。の塩基(アデニン、グアニン、シトシンCytosine、チミン、ウラシル)に五炭糖(ペントース)のリボース又はデオキシリボースとリン酸が結合したものでアデニル酸、グアニル酸、シチジル酸、ウリジル酸がある。ヌクレオチドの重合によってRNA(リボ核酸)、DNA(デオキシリボ核酸)の形成、エネルギー代謝に関与する。酵母からのRNA(リボ核酸)を高温でアンモニアで処理するか、または室温でN-NaOH[規定濃度Normalityの水酸化ナトリウム]で加水分解して塩基、糖、リン酸の結合したものを生じこの構...[ヌクレオチド]食生活について語ろう

  • [アンジェリカ]食生活について語ろう

    ・アンジェリカAngelicaあんじぇりかセリ科、北ヨーロッパ原産。宿根草で冷涼な湿原、川辺などの水の近くに多く見られ4年程度で1.5~2mほどの高さに成長する。生命力が強い植物で、幹は人間の腕と同じぐらいの太さにまでなり葉は大きいシダ状で、明るい緑色をしている。茎葉ともに細毛があり7月から11月頃まで白い花を咲かせる。茎は真夏前の6月ごろに切り獲り、種子は晩夏に収穫している。根は秋に掘り起こし用いている。全体に甘くスパイシーなオリエンタル調の麝香の香りで語源はこの植物の治癒力を人間に教えたのが天使と言われ「エンジェル」からとしている。日本ではよろい草、獅子ウド(深山獅子独活)、ヨーロッパ当帰とも呼ばれる。個性的な山菜で、若芽を用い味は苦く独特の強い風味がありイノシシの好物ともしている。若い葉柄と茎を砂糖...[アンジェリカ]食生活について語ろう

  • [分類法]食生活について語ろう

    ・分類法Taxonomyぶんるいほう動物や植物の科学的分類の仕方がここ20年ほどで大きく変わっているようです。20世紀末には遺伝子そのものを参照する分子遺伝学の手法が取り入れられ、多くの分類群において大きく見直しが迫られていました。特に被子植物においてAPGIV(2015年)を奨励しています。したがって、このような体系は今後も変更を余儀なくされることが予測できます。生物の進化系統に基づいた分類法が台頭し、遺伝子解析技術の発展も加わって教科書などで、なじんできた分類法は大きく変革を迫られているようです。20世紀後半からのタンパク質のアミノ酸配列、核酸の塩基配列決定法の技術、そしてそのデータを用いて系統の類縁関係を推定する解析手法の進展があります。特に、これまで他のグループに所属させることができないために一括...[分類法]食生活について語ろう

  • [ワサビ]食生活について語ろう

    ・山葵Japanesehorseradishわさびアブラナ科、多年生草本で日本原産といわれる。葉が、葵(あおい)のご紋でおなじみ、葵の葉の形と似ているところから名づけられたといわれる。深い山間の清流に自生する水生植物として水温が13℃前後のきれいな水の豊富な寒冷の水温の温度差の少ないところで主に、伊豆、信州での栽培が多い。2~4月には清楚な白い花を咲かせる花ワサビ、葉ワサビが4月には、出回り春の旬の野菜としてうれしい。花ワサビ、葉ワサビとも同様にして扱って良く、いったん汚れを落として水洗いしたものを熱湯をくぐらせ、塩もみして適当な長さに切ってタッパーに入れふたをして冷蔵庫で2、3時間入れて置くと辛味が増し醤油で合えて食べると美味しい。2、3年がかりで成長した長さ5~20cmくらいの根茎は、辛味が強く、すり...[ワサビ]食生活について語ろう

  • [山牛蒡]食生活について語ろう

    ・山牛蒡Pokeweedやまごぼうヤマゴボウ科、北米、中国原産。市販の醤油漬けのやまごぼうは正式名称を牛蒡薊(ごぼうあざみ:キク科)という。山牛蒡(洋種山牛蒡)は、明治の初期に渡来した帰化植物で日本の各地の山野に自生、ヨウシュヤマゴボウ、アメリカヤマゴボウとも呼ばれる。耐寒性、多年草で高さ1~2mに達し茎が赤みを帯びて羽毛をもち、葉は、先細りの卵状、楕円形で長径10~20cmと大きい。6~8月に掛け5mmほどの小さな白い花を穂状に咲かせる。その後紫色の丸い5~10mmでブドウの房状に似た実をつけそれから染料が作られアメリカでは、inkberyとも呼ばれる。若葉を茹でで良く水に晒し毒抜きして、お浸し、和え物とする。根は、太く普通の野菜のごぼうほどで名前の由来ともなる。多量の硝酸カリ、サポニン(フィトラッカト...[山牛蒡]食生活について語ろう

  • [四字熟語] 食生活について語ろう

    ・四字熟語Fourcharacteridiomaticcompoundsよじじゅくご長い言葉で話すよりも、より簡潔に相手に自分の言わんとしていることを伝える言葉として四字熟語があります。その中から食にまつわる四字熟語を集めてみました。悪衣悪食あくいあくしょく・あおいあくしょく粗末な衣服と粗末な食べ物という意味で孔子の「悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与(とも)に議するに足らず」という言葉より。医食同源いしょくどうげん医療と食事は同じくらい大切で医薬や食事ももともとは同じで食生活は、医療にも通ずるものがある。衣食礼節いしょくれいせつ衣食足りて礼節を知るで生活が豊かになれば、道徳心が高まって礼儀を知るようになる。一網打尽いちもうだじん一投の網で魚を捕らえ尽くすようす。罪人などを一斉に捕らえるたとえに使われる。一宿一...[四字熟語]食生活について語ろう

  • [糖蛋白質]食生活について語ろう

    ・糖蛋白質Glycoproteinとうたんぱくしつ複合蛋白質のひとつで水、希アルカリ溶液に可溶で粘性があり、アミノ糖を含む蛋白質をいう。動物の細胞内外にあるたんぱく質の殆どが糖たんぱく質で構成しているといわれる。アミノ酸の分では、アスパラギンの結合した(N-結合型)と、セリン、スレオニンが結合した(O-結合型・ムチン型)の2種類が多く存在する。糖の部分はグルコース、ガラクトース、マンノース、フコース、N-アセチルグルコサミン、N-アセチルガラクトサミンN-acetylgalactosamine、N-アセチルノイラミン酸N-Acetylneuraminicacid、キシロースが知られる。コンドロイチンCondroitin(軟骨)、ムコイドMucoid(粘液腺、軟骨、腱、角膜、水晶体)、ムチン(唾液、胃液、腸...[糖蛋白質]食生活について語ろう

  • [鮒]食生活について語ろう

    ・鮒Crusiancarpふなコイ科、中国原産といわれ、川に生息する淡水魚で全国に広く分布、人工飼育も行なわれる。自然の状態で雌が圧倒的に多いという。変種を作りやすく、自然に、人工的に雑種が生まれており金魚に代表され、ヒラブナ、マルブナ、ギンブナなどが有る。体長20~40cm程に成長し鯉(こい)に似ているが、口の周囲にひげがなく、側線(表面の頭から尾にかけて中央に走り、水の流れ圧力を感じるところ)上のうろこの数に違いが見られる。産卵期を4月から6月とし、寒ぶなといい身が締まって泥臭さの少ない12月より翌年の3月ごろの冬を旬とする。肝臓ジストマの幼虫寄生が多く、川魚特有の臭みがあり生で食べることは避けるか、酢〆としたほうがよい。フナのなれ寿司が滋賀県琵琶湖の名産品としている。酢味噌で洗い、味噌汁の実、すずめ...[鮒]食生活について語ろう

