「武俠好きさんに質問」第23回への回答
池井戸潤先生(半沢シリーズで有名)や横山秀夫先生(ロクヨン、半落ちなど)の小説をオススメしたいと思います。 大きな権力や世渡りのうまい人々のために、真実や正義が歪められるというのは、何も武俠小説のなかだけのことではないんですよね。武俠の主人公たちが自分の運命を切り開いていく様子を「あれはファンタジーだから」と突き放して見るのは簡単ですが、現代の日本を舞台とした小説にでも、難しい現実のなかで、どうにか自分が考える正しいことを貫こうとして行動しているヒーローたちはいるのです。 (決してうまくいくことばかりではありませんが、最後の最後に判定勝ちくらいに持ち込める場合も多いようです。まあ、「小説の中だ…
2020/04/29 00:17