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介護の遠吠え。毒母と毒娘 http://catarina.seesaa.net/

ひとりっこだし、母嫌いだし。5年目に突入の介護生活といまさら浮上した毒母問題まで。理不尽な思いを抱える、ほぼ還暦の毒娘の独白。きれいごとやウソは書きたくないので、恥をさらすつもりで吠えます。

カタリナ
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2019/07/01

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  • 毒娘の学歴。

    数年前にたまたま知り合った 某大手マスコミに勤務の 女性部長 裕美さん・・・ これもたまたま 二人で飲みにいくことになって 初めて差しで話す相手なのに、つい 酔っぱらって・・・ 「アタシ、母親がダメで・・・」 と言ってしまった。 すると裕美さんも 「ウチもですよ・・・」と。 それから大いに話は盛り上がり、 その後もたびたび会うようになった。 毒娘同士として、話が合う合う。 裕美…

  • ヘルパーさんのメッセージ。

    最近、主治医の勧めもあって、 ヘルパーさんと連絡帳を始めた。 ヘルパーさんがくる、その1時間は あまりにも短く、 ママオの世話をした後に 事務所への報告書を書き、 さらにアタシとの連絡帳を書くのも 迷惑かも・・・と思ったけど 発見はあるもので。 さっそく 今週のヘルパーさんのからのメッセージに ママオが 「立って、 あれやこれやと指図なさってました」 とあった。 さらに 「私流のや…

  • で、今がどうかといえば。

    現在に話を戻そう。 介護スタートから 5年が経ったのが、今。 ママオも80代後半に入った。 これまでに 骨盤骨折したり、 原因不明でぶったおれたり、 何度も救急搬送された。 グラグラになった歯を 一度に4本抜歯する際も、 両目の白内障手術や、 眼瞼下垂の手術の時も入院した。 体調が良くなったり悪くなったり、 日課は病院通い。 リハビリも延々と続けている。 着々と老いてはいるものの、 …

  • そして、骨盤骨折。

    5年前の 暗黒の2週間を振り返ろう。 すべては あそこから始まったのだから。 会社勤めをしながら、 寝たきりのママオの世話をするのは無理 なんとかしなければ アタシは「死ぬ」・・・とさえ思っていた。 アタシはその4年前に、 がんに罹患した。 抗がん剤のおかげで寛解してはいたけど、 経過観察を続けるがんサバイバーなのだ。 仕事には完全復帰していたものの、 担当案件を進行させるだけで…

  • 社長会見を見て思う。

    吉本の社長記者会見の 質疑応答を見ていて思った・・・ Qに対するAが返ってこない・・・ こちらの質問に対する答えが 延々と得られないもどかしさ・・・ これって、まさにママオだ。 アタシだって、ママオとは、 話すべきことを話しておくべきだった ・・・とよく思う。 とくにアタシの子供の頃のこと。 あの時、ママオはどうして 罪も犯していないアタシに 大泣きをさせ、土下座をさせたのか・・・…

  • 暗黒の2週間。

    前記事のつづき・・・ 「歩けない」と訴えても 医者は何もしてくれない・・・ それを知って、ついに介護か ・・・と落胆したアタシだけど もっと気落ちしたのがママオだ。 実はママオは「入院好き」だ。 病院も医者も大好き・・・ 神とも思っている主治医から 見捨てられることほど つらいことはなかったはず。 病院から帰らされたママオは 自宅での「寝たきり」を決め込んだ。 食事の世話をはじ…

  • ママオの介護、そもそも。

    5年前、 股関節の置換手術後、ママオは・・・ リハビリも上手くいったのに、 突然、「歩けない」と言い出した。 それまで介護の「か」の字も 知らなかったアタシは、 当然、介護保険の手続きも していなかったし、 ネットで調べた介護タクシーを 手配して、 高額なお金を支払って なんとかママオを病院まで 連れて行ったのだ。 医者に連れていけばなんとかなる と信じていたアタシだけど、 置換手術…

  • 介護の気分も「金」次第。

    あずさがいうには、 介護なんてカンタンという。 彼女は今でも 遠方の実母の面倒をみながら、 自分の家では、 同居の義母の介護もしているのだ。 お義母さんは 股関節や膝の手術を繰り返し、 今はほぼ寝たきり。 認知症などはないけれど、 食事とトイレの世話を しなければならない。 いわゆる下の世話に関して、 ポータブルトイレにやってもらって さっと片付ければいいだけ。 ごはんもプレートに載せ…

  • 毒母なのに、善娘がいる。

    あずさはアタシの幼友達。 だから、彼女の母親が毒母だったことは よく知っている。 小学校の頃、当時流行っていた 着せ替え人形スカーレットちゃんの洋服まで あずさの母親は厳しく管理していた。 着物とウエディングドレスは 母親立ち合いの元に特別な日にしか 着せてはいけないとか。いろいろ。 あずさは優等生で、成績もよく、 クラスの人気者で学級委員だったけれども チック症で吃音があった。 …

  • そして、コロッケを食べる。

    昨日のママオの 手づくりコロッケパーティは、 まあまあ問題なく終わった。 ママオが下ごしらえをして、 アタシが粉・卵・パン粉をつけた コロッケをダンナが揚げた。 テーブルの上には きつね色に揚がった 美味しそうなコロッケとお惣菜 ・・・お刺身も奮発した。 ダンナとアタシとママオの 3人でご飯を食べる・・・ いやいやながら、 たまにそれをやっている。 3人でご飯を食べることが ママオの…