  • [フィブロイン]食生活について語ろう

    ・フィブロインFibroinふぃぶろいん繊維状のたんぱく質で昆虫、くも類の繭糸(まゆいと)を構成しその70%~80%を占める。アミノ酸組成は、グリシン35.5%、アラニン27.7%、チロシン11.0%、セリン11.0%?、バリン2.7%、アスパラギン酸1.8%、グルタミン酸1.6%、フェニルアラニン1.2%、スレオニン1.1%、アルギニン1.0%、ロイシン0.7%、イソロイシン、シスチン0.5%、リジン0.5%などからなる。近年では絹にはフィブロイン(タンパク質)にチロシンの脳細胞の活性化作用、グリシン、セリンは保湿、血中コレステロール、血糖値を下げる、アラニンの肝機能を強化しアルコール代謝促進することより糸くずなどを消化吸収しやすくアミノ酸まで加工分解し栄養補助食品、健康食品として注目している。吸湿性が...[フィブロイン]食生活について語ろう

  • [こぶし]食生活について語ろう 5月2日

    辛夷Magnolia/Kobusこぶしモクレン科、日本の全土に分布する。樹高15m、果実がヒトのこぶしに似ていることからコブシの名がついた。コブシの花の形は小型、花びらが薄めで6枚で花の大きさは4.5cmくらいで完全に開花し横向きに花が咲く。開花はハクモクレンより10日~一週間後と遅い。花は香水の原料ともしピンク色、または白い花で、3月頃の開花寸前のつぼみを採取し、日干し生薬、辛夷(しんい)として煎じて用いる。精油してシトラール、シネオール、オイゲノール、クエン酸、微量のアルカロイドなどを含み蓄膿症、鼻炎、鎮静、鎮痛に有効としている。近年はコブシより香気のあるタムシバ(モクレン科)を利用することが多い。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[こぶし]食生活について語ろう5月2日

  • [反魂草]食生活について語ろう

    ・反魂草はんごんそうキク科、多年草で北海道・本州中部以北の山地の湿草原に分布、1~2mになる大型草体で葉柄基部に2個の耳がみえる。葉が互生し3~7に裂け、掌状に見えるアサの葉に似ているのでヤマアサ、ヘビアサとも呼ばれる。花期は7月~9月でキオン(葉が分裂していない)に似た黄色い花がかたまって咲く。名前の由来は強い香りがあり、手のひらのように葉の裂片が下を向いて幽霊の手を連想し死者を蘇らせるといわれることからハンゴンソウという。若芽を揚げ物、漬物、ゆでて浸し物・煮物とする。アク、苦味が強いので多食は避けたほうがよい。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[反魂草]食生活について語ろう

  • [同位体]食生活について語ろう

    ・同位体Isatopeどういたい同位元素ともいい化学的性質がほぼ似かよって同じで科学的に区別分離できない物質で同一の原子番号を持っているが質量数(重さ)が異なる原子、核内の中性子の数が異なっている。同じ元素でも中性子の数が異なる原子があり、それを同位体と言いう。天然元素の大部分は種々の同位元素の集合によって形つくられている。放射性同位体は原子核が不安定なので、様々な相互作用を経て安定な状態に変化しようとしている。安定同位体比を測定することで、様々な物質の起源や循環などを知ることができる。[トリチウムと原発事故]食生活について語ろうについて、ご覧いただけます。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[同位体]食生活について語ろう

  • [発酵]食生活について語ろう

    ・発酵Fermentationはっこうラテン語のfermentare(沸騰する)を語源とし、もとは主としてアルコール発酵をさしていた。発酵とは、現在では、微生物がその酵素により有機化合物が、酸化、還元を受け分解、合成されて別の有機化合物となり有用な化学変化をすることをいう。最終的には水と二酸化炭素に分解するが、それが完全ではなく不完全な分解物であるとしている。アルコール発酵、乳酸発酵、酢酸発酵、アミノ酸発酵などがある。一般に発酵食品といわれるのは、狭義的には酒、味噌、醤油類をさし微生物が嫌気状態(空気、酸素に触れない状態)で有機物(糖類)を分解し微生物の成育に必要なエネルギー代謝を行なう現象でその副産物として人にとって有用に作用していることを発酵としている。酵母、細菌、かび類の微生物が出す酵素により原料と...[発酵]食生活について語ろう

  • [コーンスターチ]食生活について語ろう

    ・コーンスターチCornstarchこーんすたーちトウモロコシでん粉のことでコーンには固形分あたりおよそ70%の澱粉が含まれる。現在、国内では澱粉の8割以上およそ300万トンをコーンスターチで占める。純度の高い、一定した品質のものが得られる。主に原料となる品種は、そのままでは食用に向かないデントコーンDentcorn(馬歯種)が使われる。デント種由来のコーンスターチ(一般のコーンスターチ)のアミロース含有量は約26%、ハイアミロース種由来のハイアミロースコーンスターチは、50~90%のアミロースを含み約20%の食物繊維を含有し、難消化性でん粉(レジスタントスターチ:314kcal/100g)とも呼び添加した食品も数多い。ワキシー種由来のワキシーコーンスターチはアミロペクチンを100%含有する。モチとうもろ...[コーンスターチ]食生活について語ろう

  • [阿檀]食生活について語ろう

    ・阿檀Adanあだんタコノキ科の常緑小高木で亜熱帯から熱帯地域の海岸近くにみられる。成長すると茎から木根が地面に伸びて支柱根となり、風で倒れないように体を支えている。沖縄では古くからアダンの葉を煮て乾燥させ、繊維をゴザやかごに加工して利用してきたパイナップルのような果実も特徴的で、ちなみにパイナップルはパイナップル科アナナス属の多年草であり、アダンは「木」、パイナップルは「草」としての分類。石垣島ではアダンの新芽を湯がいてあく抜きし、煮物や炒め物、揚げ物として食べられることもある。なお、果実は繊維質で、食用にはあまり適さない。竹の子の味がして茹でて用いる石垣島の特産としている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[阿檀]食生活について語ろう

  • [アンジオテンシノーゲン]食生活について語ろう

    ・アンジオテンシノーゲンAngiotensinogenあんじおてんしのーげんアンジオテンシノーゲンは主に肝臓でつくられるが、脂肪細胞でもつくられ、内臓脂肪の増加に伴い分泌が高まり、血中濃度が増加する。腎臓から分泌するレニンのタンパク質分解酵素の作用でアンジオテンシンⅠに変化、血流に沿って肺の循環時にアンジオテンシン変換酵素の作用でアンジオテンシンⅡに変わり強力な末梢血管収縮作用を有す。さらに副腎皮質でつくられるアルドステロンの分泌を促す。副腎皮質ホルモンのアルドステロンは血中のカリウムを排泄しナトリウムの貯留する。さらに血液の水分量を増やし、血圧の上昇が見られる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[アンジオテンシノーゲン]食生活について語ろう

  • [イソロイシン]食生活について語ろう

    ・イソロイシンIsoleucineいそろいしん1904年に発見の苦みのある必須アミノ酸、分岐鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)のひとつで1:2:1の割合で最も効率よく利用できる。動植物のタンパク質の多くに含まれ直接のエネルギー源となり疲労回復に有効で甲状腺ホルモンの分泌を促すことで成長促進、血管拡張、肝機能亢進し筋力に働き神経機能調整がある。まぐろ赤身(1.2g/100g中)、とり胸肉皮なし(1g/100g中)、卵(1.4g/100g中)、プロセスチーズ(1.2g/100g中)などの食品に多く含む。摂取量の目安は、成人で20~40㎎/1日当たり体重1kg、最低0.5~0.7g/1人当たり1日を必要としている。タンパク質に広く分布し欠乏することはない。過剰摂取で、アミノ酸とのバランスを崩し免疫機能...[イソロイシン]食生活について語ろう

