五来重著、『山の宗教 修験道案内』(角川ソフィア文庫)2016/09/24
『石の宗教』に続き、今度は『山の宗教』です。重なる部分もありますが、こちらは特に修験道に焦点を当て、世界遺産に登録された熊野や日光をはじめ、古来崇められてきた全国九箇所の代表的な霊地を巡って、それぞれの縁起や信仰・祭の他、各地に共通する信仰の根底にあるものについて考察します。平易な言葉で書き下ろされたものらしいですが、固有名詞だから仕方がないとはいえ、やはり漢字が多いですね。特殊な読みにはフリガナがふってありますが、それ以外にもちょっと私には読めないものがありました。目次第一講熊野信仰と熊野詣第二講羽黒修験の十界修行第三講日光修験の入峰修行第四講富士・箱根の修験道第五講越中立山の時刻と布橋第六講白山の泰澄と延年芸能第七講伯耆大山と地獄信仰と妙法経第八講四国の石鎚山と室戸岬第九講九州の彦山修験道と洞窟信仰ま...五来重著、『山の宗教修験道案内』(角川ソフィア文庫)2016/09/24
2023/11/27 02:25