chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
歴史好きの徒然日記 https://www.yamatotsurezure.com/

奈良県を中心とした街歩きやおすすめスイーツ、歴史の話題を書いてます。 城跡や城下町、古民家、遊郭、神社仏閣などの古跡に興味がある方は一度ご覧ください。 あと、奈良県(大和国)を中心にした歴史上の人物のご紹介もしていきます。

やまとこおりやまん
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/06/30

arrow_drop_down
  • 二見城跡~名君にして暴君、五條に遺る松倉重政の事跡を巡る

    皆さんこんにちは。 松倉重政という武将をご存知でしょうか。 安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した武将で、一般には肥前島原で苛烈なキリシタン弾圧と圧政を敷いて、江戸時代最大の反乱である島原の乱の原因を作った人物として知られています。 歴史小説の大家である司馬遼太郎にも「日本史の中で松倉重政という人物ほど忌むべき存在はすくない。」(街道をゆく17島原・天草諸道)と言わしめた、日本史上最悪の暴君の一人というのが、重政の一般的な評価でしょう。 しかし、この重政を名君と慕う町があります。 その町とは、重要伝統的建造物群保存地区として知られる奈良県五條市の五條新町で、重政は町の礎を築き、善政を敷いた名…

  • あじさい寺でお遍路!矢田寺四国八十八ヶ所霊場巡り

    皆さんこんにちは。 さて、以前あじさい寺として有名な奈良県大和郡山市にある矢田寺をご紹介した時、ミニ遍路道があるとご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今回念願かなって矢田寺のミニ遍路で「結願」することができましたので、へんろ道をご紹介したいと思います。 矢田寺四国八十八ヶ所霊場巡りとは 徳島県(第一~二十三番札所) 高知県(第二十四~三十九番札所) 愛媛県(第四十~六十五番札所) 香川県(第六十六~八十八番札所) 矢田寺四国八十八ヶ所霊場巡りとは 「矢田寺四国八十八ヶ所霊場巡り」は大正末期から昭和の初期にかけて、矢田寺本堂裏の地蔵山に開設されたいわゆる「ミニ遍路」…

  • 額安寺~平端 額田部の郷を巡る

    皆さんこんにちは。 以前、中世武家館城の面影を残す「中家住宅」をご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 中家住宅のほど近くを、中世から近世にかけて、奈良と五條を結ぶ下街道が通っています。 中家住宅から下街道に沿って北東、郡山の方へ少し進むと額田部地区という歴史ある地域があり、大和郡山市民ながら、今まで訪れる機会がなかったので、中家住宅を訪れたこの機会に足を延ばしてみました。 歴史ある古寺、古跡に趣ある旧街道筋の風情が残る場所でしたので、今回ご紹介したいと思います。 額安寺(かくあんじ) 額安寺は、奈良県大和郡山市額田部寺町の真言律宗寺院です。 場所はこちら。大和郡山市…

  • 奈良・山の辺の里の戦争遺跡、柳本飛行場(大和海軍航空隊大和基地)跡

    皆さんこんにちは。 奈良・山の辺の里といえば、石上神社や大神神社などの古社や、箸墓古墳、崇神天皇陵といった巨大墳墓が集まる古代史ロマンの里ですね。 以前、この山の辺の里のイメージから少し離れたスポットとして、近世織田氏の城下町、柳本、芝村地域をご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 今回も従来イメージとは離れたスポット、柳本飛行場跡をご紹介します。 飛行場と言っても民間空港ではなく、第二次世界大戦の末期に旧帝国海軍が建設した航空基地でした。 戦後まもなく飛行場は取り壊されましたが、滑走路の一部と防空壕2棟が、のどかな田園風景の中に遺されていますので、ご紹介していきまし…

  • 箸尾城と教行寺~中世城下町から近世寺内町へ

    皆さんこんにちは。 今回は、近鉄箸尾駅の南側に広がる箸尾の町をご紹介したいと思います。 場所はこちら。馬見丘陵公園の東側になります。 一般的な観光地ではない地区なのですが、北和と南和をつなぐ下街道が町内を南北に貫き、中世、筒井氏、越智氏、十市氏と並んで大和の有力国人であった箸尾氏の拠点として始まった、たいへん歴史のある町です。 箸尾氏が没落して、箸尾城が廃城となった後は、教行寺の寺内町として栄えました。 現在も古くからの街並みが残る箸尾地区を散策していきたいと思います。 下街道沿いの街並み 箸尾城と環濠 教行寺(箸尾御坊) はしお元気村 下街道沿いの街並み 箸尾地区の北側に、近鉄田原本線の箸尾…

  • 中世武家居館の面影を残す中家住宅と伝多聞山城門

    皆さんこんにちは。 奈良県は稗田環濠集落をはじめ、中世環濠が良好な形で残っている例が多いことで知られていますが、中世武士の居館の佇まいを、現代に伝える場所があることをご存知でしょうか。 奈良県安堵町の「中家住宅」は、二重の堀がほぼ完全な形で残り、中世在地領主の居館の様相を現代に伝える貴重な場所といえます。 特筆すべきは、現在なお中家のご子孫が居住しておられる、現役の住宅ということ。 堀まで備えた中世的な武家居館が、「遺構」ではなく、現役の住居として受け継がれているところが、とてつもなく貴重な文化財だと思います。 場所はこちらになります。かつて奈良と五條を結んだ下街道のほど近くにあります。 Go…

  • 山の辺の織田氏旧跡を巡る~柳本・芝村陣屋跡

    皆さんこんにちは。 さて、奈良県内に戦国随一の有名大名家である織田家の城下町があるのをご存知でしょうか。 戦国の覇者だった織田信長ですが、織田家は彼の横死後に小大名に転落し、江戸時代大名家として残ったのは、次男信雄の家系と、茶人として有名な弟有楽斎(長益)の家系だけでした。 この内、有楽斎の家系が現在の奈良県、天理市から桜井市にかけて広がる山の辺の里に、城下町を営んでいたのです。 本能寺の変の後、豊臣家の家老となっていた有楽斎は、他の豊臣直臣の多くがそうであったように大和国に領地を持っていました。 大坂夏の陣を前にして大坂城を脱出した有楽斎はしぶとく生き残り、子孫に領地を遺します。 4男長政が…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、やまとこおりやまんさんをフォローしませんか?

ハンドル名
やまとこおりやまんさん
ブログタイトル
歴史好きの徒然日記
フォロー
歴史好きの徒然日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用