  • [リボース]食生活について語ろう

    ・リボースRiboseりぼーす単糖類中の五炭糖(Pentoseペントース)であり人の血液中、組織に存在し核酸(リボ核酸)の構成成分で、物質代謝に重要な各種の構成成分として存在する。ビタミンB12、ビタミンB2(リボフラビンRiboflavin)の配糖体の構成糖ともなっている。リボースは、工業的に酵母のRNA(リボ核酸)を原料とし加水分解によって製造している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[リボース]食生活について語ろう

  • [3月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・3月の食の記念日Marchfoodanniversaryさんがつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。毎月、月初めに、配信させていただいておりますのでご期待ください。ということで、今月は、3月に記念日が設けられている食・食品についてです。3月1~8日女性の健康週間平成19年(2007年)4月に策定している。女性の健康づくりを国民運動として展開する。1日デコポンの日デコポン(DEKOPON)の登録商標が認可され(種苗(しゅびょう)登録はされていない)熊本果実連は初出荷日の3月1日を「デコポンの日」として制定し、日本記念日協会に登録している。1日マヨネーズの日1925年の3月に、キユーピー株式会社が日本で初めてマヨネ...[3月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [菱餅]食生活について語ろう

    ・菱餅Hishimochiひしもち3月3日のひな祭りに欠かせない、英語で言うとすれば「diamond-shapedricecakeeatenonDollFestival」の補足をしてひな祭りに食べる菱形の餅、ひしもちを飾ります。菱餅にどの様ないわれがあるのでしょうか。調べま.した。ひし形をした、赤(桃色)・緑・白色の三色が一般的です。菱は、温帯地域の池、沼地に自生する一年草の水生植物です。表面に光沢のある葉が長さ5cmの四角く菱形で回りにギザギザがあり放射状に15、6枚広げ、その中央に白の四枚の花びらをもった径1cm程の小さな可憐な花をつけています。名前の由来として菱形の葉をした様子からヒシ、実がひしいでいる、「ひしぐ」は、つぶれるの意味からとも、実の両端にトゲがあることを緊(ひし)と表現したことからとい...[菱餅]食生活について語ろう

  • [デキストラン]食生活について語ろう

    ・デキストランDextranできすとらんグルコースのみからなる多糖類の一種で、スクロース(ショ糖)を原料として乳酸菌が生産する。冷たい水にも溶け、増粘、保湿のある成分でグルコースを唯一の構成成分とし、α-1,6グリコシド結合を多く含み白色粉末で種類が多く生産する微生物の種類によって分子量が異なり、分子量によって血漿増量剤、虫歯予防剤、抗高脂血症剤、貧血予防に用いられる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[デキストラン]食生活について語ろう

  • [胚芽油]食生活について語ろう

    ・胚芽油Germoilはいがあぶらおもに、米糠油(脂肪酸90.9gのオレイン酸42.0%、リノール酸36.6%、リノレン酸1.4%)、コーンオイル(脂肪酸93.7gのオレイン酸34.7%、リノール酸50.5%、リノレン酸1.5%)、小麦胚芽油がある。穀類の胚芽(種子中米3%、とうもろこし10%、小麦2%)より搾油している。いずれも精白米、コーンスターチ、小麦粉と共に得られる。発芽のために大切な養分がたくさん詰まっているところであり、特に抗酸化作用(油の酸化安定性がある)のあるビタミンEの含有量が100g中で米糠油26.4mg、コーンオイル24.3mgと多く半乾性の食用油、健康食品とし使われる。ちなみにオリーブ油のビタミンEは7.6mg、小麦胚芽32mgとなる。不けん化物のトコフェロール(ビタミンE)、ステ...[胚芽油]食生活について語ろう

  • [バリン]食生活について語ろう

    ・バリンValineばりん1901年(発見者Fisher)、1879年(発見者Schutzenbergerによりアルブミンから)の2説の発見年度がある。少しの苦味と甘味を持った水溶性の物質。人の体内で作ることのできない生命の維持に不可欠なアミノ酸であり、食品から取らなければならないアミノ酸8種のひとつ。中性アミノ酸で造血幹細胞の維持に関与、血液中の窒素バランスを調整、筋肉のエネルギー源となり筋肉の組織で代謝され成長促進、疲労回復に役立つ。イソロイシン、ロイシンとともに分岐鎖アミノ酸(BranchedChainAminoAcid=BCAA)のひとつに含む。ローズによる成人必要量800mg、目安量1.6gといわれ0.8~1.6g/50kg/1日程度。殆ど全ての食品に含まれ、動物性食品、米ではバランスがよい。ご...[バリン]食生活について語ろう

  • [キシロース]食生活について語ろう

    ・キシロースXyloseきしろーすワラ、とうもろこしの芯などに含まれるキシランを加水分解することによって生じるD-キシロース、五炭糖(ペントース)であり融点は、140~160℃、白色の結晶ショ糖の40~70%の甘味がある。溶解度、浸透圧が大きい、吸湿性が少なく、褐変反応が起こりやすく、独特の香気、抗酸化作用、防腐作用がある。動物の消化酵素では消化されず低エネルギーの爽快な甘味料(砂糖の0.7)として用いられる。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[キシロース]食生活について語ろう

  • [八朔]食生活について語ろう

    ・八朔Hassakuはっさくミカン科、柑橘類の交配によって誕生したもので広島を原産地としているが現在主産地は、和歌山県で最も多い産出量がある。耐寒性で、成育が早く、収穫は、12月下旬より行われる。温州ミカンと夏みかんとの間(2~3月)に越冬成熟したものが酸味と甘味が程よく出荷するこの時期が旬。朔は、ついたちの意味で陰暦(旧暦)の八月一日、現在の9月にあたる。この頃より食べられるくらいの大きさになることからが名前の由来という。農家では、その年収穫された穀物に感謝し祝う田実(たのみ)の節句として知られ、頼みにかけて、日頃お世話になっている人に贈り物をするようになった。直径10cm程度の扁球形、400g前後で果汁は少なく夏みかんより甘味があるが果皮、果肉とも硬い。生食、和え物、マーマーレードとして利用する。他の...[八朔]食生活について語ろう

  • [鹸化]食生活について語ろう

    ・鹸化Saponificationけんかエステル(アルコールと酸[脂肪酸・有機酸]が結合して水を失ってできた化合物)を加水分解してカルボン酸とアルコールに変える反応、油脂をアルカリ(水酸化カリウム・水酸化ナトリウム)と加熱して石鹸(脂肪酸のアルカリ塩)とグリセリン(グリセロール:水、アルコールに溶ける無色、無臭、粘っこい液体で甘味がある)になる反応をいう。石鹸の製造に広く使われている。油脂1gを鹸化するのに必要な水酸化カリウム(KOH:苛性カリ)又は水酸化ナトリウム(NaOH:苛性ソーダ)のmg数を鹸化価Saponificationvalueという。油脂の脂肪酸の分子の大小、種類によって鹸化価が異なるが、油脂の種類によってほぼ一定している。不ケン価物が少なく、分子量の小さい脂肪酸を含んでいる油脂類では値が...[鹸化]食生活について語ろう

  • [発芽玄米]食生活について語ろう

    ・発芽玄米Sproutbrownriceはつがげんまい1994年農水省研究機関が発芽玄米よりギャバを発見し注目を浴びていた。玄米は、白米に比べてビタミン、ミネラル、食物繊維が多く栄養価は高いが、ぽそぽそとして噛み応えがあり食感、食味、消化、吸収率(精白米飯:タンパク質88.8%、脂質91.6%、玄米飯:タンパク質69.2%、脂質80.3%)が悪く敬遠してきた。発芽玄米は、玄米よりも更に有効成分を引き出すとし最近は、発芽米と称して玄米を水につけて1mmにも満たないぐらいの発芽をさせてその眠っていたエネルギー、栄養価を引き出した米が店頭に並ぶようになった。発芽処理によって、玄米中では吸収されにくかった鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル類の吸収も良くなる。また、アミノ酸は旨み成分へ、デンプンは甘味...[発芽玄米]食生活について語ろう

