便秘になるとボーっとなって認知症症状が悪化する(後) ~レビー小体型認知症を知れば「認知症」が理解しやすくなる(10)~
前回から、レビー小体型認知症の治療にとって中核となる「意識の変容」に対する治療の主要なアプローチ方法として③毎日から1日おきの定期的な排便習慣の確立(便秘の治療)についてお話ししていますが、今回はその続きになります。 2日出なかったら「イエローカード」、3日出なかったら「レッドカード」 繰り返しになりますが、「便秘」は間違いなく認知症の症状やパーキンソン症状を悪化させるものであり、特に「意識の変容」を悪化させる大きな要因になるため、「レビー小体型認知症」の治療においては「便秘の治療」が最優先されます。 そのため治療においては適切な排便コントロールが不可欠になるのですが、実際どの位の頻度で便通が…
2020/02/28 08:16