全質量の約91%を鉄のコアが占めている!? 太陽よりも小さく暗い恒星を公転する“GJ 367b”は平均密度が地球の1.85倍もある系外惑星
今回、トリノ大学の博士課程学生ElisaGoffoさんを筆頭とする研究チームは、ほ座の方向約31光年彼方に位置する太陽系外惑星“グリーゼ367b(GJ367b)”の平均密度が、1立方センチ当たり約10.2gだとする研究成果を発表しました。この値は、地球の平均密度(1立方センチ当たり5.51g)の1.85倍。この値は“GJ367b”が主に鉄でできている可能性を示しているようです。研究成果をまとめた論文はTheAstrophysicalJournalLetters掲載されました。太陽系外惑星“GJ367b”(左)のイメージ図。(Credit:DLR/SPP1992(PatriciaKlein))太陽よりも小さくて暗い恒星を公転する系外惑星NASAのトランジット惑星探査衛星“TESS”の観測データを元に、202...全質量の約91%を鉄のコアが占めている!?太陽よりも小さく暗い恒星を公転する“GJ367b”は平均密度が地球の1.85倍もある系外惑星
2023/11/30 18:07