  • [馬乳酒]食生活について語ろう

    ・馬乳酒HorseMilkalcoholicdrinksばにゅうしゅクミスKumiss(アルコール1~2%)の類があり馬乳酒の起源は定かでないが、中央アジアで多く飲まれている。馬乳酒が作られる期間は、馬が出産を終えた初夏から9月頃までの、搾乳可能な2ヶ月程だけ。その他の季節では馬乳が取れない他、季節によっては気温が発酵させるために必要な温度に達しない。第一次世界大戦当時にグルカ兵(ネパールの山岳民族)が多く飲用しグルカ兵の結核罹患者が少なかったことから、結核を防ぐ飲み物として広まったとしている。モンゴルでは人間は「赤い食べ物」と「白い食べ物」で生きているという考えがあり、赤が肉、白が乳製品を指す。肉食中心の遊牧民の生活において、貴重な野菜の代わりにビタミンやミネラルを補うものとして大量に飲まれる。馬乳(ば...[馬乳酒]食生活について語ろう

  • [鰻の代用鯰の養殖]食生活について語ろう

    ・鰻の代用鯰の養殖近畿大学FreshwatereelsubstituteforcatfishAquacultureうなぎだいようのなまずのようしょく黒マグロの養殖研究で知られる近畿大では、なまずの養殖に取り組んでいます。近畿大学では、平成21年に輸入のヨーロッパウナギがワシントン条約により制限を受けるようになり養鰻(ようまん)業者らから相談を受けたのがきっかけで研究が始まりました。2014年6月にはニホンウナギの絶滅危惧種に指定を受け、さらに稚魚であるシラスウナギの不漁も重なり、ウナギの蒲焼きは高騰していました。日本のウナギ消費は2000年がピークで約16万トンでしたが、その後、年間消費量は減少し続けて2013年の消費量は3万5千トン弱と、2000年の約8割減となっているようです。平成27年(2015年)...[鰻の代用鯰の養殖]食生活について語ろう

  • [プロタミン]食生活について語ろう

    ・プロタミンProtamineぷろたみん単純タンパク質で水、アンモニア溶液に可溶な熱で凝固しない強塩基性(アルカリ性)のたんぱく質(アルギニン6割)として存在する。魚類の精巣に多くサルミンSalmine(鮭白子)、スツリンSturine(カレイの白子)、クルペインClupeine(にしんの白子)、スコンブリンScombrine(鯖白子)などがある。天然既存食品添加物、保存料として、アルカリ側領域で制菌作用が強く耐熱性芽胞菌に対して細胞膜の溶解、透過性亢進を引き起こすことなくネバネバの発生を防ぎ抗菌する。麺、デンプン質の洋菓子、和菓子、水産・畜産練製品、惣菜、核酸系調味料等に用いている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[プロタミン]食生活について語ろう

  • [グルテリン]食生活について語ろう

    ・グルテリンGlutelinぐるてりん単純タンパク質でタンパク質を溶解する性質によって分類したものであり希アルカリ、希酸で可溶、水、中性塩に不溶な、熱により凝固する物質をグルテリンとしている。小麦のグルテニン、大麦からのホルデニン、米からのオリゼニンなど植物の種子、とくに穀類に含む。コムギ、オオムギにはグルテリンがプロラミンとともにかなり多く含むが、トウモロコシ、エンバクではグルテリンは少なくプロラミンが多い。普通の米では逆にプロラミンが少なくオリゼニンが大部分を占める。アミノ酸組成はグルタミン酸を多く含み、プロリンは少ない。低グルテリン米は、消化されやすいグルテリンが少なく難消化性のタンパク質プロラミンの割合が高くなっている米でタンパク質の量そのものは変わらない。ご愛読戴きましてありがとうございます。よ...[グルテリン]食生活について語ろう

  • [パラアミノ安息香酸]食生活について語ろう

    ・パラアミノ安息香酸(PABA:Para-amimnobenzoicacid)ぱらあみのあんそくこうさん水溶性ビタミンB群に属し葉酸の構成成分でパントテン酸の吸収を助け抗ストレスビタミンともいわれ葉酸とともに白髪を遅らせるといわれる。腸内の有用菌の繁殖を促し、たん白質の代謝に関与する。不足すると貧血、イライラ、頭痛を起こしやすい。卵、肝臓、牛乳、胚芽、玄米に多く含む。日焼け止、紫外線対策によく、しわや、はだの老化を予防し皮膚の健康を保つ。必要量の基準は特に定められていないが、極端な大量摂取で吐き気、不快感、肝機能障害を起こす。パラアミノ安息香酸エステルとして醤油、酢、清涼飲料水、果菜の表皮などに保存料、防腐剤として利用している。&・パラPara,Perぱら接頭語で反対側に、越えてを意味するギリシャ語であり...[パラアミノ安息香酸]食生活について語ろう

  • [エステル]食生活について語ろう

    エステルEsterえすてるアルコールと有機酸(脂肪酸、酢酸など)の酸と結合し水が除かれた化合物を一般にエステルという。例えば酢酸とアルコール(エタノール)が一緒に合わさって酢酸エチルと水ができ、低級脂肪酸と低級アルコールが脱水反応により生じた低級のエステルであり一般に揮発性で芳香がある。酢酸エチル(果実香)、ギ酸エチル(もも・ラズベリー香)、酪酸エチル(パインアップル)として清涼飲料のエッセンスに利用し、また天然の果実、植物に広く存在している。高級脂肪酸とか高級アルコールになると分子量が大きくなって揮発しないがために無臭になる。油脂(長鎖脂肪酸とグリセリン)、ロウ(長鎖脂肪酸と長鎖アルコール)もエステルの部類に属する。汚れを溶かす作用が強く溶剤としても使われている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よ...[エステル]食生活について語ろう

  • [毒のある花]食生活について語ろう

    ・毒のある花Flowerofpoisonousどくのあるはな有毒植物は、数多く知られていますが、初春から初夏にかけて芽吹きそして花を咲かせます。今回は特に、花にこだわってみました。お花はその毒性とは裏腹にそれぞれに美しく、そしてはかなく、げなげな姿をして、花の命は短くてといわれます。毒草の多くに見られているのは、猛毒性のあるアルカロイド系アコニチンやメサコニチンなどの成分です。特に根の毒性が強く、致死量は0.1~1gと微量なのです。また、花粉にまで毒を含んでいることが特徴となっています。初春から初夏にかけて咲く花の毒性植物についてのご紹介です。◇アセビ馬酔木(ツツジ科):全草有毒でアセボトキシンAsebotoxinやグラヤノトキシンGrayanotoxinなどで中毒すると、悪心、下痢、痙攣、呼吸麻痺などで...[毒のある花]食生活について語ろう

  • [スパイス]食生活について語ろう

    ・スパイスすぱいす寒い日が続きます。唐辛子を靴下の中に入れておくと、保温になるといいますが、口の中に入れたときと同じように、辛味の成分が皮膚に直接付着すると、入浴時、コタツに入った時などにヒリヒリと痛みます。くれぐれも注意してください。七味唐辛子には、色合いもよく粉末唐辛子、ごま、粉山椒、麻の実、しその実、陳皮(みかんの皮)、青のりの風邪予防効果の高い7種類の食材を調合してつくられています。体の中から暖める、発汗作用のあるスパイスについてのご紹介です。風邪の引き始めによく生姜湯がいいといいます。七味唐辛子とその他の風邪によいと思われるスパイスについて調べました。唐辛子:辛味のカプサイシンの発汗作用があり新陳代謝をよくし体脂肪の燃焼させる。血液の循環を活発にする効果があるとされ、そのため、体温が上昇して汗を...[スパイス]食生活について語ろう

