このブログを読んだ方が「不妊ルーム」とはどんなところなのか、ここで体験でき、そしてポジティブな気持ちになるような場になればと思っています。 皆さまの妊活に少しでもお役に立てればと願います。
最近、ブログの進化形、noteはじめました。それを機にこのブログを復活させたいと思っています。どうなりますか?noteでは、妊活について知っておいてほしいこと…
昨年の初めより新しい本の準備を進めきましたが、紆余曲折があり、時間がかかってしまいました。『妊活力! のんびり ゆったり しっかりBook』を、ようやく4月の…
「不妊ルーム」で、年2回の超音波乳ガンチェックを導入してかなりの年月になりますが、うまく機能していると思います。3月半ばですが、今月すでに3人の乳ガン(疑いを…
私は最近の不妊治療に対して、 「基礎体温表はつけなくて良い」 「基礎体温表なんていらない」 という医師がふえていること、 また実際の治療においても、子宮、卵巣…
世間で評判になっている「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」という映画を観てきました。子どもを持たないと決めていた夫婦が、ワイフの「ヒキタさんの子どもの顔が見たい」とい…
不妊治療では卵子の状態のみに目がいきがちです。しかし最近になって、卵子のプールである卵巣のコンディションが大切であるということがわかってきました。ちょっと考え…
「不妊ルーム」では現在、低亜鉛血症の治療に力を入れており、 妊娠される方が増えています。 また、当院からの紹介先で人工授精、体外受精にトライされている方も…
不妊治療は一般的にステップアップ療法で進みます。すなわち最初はタイミング法、それでうまくいかなければ、第二ステップとしての人工授精、そして第3ステップとしての…
いま、女性の出産年齢は30~35歳が最も多いということをご存知ですか? 次いで25~29歳、35~40歳がほぼ同数で続いているのです。このデータは第2子や第3…
EBMだけでは不妊治療は行えない、EBMの死角は大きいというのが私の考えです。そうしたことを患者さんとのやりとりで感じることがあります。ご存知のように体外受精…
私はまとまった時間がとれると、京都に籠もって執筆することがあります。京言葉には「おこしやす」「おおきに」など、やわらかい響きを持つものが多いのですが、ちょっと…
コレステロールと言えば高脂血症との関係で、何かと日陰の立場に長い間置かれてきました。ところがご存知のようにHDL =善玉コレステロール、LDL =悪玉コレステ…
二人目不妊のカップルがとても増えています。二人目不妊においても器質的な問題が、一人目を出産した後にも生じ得ますから、一通りのスクリーニングの検査をすることは意…
人は実体の見えないものに対して不安になったり、恐怖心を抱いたりするものです。ですから、体外受精とはどのような医療なのか説明してみます。体外受精は英語でIn V…
スランプという言葉があります。今までは順調に成績や実力が伸びてきていたのに、あるときパタリと伸びが止まり、思う通りに進まない状態です。受験生やスポーツ選手は、…
「不妊ルーム」へ相談にお見えになる女性は、漢方薬を希望される方がとても多いのです。そうした方々がよく口にするのは、「体質を改善したいので、漢方薬をお願いします…
この夏にちょっと不思議な体験をしました。ある田舎で、乗り合いバスに乗車しました。かなりお年寄りの男性が、うたた寝をしていました。彼が目を覚ましたときには、目的…
世の中には、子供の虐待や、ネグレクト(育児放棄)などといったニュースが、毎日のように報道されています。その一方で、子どもに恵まれないカップルがたくさんいます。…
私はまとまった時間がとれると、京都に籠もって執筆することがあります。 京言葉には「おこしやす」「おおきに」など、やわらかい響きを持つものが多いのですが、ちょっ…
「うさぎとかめ」という有名な童話があります。かめがうさぎにかけっこで勝てたのは、うさぎが途中でさぼって寝ていたからです。不妊治療と「不妊ルーム」の関係も、「う…
漢方薬の効果は、私以外にも多くの医師が経験していることですが、「なぜ漢方薬が効くのか?」と聞かれたら、漢方医でも西洋医学の医師でも正確には答えられないでしょう…
「妊娠力」があるのに、その力をじゅうぶんに発揮できていないために、妊娠しないカップルがたくさんいます。私は不妊治療を否定するつもりはまったくありません。たとえ…
「不妊ルーム」では、保険適用の漢方薬を使うことが多いのですが、フリーズドライ製法のもので、見た目は通常の粉薬と同じです。 以前に温経湯という漢方薬を服用中の方…
「一回も排卵のチャンスを逃したくない」とか、「今月こそゼッタイに!」と身構えていてると、どうしても「性の欲求」が弱まってしまいがちです。また、最近は、社会構造…
人間にとって、思い込みは怖いものです。負けると思って出た試合は、戦う前から負けているようなものです。よく自己暗示といいますが、スポーツ選手ではイメージトレーニ…
”プレミアム妊娠”ということを考えます。プレミアムと言うと、高級感をともなうセレブなイメージがありますが、そういうことを意図しているわけではありません。要する…
ビタミンDは卵子の発育だけに関わっているのではありません。ビタミンDには、妊活とは別にもう一つ重要な役割があります。それは、骨の形成にビタミンDが不可欠だとい…
ビタミンDはかねてより、免疫作用の調整などの役割があり、注目されている栄養素です。ビタミンDが不足すると免疫機能が低下するため、感染症をはじめ病気にかかりやす…
できちゃった結婚のカップルの話はよく耳にするのに、自分たちは赤ちゃんができずに悩んでいる。何か納得いかないと感じている方も多いと思います。ちょっとその理由づけ…
