390.虫干しと試し運行(月刊「祭御宅」2022.7月5号)
●虫干し(土用干し)播州の屋台をもつ地域では、よく虫干しがおこなわれています。時期は、多くが新暦8月の半ばから末におこなわれます。地域によっては新暦8月におこなわれるところもありますが、盆月におこなうべきではないという考えから新暦8月におこなわないところもあります。ただ、旧暦では盆月は七月になるので、新暦であっても7月はまずいという考え方もできてしまいます。なので、他地域の虫干しの風習にあれこれ言わないほうがよさそうです。コロナ禍で自粛を余儀なくされたことをふまえ、担ぎかたや屋台の組み立てかたなどを確認するため、そして、失われた楽しい時間をすこしだけでもとりもどすために、虫干しの日に運行が少しおこなわれた地域もあります。●三木市大宮八幡宮新町屋台の組み方を思い出しながら屋台が組まれました。このとき...390.虫干しと試し運行(月刊「祭御宅」2022.7月5号)
2022/07/27 17:29