  • [リボ核酸:RNA]食生活について語ろう

    ・リボ核酸RibonucleicacidりぼかくさんRNA(Ribonucleicacid)で糖のリボースRiboseを含む核酸で、生物の細胞内に広く分布する。細胞の生理作用に関与し、細胞の核としてDNA(デオキシリボ核酸)、その内外に原形質がRNA(リボ核酸)として存在し生き物の遺伝、成長に関係しRNAはDNA(Deoxyribonucleicacid)から情報を受け取って、たんぱく質を合成している。成長期を過ぎると肝臓で核酸を合成する能力は衰えてくる。RNAはタンパク質の合成を終えると分解されてしまう。損傷を受けたり老化などが原因で、さまざまの病気を発症しやすく、脳の中のRNAが十分に合成されなくなると、脳に必要なタンパク質の生成が、充分に行なわれなくなり記憶力などの衰えにつながりアルツハイマーを発症...[リボ核酸:RNA]食生活について語ろう

  • [ハラペーニョペッパー]食生活について語ろう

    ・ハラペーニョペッパーChileJalapeno(harapenyo)はらぺーにょぺっぱーナス科、トウガラシの一つで。メキシコを代表する青唐辛子で、辛さは中程度(2500-8000スコヴィル)。名称はその発祥の地といわれているベラクルス州のハラパXalapaに由来する。ハラペノやヤラピノ等と呼ぶこと事もある。酢漬けなどにして市販しているが、生でメキシコ料理やピザに良く用いる食材で、多くのメキシコ料理店ではハラペーニョをタマネギやニンジンと一緒にピクルスにしたハラペーニョ・エン・エスカベーチェJalapenoenescabecheに人気がある。タバスコの緑の瓶のものはハラペーニョという青唐辛子から作られ辛さ、酸味が軟らかくサルサソースやタコスなどに用いている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情...[ハラペーニョペッパー]食生活について語ろう

  • [アクアポニクス] 食生活について語ろう

    テレビ東京「昼めし旅」でアクアポニクスをしている人を訪ねていました。チョウザメを育て、八房唐辛子を栽培、七味唐辛子を作りネット販売をしているようです。[アクアポニクス]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・アクアポニクスあくあぽにくす魚の養殖のアクアカルチャーAquacultureと水耕栽培ハイドロポニクスHydroponicsを融合した造語、さかな畑ともいいます。魚の養殖とおもに葉...gooblog[蝶鮫]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・蝶鮫Sturgeonちょうざめチョウザメ科、アジア大陸北部、ヨーロッパ、北アメリカなど北半球のみに生息し、海水域と淡水域を産卵のために往復するものと、淡水域のみで生息...gooblog[八房]食生活について語ろう-gooブログはじめまし...[アクアポニクス]食生活について語ろう

  • [チョコレート]食生活について語ろう

    ・チョコレートChocolateちょこれーとチョコレートの原料のカカオは歴史が古く、紀元前2000年前にはすでにアステカ(メキシコ)で作られていた。カカオは、学名をテオブロマカカオTheobromaCacaoといい、このテオブロマとは、「神様の食べもの」という意味があり、古くから珍重している。当時カカオはカカオトルと呼ばれ、それをすりつぶしてスパイスを加えたものがショコラトルといいチョコレートの語源といわれる。マヤやアステカの王侯(おうこう)たちが飲用としていたが当時は甘くない飲み物だった。また当初のカカオ豆は、果肉や種の周りの繊維の部分を食べていたが、山火事で焦げたカカオ豆を食べたところ美味しく、良い香りがしたことがチョコレートの始まりだったという。チョコレートは新大陸発見や16世紀にスペインによる征服...[チョコレート]食生活について語ろう

  • [プレバイオティクス]食生活について語ろう

    プレバイオティクスPrebioticsぷればいおてぃくす先の1989年にプロバイオティクス(Probiotics有用菌体を含む向上物質、食品)が、アンチバイオティクス(抗生物質Antibiotics)に対する語として生まれた。その後1995年イギリスのギブソンGibsonらがプレバイオティクス(Prebiotics:Pre前に、先立って)を提唱している。人や動物が直接消化酵素を持って消化できないが腸内細菌が餌として利用することで増殖しそのことが体内における腸内細菌叢(そう)を改善する。有用な微生物、細菌として代表的な菌で乳酸菌・ビフィズス菌を助け増殖させ健康の維持に役立つ難消化性食品、食物繊維、オリゴ糖などをプレバイオティクスという。胃で消化されずに大腸に生息する菌の餌となってビタミンB群などを生成する。...[プレバイオティクス]食生活について語ろう

  • [n-3系脂肪酸]食生活について語ろう

    ・n-3系脂肪酸n-3polyunsaturatedfattyacid/omega-3fattyacidえぬ3けいしぼうさん.n-3系脂肪酸n-3fattyacid,ω(Omega)-3fattyacidえぬさんけいしぼうさん油は一般的にはトリアシルグリセロールというグリセリンに脂肪酸が3分子結合した形をしています。脂肪酸は簡単に言うと、油の部品ともいえ、多くの種類があり、それぞれに特性があります。ω-3もn-3も同じ意味です。オメガとは、ギリシャ語アルファベットの中で一番最後の文字であり脂肪酸の端から数えて3番目の炭素に二重結合があるということを意味しています。右端からのオメガ(ω)炭素から3番目だからオメガ3と呼ばれます。生理学系ではオメガ3系脂肪酸が右側の炭素からカウントω側からの炭素から数える習慣...[n-3系脂肪酸]食生活について語ろう

  • [触媒]食生活について語ろう

    ・触媒Catalyser/Catalystしょくばい自らは変化することなく一定温度で他の物質の反応速度を変化させる物質のことで、反応速度を増加させるものを正触媒、反対に減少させてしまう物質を負触媒という。化学反応を引き起こすために必要な活性化エネルギーを下げることができる物質のこと。触媒を加えることにより化学反応が低いエネルギーで起こすことができ、触媒は反応物の構造内に残らない。生体内でもデンプンを分解するアミラーゼ、タンパク質を分解するペプシン、油脂を分解するリパーゼなど、人体の中で化学反応を促進する酵素も触媒としての働きをしている。微生物は数々の触媒(酵素)反応を組み合わせて、糖からアルコールや乳酸を合成する発酵も触媒反応のひとつに含まれる。鉄(Fe)を主成分とした触媒で窒素と水素(H2)を化学反応さ...[触媒]食生活について語ろう

  • [胡麻油]食生活について語ろう

    ・胡麻油Sesameoilごまあぶら胡麻の種子を香味を生じさせることから高温で煎り圧搾し白色(含油量55%)、褐色、黒色(50%、収量が多い)が得られ、精製も不純物を軽く除く程度としている。比較的値段が高いことから大豆油と混合し調整油としていることが多い。マイナス6度で固まり、特有の香味(こうみ)があり、貯蔵に耐え、和え物、天ぷらに用いる。ごま油100g中でエネルギー884kcal、水分0g、タンパク質0g、脂質100g(飽和脂肪酸14.2g・一価不飽和脂肪酸39.7g・多価不飽和脂肪酸41.7g)、炭水化物0g、灰分0g、ビタミンA効力:0μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE効力:2.8mg、ビタミンK:13.6μg、ビタミンB1:0mg、ビタミンB2:0mg、ナイアシン0mg、ビタミンB6:0mg...[胡麻油]食生活について語ろう