  • コロッケ事件、勃発。

    アタシは、20代になってから数十年間、 ママオを避けて生きてきたんだもの。 年老いたからといって ママオが変わるわけもなく、 今さら、うまくやっていけるわけがない。 ここに書いてみると、あらためてそう思う。 それでもママオは 自分が産んだという縁を信じている。 産んだ子は、母親の所有物なのか。 今朝もママオと言い争い。 ここでは ママオをディスってばかりだけれども アタシだって抗戦…

  • アタシがハゲたのは・・・

    梅雨に入ったころから、 ママオは歩けなくなってきた。 足元がおぼつかなくなり、 ついには玄関で転んだのだ。 「誰かがいっしょだと歩ける」と ママオはいうのだけれども、 アタシはそれは ママオの昔からの依頼心の強さで 言っていることだな・・・と思ってしまう。 あんなに強気で、 私が私が・・・という性格のママオなのに、 ママオは人生で自立できた試しがない。 アタシはひとりっ子で、 父は…

  • 一方、毒娘は。

    レストランで見かけた、 老母と年配の母娘。 老母の声は小さすぎて よく聞き取れないけれども、 老母が何かを言うたびに 年配娘はかなきり声を出して 「何言ってるのよ、お母さん・・・」 といちいちつっかかっている。 娘の声は店中に響き渡って 他の客の失笑を買っていた。 アタシはその娘の態度を否定できない。 それは、アタシそのものだから。 毒母に育てられた子供も年をとる。 アタシはこ…

  • 「メンタルにきている」の件。

    20年くらい前か。 変な電子健康器具にはまったママオが、 それをアタシにも使うようにと 執拗に説得するのだが、 あの時も異常だった。 わざわざ喫茶店に呼び出されて、 「がんが治った人もいる」という、 絶対にウソの宣伝文句の チラシを出してきた。 そんなモノにだまされる人がいるのか ・・・20年前でも、そう思った。 後にその健康器具の会社は詐欺の疑いで 書類送検されるのだけれども。 当然、…

  • 切なすぎて、書けない。

    アタシの文章力が足りなくて、 ママオの病的な「指示出し」の細かさを 十分に表現できなかった。 なので捕捉的なコトを書こうかな。 5年前にママオが骨盤を骨折して ほぼ寝たきりだった時など、 朝のカーテンの開け具合を 何cm単位でアタシに指示したものだ。 しかも、太陽の傾き具合によって・・・ つまり時間によって変動していくのだ。 それは、当然 天気によっても変わってくる。 少しでも間違っ…

  • 衣替え地獄。

    去年までは自分でやっていた 衣替えを、 ついにママオはできなくなった。 「やってくれ」とは言わないので、 アタシはそれにずっと気づかずにいた。 変な服を着ているので尋ねたら、 「まだ夏物を出してない」という。 しかも、 「足がよくなったら、やろうと思って」と。 仕方がない・・・ 「アタシがやってあげるよ」 と言うしかない。 ママオの衣替えのために、 今日はママオの部屋に滞在時間、…

  • 心にうつりゆくこと。

    86才にもなって カラダがいうことをきかなくなって、 もう自分ひとりで 自由にどこへもいけない・・・ そんな人を、人として かわいそう・・・とアタシだって思う。 ママオをディスる時に、 常にどこかにうっすらともやっている 罪悪感・・・ これはもしかして、 ママオへの愛情だったらどうしよう・・・ という嫌悪の気持ちと共に、 いやいや、これは人間が根底にもっている 「博愛」の精神だろうと …

  • ぶっ倒れた!?

    昨夜、会社から帰宅したアタシは、 マンションの下で ヘルパーさんに付き添われて 帰宅するママオに ばったり会ってしまった。 そして、アタシを見つけるなり、 いきいきとした口調で 「あたし、廊下で ぶっ倒れたよ!」と。 そう、これがママオ。 「ぶっ倒れた」という言葉を聞いて、 フツウなら、脳梗塞などで 意識を失って倒れることを想像しないか。 ヘルパーさんに訊くと、 昼間、いっしょに…

  • メンタルにきてるらしい。

    一時は要介護4だったママオも 杖があれば、なんとか歩けるようになった。 まあ、いろいろあるのだけれども。 おいおい書くとして・・・ ママオが通う病院・・・ 内科、整形外科、眼科、皮膚科、歯科へは、 すべてフツウの人なら歩いて10分くらい。 でも、ママオはその10分を歩くことはできず、 タクシーを使って通っている。 拾った場合は、片道410円。 だいたいは一人で行ってくれる。 これは、偉い! …

  • 毒娘の日課。

    アタシは 朝、起きてコーヒーを入れたら、 ママオの部屋に様子を見に行く。 ママオは 「今日はフラフラする」だとか 「病院に行くから、 タクシーは呼んである」とか。 自分の体調や、 今いちばん自分が気になっていることを 一方的に話すのみ。 老人だから仕方ない・・・って、 ママオは若い頃からそんな人だった。 人の話は聞かない。 常に自分のことばかり・・・ 人が話していても、 それを遮っ…

  • 帰ってきたママオ。

    ちょうど5年前のある日、 アタシの実母、ママオが ピノッキオのようになってしまった 棒みたいな両脚を床に投げ出して 「歩けない」と言い出したあの日から、 アタシの介護人生は始まった。 アタシはひとりっ子の一人娘で 幼い頃からママオの過干渉が過ぎて 「自由が許されない」環境に育ち、 つねに足かせをつけられているような 窮屈さを感じていて、 子供の頃の思い出はほどんどが 色でいったらグレー、…

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