妊娠力を高める生活を送ろうとするなら、ふたりのいる空間が快適であることがとても大切です。「快適な空間」とはどういうものでしょうか。家中ピカピカで、日光の差し込…
私はよく、患者さんの頭がどれだけ固くなっているか、さりげなく確かめることがあります。例えば、軽く冗談を言ってみたりします。それに対して反応できるかどうかという…
「不妊ルーム」は、開設してから数年の間、フォローアップをする女性の年齢を40歳未満としていました。それは、当時は内科医である私が、40歳以上の女性を、妊娠とい…
妊娠へアプローチするためのこころの持ち方があるように思います。ヘッセ、ゲーテなど、幸福論を書いた哲学者は数多くいます。そして、どうもドイツ人の幸福論は、感傷的…
最近「不妊ルーム」に訪れる方で、第一子を体外受精で授かって、第二子を自然妊娠したいという方がとても増えています。そうした女性のひとりが発した言葉が、「体外受精…
「不妊ルーム」へ相談にお見えになる女性は、漢方薬を希望される方がとても多いのです。そうした方々がよく口にするのは、「体質を改善したいので、漢方薬をお願いします…
排卵した卵子が精子と受精できる能力を持つのは、通常24時間以内と考えられています。この時期にタイミングよくセックスを持った場合、女性の膣内には通常1億~3億程…
不妊とは妊娠のプロセスのいずれかが、障害されている状態ですが、その理解のためには、妊娠のメカニズムを知っておくことが大切です。女性は生理開始前後から、排卵に向…
妊活を始めると、妊娠のことで頭の中がいっぱいになってしまいます。そしてそこに大きな落とし穴があるのです。妊娠は10ヶ月ですが、その後の子育てはロングランです。…
「うさぎとかめ」という有名な童話があります。かめがうさぎにかけっこで勝てたのは、うさぎが途中でさぼって寝ていたからです。不妊治療と「不妊ルーム」の関係も、「う…
水銀柱の体温計の時代にくらべて、最新の婦人体温計の進歩には目を見張るものがあります。検温時間がわずか10秒と短いのみならず、ボタン1つで日々の基礎体温データを…
多くのかたは、子どもを望んで「不妊ルーム」に来院されます。大変印象深いケースですけれども、非常に面白い方もおられるのです。かなり前になりますけれども、ある女性…
「不妊ルーム」で、44歳の女性が妊娠されました。彼女が妊娠に至った理由を考えてみたいと思います。医学的な理由づけとしては、彼女は不妊治療経験がありませんでした…
「不妊ルーム」で妊娠にいたる方には、特徴があるのです。黄体機能不全がない人が、ある人より、基礎体温表がきれいな人が、そうでない人より妊娠しやすいことは、だれで…
妊娠に少しつまずきを感じたからといって、頭の思考がネガティブサイクルに入ってしまう人がいます。ピンチこそチャンスと言う言葉がありますし、短所は裏側から見たら長…
「不妊ルーム」に妊活のカウンセリングに見える方は、なにがしか妊娠に行き詰まっているわけです。もっと正確に言うと、多くの場合、袋小路にはまっているカップルがとて…
卵子の数は年齢とともに減少していきますから、30歳の女性の方が、35歳の女性より、妊娠しやすいであろうと言う事は容易に想像できます。しかしちょっと立ち止まって…
ある雑誌の取材を受けたときに、「なぜ不妊に悩むカップルが増えているのですか?」と言う質問を受けました。この問いに対して私は、「結婚するからです!」と答えました…
このブログで、人間は妊娠しづらい動物だと言う話をしました。実は現代を生きている女性は、一昔前の日本人女性に比べてさらに妊娠しづらいのです。その理由をちょっと説…
私は、昨年の11月『決定版 妊娠レッスン』を出版しました。それは小さな文庫本です。その誕生秘話をお話ししたいのです。『決定版「妊娠レッスン』Amazonhtt…
妊活中のカップルの、5組に1組が不妊で悩んでいると言われています。そこでちょっとホッとするようなお話をしてみたいと思います。それは、”人間はとても妊娠しづらい…
不妊治療をいつやめるかというのは、むずかしい問題です。これは、不妊治療を10年間続けた45歳の女性からのメールです。私がメールで不妊治療からリタイアすることを…
私は本の中で、「不妊ルーム」は不妊治療に進む前の”ベースキャンプ”と書いています。また、「不妊ルーム」にみえるカップルには、「二階建ての家をイメージしてくださ…
「体外受精ですか? 海外旅行ですか? 海外受精するかもしれません」これは私がある雑誌の取材を受けたときに行った提案です。「不妊ルーム」に通院されている方で、体…
タイトルが「妊活のトリセツ」ですから、それに見合ったお話しをと思います。『35歳からの妊娠スタイル』の読者の感想です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…
卵子が待っている卵管膨大部まで辿り着ける精子は、数百程度にまで淘汰されています。卵管膨大部にある卵子は、単独で存在するのではなく、周りを幾重にも顆粒膜細胞が卵…
排卵した卵子が精子と受精できるのは、通常24時間以内と考えられています。この時期にタイミングよく性交を持った場合、女性の膣内には通常1億~3億程度の精子が放出…
皆さん、妊娠を正しく理解しているでしょうか?不妊とは妊娠のプロセスのいずれかが、障害されている状態です。不妊の理解のためには、妊娠のメカニズムを知っておくこと…
新年度となり、5月1日から年号も「令和」と変わります。そこで、気持ちも新たに、新規ブログを始めてみたいと思います。ブログのタイトルはとても悩んだのですが、とり…
「ブログリーダー」を活用して、komacliさんをフォローしませんか?