  • [高齢者の食事]食生活について語ろう

    高齢者人口は、2020年まで増加しその後は、しばらく横ばい状態が続くようです。高齢になってくると、病気もさることながら、身体的機能などの様々の衰えが見られてきます。出来る限りの生活の質の向上を目指して、公的機関の利用と合わせながら、介護を必要とする人も、する人も、より良い生活を望んでいます。そのための情報として記載しました。[高齢者の食事]食生活について語ろう-gooブログはじめました!◎高齢者の食事Mealofelderlyこうれいしゃのしょくじ全体人口のなかで65歳以上の人口が7%を超えた社会を高齢化社会と呼び14%を超えると高齢社会、21%を超えると「超高齢社会...gooblogご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[高齢者の食事]食生活について語ろう

  • [ナリンギン]食生活について語ろう

    ・ナリンギンNaringinなりんぎんナリンジンフラバノン配糖体、フラボノイドの一種であり柑橘類の苦味の強い成分で苦味の原因物質の多くを占める。粘膜を刺激してかゆみ、ヒリヒリ、チクチクした感じを引き起こしている。白色、針状結晶、熱水、アルコールによく溶ける。果皮、じょうのう(小袋)、種子に多く成熟につれ減少する。グレープフルーツ、スウィーティー(果皮、さのうとも)に多く、温州(うんしゅう)みかんには殆ど含まない。加熱、果汁への混入によって苦味を強く感じる。毛細血管を丈夫にし抗炎作用、動脈硬化を予防する作用がある。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ナリンギン]食生活について語ろう

  • [パラチノース]食生活について語ろう

    ・パラチノースPalatinoseぱらちのーす蜂蜜、サトウキビに含む、ぶどう糖と果糖が一個づつ結びついているニ糖類として存在するが、ショ糖もぶどう糖と果糖からなるニ糖類であるがその結びつき方が異なる。人工的、工業的にはショ糖に微生物を作用させ製造する。パラチノースオリゴ糖は人の消化酵素では消化されず大腸までたどり着きビフィズス菌の餌となり有用菌であるビフィズス菌を増殖させ解毒作用があり肝機能改善に役立つ。甘味度は砂糖の45%、2kcal/1g、結晶しやすいのでチューインガム、チョコレート、キャンデーに用いている。還元パラチノースは、パラチノースに水素を添加し作られる糖アルコールで低カロリーかつ吸湿性が低くさらっとした甘味が特長。この特長を活かして日本ではキャンディーへの使用が中心だが最近になってガムにも利...[パラチノース]食生活について語ろう

  • [グリコシダーゼ]食生活について語ろう

    ・グリコシダーゼGlycosidaseぐりこしだーぜ糖加水分解酵素でグリコシド(配糖体:糖とそれ以外の物質になるもの)や少糖類からグリコシド結合の切断により、加水分解して単糖を切り離す酵素の総称。切断する糖残基の結合に従ってβ-ガラクトシダーゼ、α-グルコシダーゼなどと呼ぶ。配糖体を構成している糖にブドウ糖(グルコシダーゼGlucosidase)、マンノース(マンノシダーゼ)、ガラクトース(ガラクトシダーゼ)、)、キシラン(キシラナーゼXylanase)、ラムノース(ラムノシダーゼRhamnosidase)などがありそれを加水分解する酵素のことで、グリコシダーゼという。甘茶は、乾燥させることによって酵素が作用し糖が切り離され苦味がなくなり甘味を感じる。大豆のイソフラボンは、外部で、または腸内細菌によってア...[グリコシダーゼ]食生活について語ろう

  • [ひめじ]食生活について語ろう

    ・比売地・比賣知Stripedfingoatfishひめじヒメジ科、日本の中部以南の水深100m以浅の砂地に生息、やや側扁し、体側に赤い斑紋が散らばる。下あごに一対の感覚器官の黄色のひげのある体色は紅色で全長20cmになる海産魚。鱗は軟らかく剥げやすく中骨はやや硬い。ヒメジ科の魚は大小様々に生息するが共通するのは長い口ひげを有し中型から大型のものはヨーロッパなどでは高級魚として扱われている。産卵期は夏から秋といわれ1~3月を旬とする。透明感のある白身で身離れがよく、色合いからルジェー(赤い色合い)として刺身、汁物、揚げ物、ムニエルなどに使われる。煮干し、干もの、練り製品などにも加工している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ひめじ]食生活について語ろう

  • [浜納豆]食生活について語ろう

    ・浜納豆Hama-nattoはまなっとう大豆を煮て小麦粉、麹菌を加えて2~3日室〔むろ〕にいれたものを食塩水と共に樽に入れる。重石をして半年熟成させるが途中で山椒、生姜をいれ調味する。汁気を取り除いたものを天日乾燥させ製品とするので貯蔵性がよい。ねばねばしない納豆で、ご飯にかけて、またつまみとして利用している。浜松の名産となっており塩納豆、寺納豆(京都)、塩辛納豆、一休納豆ともいわれる。100g中でエネルギー271kcal、水分24.4g、タンパク質18.6g、脂質8.1g、炭水化物31.5g、灰分17.4g、ナトリウム5600mgを含む。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[浜納豆]食生活について語ろう

  • [2月の食の記念日]食生活について語ろう

    ・2月の食の記念日Februaryfoodanniversary2がつのしょくのきねんび食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。ということで、今月は、2月に記念日が設けられている食・食品についてです。2月1日◇メンマの日メンマの製造販売を行う株式会社富士商会が1950年2月1日に設立したことから制定している。◇ガーナチョコレートの日株式会社ロッテがガーナミルクチョコレートが誕生した日の1964年(昭和39年)2月1日であることから代表的商品のPR目的として人気のガーナチョコレートが誕生した日にちなんで制定する。◇3日海苔巻きの日1977年(昭和52年)に大阪のり問屋組合によって道頓堀のイベントとして行われていたものであったが、1987...[2月の食の記念日]食生活について語ろう

  • [味噌]食生活について語ろう

    味噌Miso;Soybeanpasteみそ醤油と共に中国より日本に導入している代表的な調味料で未醤(みしょう)より転じて味噌となったといわれ醤油に比べ熟成の度合いは少ない。1982年(昭和57年)9月30日に全国味噌工業共同組合連合会、健康づくり委員会によってミソカ(30日)に引っ掛けて消費減少に歯止めをかけることをねらいとして毎月30日を「味噌の日」と制定した。味噌の消費量は、関西より関東で多く消費するが国民健康・栄養調査により1日に1950年(s25年)30.1g、1960年(s35年)26gと減少傾向を示し最近では、15gを下回る。食生活が和洋中華と多様化、ファミリーレストランでの外食、何よりも3食の味噌汁を取ることへの減塩運動があげられる。味噌の消費拡大は難しいが味噌の良さを見なおし日本の伝統食と...[味噌]食生活について語ろう

  • [アンジオテンシン]食生活について語ろう

    ・アンジオテンシンAngiotensinあんじおてんしんアンギオテンシンとも呼ばれ体内でレニンより産成、存在するホルモンで、腎性の血圧を上昇させ調整する物質として知られる。レニン基質(アンジオテンシノーゲンAngiotensinogen)にレニンRennin(蛋白質分解酵素)が作用して生成されるポリペプチドとして昇圧ホルモンの総称のことをいう。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[アンジオテンシン]食生活について語ろう

  • [フェニルアラニン]食生活について語ろう

    ・フェニルアラニンPhenylalanineふぇにるあらにん1881年に発見し、微かに苦味が感じられ水に溶けにくく多くの食材の蛋白質中に存在する芳香族アミノ酸。人体で合成しないアミノ酸であり必須アミノ酸のひとつ。チロシンは、フェニルアラニンの酸化生成物でフェニルアラニンがないと合成できないのでチロシンよりフェニルアラニンへの体内での変化は起こらない。神経機能に作用し神経伝達物質として脳の活性化に働く。アミノ酸を正常に活性化させるためには、さらにビタミンB群、C、カルシウムなどの必要量を確保することが重要。たんぱく質中に広く存在し最小必要量として15~20mg/1kg/1日程度だが、必要量に不足の必須アミノ酸があると、そのアミノ酸のために栄養が制限されてしまうので必須アミノ酸が必要量そろっていることが重要と...[フェニルアラニン]食生活について語ろう

