全力で愛す。

彼と愛し合う。心から身体まで全てをひとつにして。日常の中では味わうことのできない、また違った愛を感じられる。彼の全てが欲しくて、彼への愛が溢れて。さらに身体を密着させ求める。「もっと愛して…」そう囁くといっそう強く、深く。愛が刻みこまれていくのを感じた。汗を流すために一緒にバスタブにつかり聞いてみた。「りょうくんとね、ひとつになっている時 ものすごく愛を感じるの。なんでだろ。 今までに感じたことが...

同じ気持ち。

「会いたいなぁ」お昼休みにスマホの画面が光った。「ちほも！午前中仕事しながら りょうくんに会いたいなって思ってたの！」「気が合うね～(-∀-)」「今日か明日会えないかなぁ。」本当は今すぐ会いたい。できれば今日会いたいって気持ちを込めてメッセージを送った。30分後。またスマホの画面が光る。「いいよん(*´v｀) じゃあ今日で！ もう会う気満々だから明日になんてできない(o´∀｀o)」同じ気持ち、同じ感覚で想っていてく...

助手席の特権。

り「ちほは俺のこといっぱい見てくれるよね」運転中の横顔に見とれているとりょうくんがそう言ってきた。確かに、りょうくんの顔をついつい見てしまっている気がする。人見知りな私は人と話すときに目を見ることがちょっぴり苦手。それなのにりょうくんに対しては初めて会った時からまるで瞳に吸い込まれるように見つめることができた。ち「ずっと見ていたいって思っちゃうの」赤信号になると、りょうくんが見つめ返してきた。ち「...

飛んでくる。

「りょうくーん ちゅーしたぁい。」私がそうつぶやくと彼は飛んでくる。スマホを触っていても、たばこを吸っていても。ニコニコしながら飛んできてくれる彼が愛おしくてたまらないの。そして真っすぐ目を見つめてキスをしてくれる。ひとつひとつのキスに愛がたくさん詰まっていて私はその口づけと愛に溺れしまう。ち「好き。大好き。」彼の目を見つめてそう言うと、強く抱きしめてくる。り「俺も、大好きだよ。」ち「ねぇねぇ。 ...

褒め上手。

ち「りょうくんおはよ～！」り「おはよ～」ち「今日お仕事頑張れば明日キャンプだね～(´∀｀*)」明日からの4連休中にりょうくんのお友達とキャンプに行くことになってるの。り「明日は暑そうだな～ 何着ていこう。」ち「ちほはもう昨日決めたよーヽ(´∀`)ﾉ」り「楽しみにしてる♡」りょうくんは会うたび褒めてくれるの。車で迎えに来てくれて、助手席に乗り込むと「おはよ！今日もかわいいね(*´v｀)」って必ず褒めてくれるだからデ...

最後の彼氏。

今お付き合いをしている彼は4歳年上。ここ数年、秘密の恋とか、遠距離恋愛とか。特殊な恋愛ばかりしてきたの。現実的なお付き合いは何年ぶりだろうか。笑もうそろそろ本気で幸せになりたい。本気で愛されたいって考え始めて出会ったのがりょうくん。優しくて、かっこよくて、真っすぐで、甘えん坊さんな彼。初めて会った時に「この人を好きになる」って心で感じたの。3回目のデートの帰り道。無言で手を繋ぎながら30分ドライブをし...

新たなスタート。

「ねぇ、私の好きなところ3つ教えて？」日曜日の昼下がり、心地よく揺れる車の助手席から彼の横顔を見つめて質問した。「今まで言ったことない、ちほの好きなところ？」彼がそう質問し返してくるのは、私が何度もこの質問をしているからだ。「うん！新しく何か見つかった？」「そうだな～。 一つ目はちほのその目かな(*´v｀)」「目？どういう意味で？笑」「俺の事が好きでたまらないって目で見つめてくるから(´∀｀*)」「ちょっと...