二分された天皇家と出雲王朝の暗闘・隠蔽
諸星大二郎の漫画「暗黒神話」にほだされて、古代の最大の謎・縄文人の行方や出雲王朝の消滅がやはり気になる。そこでまた、民間の異端の歴史家として数多くの書物を上梓している関裕二『縄文人国家=出雲王朝の謎』(徳間書店、1993.7)を読む。『聖徳太子は蘇我入鹿である』とか『なぜ<日本書紀>は古代史を偽装したのか』とか、のセンセーショナルな書物を一貫して提起している信念に注目しているからだ。というのも、著者がいつも指摘しているのは日本書紀の神話などをベースにしている学者たちへの批判がある。まだ続きます~二分された天皇家と出雲王朝の暗闘・隠蔽
2024/08/31 15:51