  • [*ヘモグロビン]食生活について語ろう

    *ヘモグロビンHemoglobinへもぐろびんたんぱく質の一種のグロビンと色素ヘマチンHematinとが結合して生じた物質であり血液中の赤色の色素蛋白質であり酸素を運ぶ働きをしている。血色素ともいわれタンパク質のグロビンとヘムの鉄を含んだポルフィリンPorphyrin(ヘム)誘導体の混合物とされる。ヘモグロビンは赤血球の30%以上を占め乾燥重量で95%に及び赤血球の中にある。一酸化炭素中毒(CO中毒)は、酸化炭素(carbonmonoxide;CO)はヘモグロビンとの結合性が酸素(O2)の200~300倍も高く、血液中では一酸化炭素ヘモグロビン(COHb)となり、酸素化ヘモグロビン(O2Hb)から酸素の解離を妨げることで組織への酸素供給を低下させ、頭痛、めまい、嘔吐などの中毒症状を引き起こします。炭素を含...[*ヘモグロビン]食生活について語ろう

  • [ のらぼう菜]食生活について語ろう

    ・のらぼう菜のらぼうなアブラナ科アブラナ属、関東地方で広く栽培し、おもに東京都の西多摩地方や埼玉県飯能市周辺で栽培、江戸時代にはすでに食べられていたようだ。場所によってかき菜、芯切菜、宮内菜、埼玉や東京では、のらぼう菜などといわれる。収穫は11~4月で、寒さに遭った春先2~3月が甘さが強くて一番美味しい。菜の花に似るが、花まで食べられてほろ苦いのが菜の花。花は食べずに、苦みやえぐみが少ないのがのらぼう菜ともしている。おひたし、油炒め、味噌汁の実としている。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[のらぼう菜]食生活について語ろう

  • [ストレス]食生活について語ろう

    高齢になってくると、病のこと、身の回りのことと色々とストレスとなって食欲旺盛に、反対に食欲不振になったりする事があります。自律神経の乱れからくることもあるようです。副腎皮質ホルモンによって分解、また生成されるときに、たんぱく質、ビタミンC、ビタミンB群のビタミンB1、B6とパントテン酸を大量に消費するといわれています。[ストレス]食生活について語ろう-gooブログはじめました!・ストレスStressすとれす年末が近づくと、何とはなしに気ぜわしく、ストレスが溜まりがちになります。ストレスの味方になってくれる栄養素を取り入れたいですね。基本は、...gooblogご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります.[ストレス]食生活について語ろう

  • [ポルフィリン]食生活について語ろう

    ポルフィリンPorphyrinぽるふぃりん窒素原子を一個含む分子内にピロールPyrrole(コルタールなどに存在するクロロホルム臭のある無色の液体)を部分構造として含む化合物のピロール環がメチル基(CH3)をはさんで4個つながり環状Tetrapyrroleになったものを母核Scaffold(中心となる構造)とする一群の化合物。金属と非金属の原子、分子の結合する錯体[複数の物が交じる]を作り、中心原子が鉄のヘモグロビン、コバルトのシアノコバラミンCyanocobalamin(ビタミンB12)、マグネシウムのクロロフィルなど、動植物の生理に重要なものが多い。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[ポルフィリン]食生活について語ろう

  • [ブロッコリー]食生活について語ろう

    ・🥦ブロッコリーBroccoliぶろっこりー冷凍)ブロッコリー500g:¥388で購入してコーンを散らしマヨ-ネズを載せて最近はまっています。1990年代にアメリカ国立癌研究所で主になり植物に含まれる化学物質の中でがんを予防するために役に立つ可能性のあるものを特定した食材を掲げたデザイナーフーズ計画に載せてありました。農林水産省によると、指定野菜の追加は、1974年のジャガイモ以来、約50年ぶりだといいます。今までの指定野菜14品目は、1)キャベツ、2)きゅうり、3)さといも、4)だいこん、5)トマト、6)なす、7)🥕人参、8)ねぎ、9)はくさい、10)ピーマン、11)レタス、12🧅)玉葱、13)🥔ジャガイモ、14)ほうれんそうでした。指定野菜になることで、国の需給ガイドラインに基づいて供給計画を立てられ...[ブロッコリー]食生活について語ろう

  • [アミノ酸の代謝]食生活について語ろう

    ・アミノ酸の代謝Aaminoacidmetabolismあみのさんのたいしゃアミノ酸は、循環している血液中から各組織に運ばれ各組織のたんぱく質に合成したり組織の新生、補修に用いられています。主な働きとして1.体たんぱく質の合成素材となります。2.たんぱく質以外の窒素化合物としてビタミン、ホルモン、補酵素、核酸など生合成に必要です。3.アミノ基があるとアミノ酸は酸化的分解を受けにくいので、アミノ酸からエネルギーを生み出すためには、まず、アミノ基を除去することが必要となります。脱アミノ反応で遊離したアミノ基の再利用、尿素として排泄、一方の炭素骨格は、再びアミノ化してアミノ酸として、また脂肪・炭水化物の代謝経路に入りエネルギー源として全体の10-15%がさらにグリコーゲン、体脂肪として体内に貯蔵しています。1)...[アミノ酸の代謝]食生活について語ろう

  • [アラニン]食生活について語ろう

    ・アラニンAlanineあらにん生体内ではピルビン酸にアラニントランスアミナーゼAlaninetransaminaseの作用を受けてグルタミン酸よりアミノ基が転移して生合成する。天然のタンパクに含まれるアミノ酸はすべてα-アラニンで難水溶性で甘味があり、絹タンパク質のフィブロインFibroinに多く存在する非必須アミノ酸のひとつ。ほかにトウモロコシのゼイン・ツェインZein、羊毛にも含む。β-アラニンはタンパク質の構成成分ではないがパントテン酸やカルノシン、アンセリンの補酵素としての構成成分で、前駆物質として知られている。アラニンはエネルギーを生み出す過程でつくられ、その後肝臓へ移動し、再び、エネルギー源となるグルコースをつくるために利用する。脂肪を燃焼させ、インスリンの分泌を促す。肝機能を保護する作用が...[アラニン]食生活について語ろう

  • [タラバエビ科]食生活について語ろう

    ・タラバエビ科Pandalidaeたらばえびか遊泳類のエビの種類でエビ目[十脚目(じっきゃくもく)]・エビ亜目・コエビ下目の分類群の一つであり世界で140種ほどが知られる。タラバエビ属Pandalus(ホッカイエビ[体長13cm])・(ホッコクアカエビ:南蛮えび・甘エビ[体長15cm])・トヤマエビ(体長25cm)、ボタンエビ(体長15cm)などがある。他にモロトゲエビ属Pandalopsis(ブドウエビ[体長20cm])、ビシャモンエビ属Miropandalus(ビシャモンエビ[体長1-2cmほど])、ジンケンエビ属Plesionikaなどがある。タラがすむ海、寒海にすむエビということだが、ジンケンエビ属Plesionikaでは熱帯地方で深海の冷たい海に生息する。タラバエビ科の多くはは水温の低い、深い海...[タラバエビ科]食生活について語ろう

