私がしたのは、かれこれ半世紀以上前。高校の運動会の時、行進していたら、右足を上げる度に付け根が痛い。でも、何とか乗り切って、芝生の上に座り込んだ。保健の先生が「どうしたの?」「ちょっと・・お腹が(多分便秘)」「あら、大変どうしましょ」あっと言う間に先生方が集まり、真ん前が「済生会病院」なので、そこへ担ぎ込もうと決定。こうなると「便秘です」なんて乙女は言えないのよ。運動会だから、勿論日曜日。病院はシーンとしている。奥の廊下から、出川テツローみたいなおっさんが「どうしたんじゃ?」担任が事情を話すと、「診察しよか」とお腹をぐいぐい押す。で、一か所飛び上がる程痛いトコがあって「先生、痛いです」と小さな声で言ったら、「あ、モーチョーやな。今すぐ切ろう」ええええ、私体操服なのに・・あれよあれよと術着に着替えさせられて...盲腸の手術今昔