ますます脳髄がクモってきた!?
わが家の中には数種類の蜘蛛が居候している。日本最大級の大きさのアシダカグモ軍曹のおかげか隙間だらけの古民家の割にはゴキブリは少ない。また、天井に巣くう小さな蜘蛛が食事中にスーッと天井から糸とともに降りてくることもしばし。そんな蜘蛛屋敷の中に、白線のあるキシダグモがやってきた。日本の蜘蛛研究の先駆者だった岸田博士の名前がつけられたキシダグモは、模様も多彩で同定が難しい。「スジボソハシリグモ」か、「イオウイロハシリグモ」の「スジボケ型」か、「スジアカハシリグモ」かなどと、いろいろ検討したがなかなか結論が出ない。学会でも図鑑でも混乱の跡が見られる。ますます脳髄がクモってきた!?
2023/06/30 23:23