  • [アフラトキシン]食生活について語ろう

    アフラトキシンAflatoxinあふらときしんイギリスで1960年に七面鳥X病の原因菌として発見している。日本での分布はほとんどみられなく熱帯や亜熱帯地方の海外からの輸入された汚染された種実類(ピーナッツ、とうもろこし、ナッツ類)、穀類、その加工品などの多くの食品に自然に付着していることが多い。発ガン性を示すカビ毒としてアフラトキシンと肝臓ガンとの関係が高いことがWHO(世界保健機構)からの報告で示している。ヒトの急性中毒事例で黄疸、嘔吐、下痢などがあり重篤な場合は死亡する。耐容摂取量の規定の定めはいまだになく多くは数mg/kg以上のアフラトキシンで汚染の食品の摂取で起きたことを報告している。汚染されたものは、分解温度が260~300度と高く取り除くことが難しく平成23年(2011年)より総アフラトキシン...[アフラトキシン]食生活について語ろう

  • [白血球]食生活について語ろう

    ・白血球Leukocyte/Whitebloodcell(WBC)はっけっきゅう骨髄・リンパ節などでつくられ、形は不定で核があり、生体の防御に関与する。運動することによって血中の白血球の数は増加し、その速度というのは区画によっても違い、運動の時間や運動の激しさによっても変わってくる。人の安静時の、循環する血液の中の白血球は1%ほどで白血球のほとんどは肺や脾臓、そしてリンパ節や腸などの細胞プール内に蓄えられている。末梢血管では数に個人差があり、さらに風邪をひいていたりする場合にも短い時間で数が変わる。形態や染色性から顆粒球(好中球Neutrophil、好酸球、好塩基球)、単球、リンパ球Lymphocyteの5種に分類できる細胞種の集合体で、細胞核を持つ。殺菌作用があり、免疫機能にも作用する。血中の数は350...[白血球]食生活について語ろう

  • [複合蛋白質]食生活について語ろう

    ・複合蛋白質Compound(Conjugated)proteinふくごうたんぱくしつ単純蛋白質(蛋白質を加水分解した時にアミノ酸とその誘導体のみを生ずる蛋白質をいう)に対し、1.リン(リン蛋白質:カゼイン、卵黄ビテリン)、2.糖(糖蛋白質:ムコイド)、3.色素(色素蛋白質・金属タンパク質:ヘモグロビン、チトクローム)、4.核蛋白質(細胞膜、魚類の精液)、5.リポ蛋白質(蛋白質にレシチン、ケファリン[複合脂質]が結合したもの)などが結合している蛋白質のこと。生体の細胞に含み生理活性のある、他の物質と結合して存在して、酵素に多く、分解によって蛋白質以外の物質がみいだされる。タンパク質部分は、熱に弱いが非タンパク質(補酵素)は熱に強い。タンパク質と結合している物質を補欠原子団という。ご愛読戴きましてありがとう...[複合蛋白質]食生活について語ろう

  • [シニグリン]食生活について語ろう

    ・シニグリンSinigrinしにぐりんワサビ、黒辛子、大根、クレソンのアブラナ科野菜に含む辛味成分の元となりやや苦味のある含硫配糖体とし存在する。そのままの状態ではあまり辛味を感じないが、すったり、刻んだりすることにより酵素ミロシナーゼMyrosinaseによって加水分解されアリルイチオシアネートAllylisothiocyanate(アリル辛子油)となり辛味を生じる。胃腸の働きをよくし食欲を増進させ新陳代謝を活発にしビタミンンB1、B2の吸収をよくする。解毒作用、殺菌作用があり、消臭、口臭を予防する。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[シニグリン]食生活について語ろう

  • [世界の食生活の歴史と現状]食生活について語ろう

    ・世界の食生活の歴史と現状Historyandcurrentsituationofworldeatinghabits・lifeせかいのしょくせいかつのれきしとげんじょう今から約600万年前~700万年前にヒト(人類)の祖先がチンパンジーの祖先と別れたことでヒトの誕生です。人類は、立って歩き手で道具をあつかっようになった猿人(約600万年前に出現:アウストラロピテクス)➡原人(約180万年前に出現:ホモ・エレクトス)➡旧人(約30万年~5万年前に生存ネアンデルタール人)➡新人(約32万年前に出現:ホモ・サピエンスHomosapiens・クロマニョン人Cromagnonmanなど)の順に進化をしていたと考えられています。人類が一番始めに石器を使いはじめたのは今から約300万年前のこととしています。50万年前に...[世界の食生活の歴史と現状]食生活について語ろう

  • [DASH食]食生活について語ろう

    ・DASH食だっしゅしょくDASH(DietaryApproachestoStopHypertension)食事プランはアメリカで勧められた高血圧予防のための食事療法。ある特定の成分、食品ではなく食品全体からの組み合わせを中心にした現代の食事で不足しがちな成分のカリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、良質なたんぱく質などを多く含む。これらの栄養素は血圧を下げる作用のあることが知られる。DASH食事プランはアメリカ人向けで塩分制限を含まないものだが、日本人向けに血圧に対する効果は、さらに食塩の制限を加えるとよい。この食事法の栄養バランスを示すタンパク質、脂質、炭水化物比率(PFC)は、総カロリーに対して総脂肪が27%、飽和脂肪酸が6%、タンパク質が18%、炭水化物が55%としている。日本人には、脂肪の...[DASH食]食生活について語ろう

  • [パントテン酸]食生活について語ろう

    ・パントテン酸Pantothenicacidぱんとてんさん1931~1933年に鶏の皮膚炎の回復、微生物の発育促進因子ビオス(Bios)として分離している。パントテン酸は、ギリシャ語のどこにでも存在するという意味からで動植物にひろく含まれる。ビタミンB5、パンテノール、D(+)-N-(2,4-ジヒドロキシ-3,3-ジメチルブチリル)-β-アラニンともいう。光・熱・酸素に安定している。酵母、納豆、野菜、胚芽、肝臓、穀類、肉類、魚介類、乳類、豆類など多くのものに含む。酸、アルカリで分解しやすい。腸内細菌の働きによって合成される。人工的にも合成しカルシウム塩(パントテン酸カルシウム)としてパントテン酸強化に用いられる。極端に大量に摂取すると吐きけや不快感を起こすことが知られる。アセチル化に関与するCoA:Coe...[パントテン酸]食生活について語ろう

  • [パントテン酸]食生活について語ろう

    ・パントテン酸Pantothenicacidぱんとてんさん1931~1933年に鶏の皮膚炎の回復、微生物の発育促進因子ビオス(Bios)として分離している。パントテン酸は、ギリシャ語のどこにでも存在するという意味からで動植物にひろく含まれる。ビタミンB5、パンテノール、D(+)-N-(2,4-ジヒドロキシ-3,3-ジメチルブチリル)-β-アラニンともいう。光・熱・酸素に安定している。酵母、納豆、野菜、胚芽、肝臓、穀類、肉類、魚介類、乳類、豆類など多くのものに含む。酸、アルカリで分解しやすい。腸内細菌の働きによって合成される。人工的にも合成しカルシウム塩(パントテン酸カルシウム)としてパントテン酸強化に用いられる。極端に大量に摂取すると吐きけや不快感を起こすことが知られる。アセチル化に関与するCoA:Coe...[パントテン酸]食生活について語ろう

  • [グアニン]食生活について語ろう

    ・グアニンGuanineぐあにん生物の細胞中に広く存在しプリン塩基(アデニンAdenine、グアニン)のひとつで核酸の構成成分として存在し遺伝子の本体の一部でもある。水、アルコールに難溶で、酸、アンモニア水、水酸化カリウムの水溶液に可溶、酸・塩基・金属と塩を形成する。特に銀光りする魚類の皮(たちうお、さより、わかさぎ、さば、チカなど)から採取するきらきら光る物質で、銀粉としとくにたちうお、いわしから模造真珠、化粧品に利用している。ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。[グアニン]食生活について語ろう

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