少女A ≪5≫ 母の要求と私の反省

母は少女Aと関係先との問題よりも途中から私への批判に的がかわりしまいには上司を出せと言い私は上司と電話をかわることになった。電話を上司にかわる前に母が私に少女Aには母から電話があったことを黙ってろと口止めしてきた。ほらね、問題はここ。母が少女Aの顔色をうかがっているのだ。勝手に電話したことを少女Aに知られたら困るのだろう。これが仕事の相手じゃなきゃ失礼なことをさんざん言われてそんな勝手な要求には応...

少女A ≪4≫ 問題の本質

こんなに私自身の気持ちがしんどくなるのなら他に方法はあったのかなど色々考えてみた。確かに母の気持ちに寄り添うこともできただろう。でも、ここで母の気持ちを落ち着かせるだけならこの先もまた同じことを繰り返していくだけであって何が問題なのかを母にも気づいてもらわないとならない。仕事をするのであればそこのルールに従ってもらい与えられた役割はたとえバイトでもあってもしっかりとこなさなければならない。それが不...

少女A ≪3≫ ～私の状態～

母からの罵倒は思っていた以上に私の胸をえぐった。ドーンッと気分が滅入り、力がわいてこなかった。4～5年前の話なのだが一度、家族間で大喧嘩になったことがあった。私が今まで生きてきて一番怒りに支配されたのはあの時だと思う。そのときに怒りで身体が震え、動悸がしたのだ。それ以来、精神的にかなりのダメージを受けると私はこの時と同じような反応が心と身体に出てくるようになった。今回も、母に罵倒されたときに激しい動...

少女A ≪2≫

今回は既に感情的になった母からの電話。少女Aがバイトしている関係先へのクレームと途中から私の態度が気に入らないと私への人格否定。関係先へのクレームはアルバイトなのになぜそんなに厳しくされるのかと訴えていた。少女Aがバイト中に注意されたことを家で話しそれが原因でバイトに行きたくないと言ってるらしい。バイト先の作業で小さな袋に紙を真っすぐに入れなければならないものがあり少女Aが入れてたものがいくつか曲...

少女A ≪1≫

仕事で関係のあるとある家族。19才の女の子（少女A）とその母親とその母親の母親、ようは少女Aから見たら祖母。少女Aは中高と登校拒否をし家で暴れたりして家にパトカーがくることも何度かあったらしい。高校卒業後は家の仕事を手伝っていたが家族と少女Aの希望でうちの関係先で短時間ではあるがバイトすることになった。ところがバイトを始めてから家で少女Aの機嫌が悪くなる理由がバイトと関係のあることだと母と祖母が物...