chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
言わんドラゴ
フォロー
住所
江東区
出身
広島県
ブログ村参加

2019/05/12

arrow_drop_down
  • リーサル・ウェポン4【駄作】リッグスが感じ悪すぎて引く(ネタバレあり・感想・解説)

    (1998年 アメリカ)もはやリッグスは最終兵器ではなくなっており、動きのキレもキャラとしてのトゲも完全に失っています。捜査らしい捜査もせず思いついた場所に押しかけているだけなので捜査過程にも面白みがなく、このシリーズの良さは完全に失われました。©Warner Bros.あらすじ釣りに出掛けたリッグスとマータフは、釣り船の近くを通った貨物船から銃声が聞こえたことから船に乗り込み、チャイニーズマフィアとの銃撃戦となる。座礁した船からは大勢の中国人密航者

  • アウトブレイク【良作】感染パニックものでは一番の出来(ネタバレあり・感想・解説)

    (1995年 アメリカ)パンデミックの恐ろしさがかなりの迫真性で描かれると同時に、こういうものが上陸した時に政府はどう対応するのかというシミュレーション映画としてもよく出来ており、加えて演技の質も高く、かなりの見応えがありました。一般的な娯楽作の形に落とし込もうとして失敗した後半の出来は残念でしたが、その弱点を補って余りあるほど前半の出来は素晴らしいものでした。©Warner Bros.あらすじザイールで致死率の極めて高いウィルスによる出血熱が発生し

  • シェーン・ブラックは世界一高額な脚本を書いていた男

    スペック・スクリプトとは企画先行型ではないオリジナル脚本を指します。ハリウッドが製作する映画がフランチャイズものばかりになった現在からは信じられないことですが、1980年代末から1990年代前半にかけてスペック・スクリプトを巡ってハリウッドのスタジオが激しい入札競争をし、脚本の値段が吊り上がっていた時期がありました。その時代の先頭を走っていた脚本家がシェーン・ブラックであり、彼が書く脚本には毎度大変な高値が付けられていました。今回は、金満脚本家シェーン・ブラ

  • 破壊王レニー・ハーリン監督がぶっ壊してきたもの

    『ダイ・ハード2』(1990年)では空港を、『クリフハンガー』(1993年)では山を、『カットスロート・アイランド』(1995年)では映画会社を、『ロング・キス・グッドナイト』(1996年)では自分の家庭をぶっ壊した凄い奴、レニー・ハーリンは80年代後半から90年代前半にかけて物凄い勢いでハリウッドの頂点に登り詰め、90年代後半に物凄い勢いで凋落した監督でした。マイケル・ベイが台頭するまで、ハリウッドの破壊王とはレニー・ハーリンのことを指していました。彼の破壊の記録

  • 【まとめ】カロルコとマリオ・カサールの功績を振り返る

    現在30代後半以上の方は、このマークを見るとときめくのではないでしょうか。これはカロルコ・ピクチャーズのロゴマークであり、80年代後半から90年代前半にかけての映画界を席捲していました。そして、このカロルコを率いていたのがマリオ・カサールなのでした。当ブログでもカロルコ関係の作品をいくつもご紹介しているだけに、そもそもマリオ・カサールとは一体何者だったのか、カロルコとは一体何だったのかを振り返ります。マリオ・カサールとは1951年ベイルート生

  • 【まとめ】セガール初期作品の紹介とオススメ

    スティーヴン・セガールの映画はお好きですか?私は大好きです。特におすすめはデビューから『沈黙の戦艦』(1992年)登場前までの初期4作品なのですが、この時期のセガール映画は事情が分かってる人じゃないと少々厳しい部分もあります。そこで、初期4作品を分かりやすく紹介したいと思います。セガール初期作品の醍醐味とはスティーヴン・セガールの活動は以下の通り3分割できます。初期(1988年~1991年):中規模予算のバイオレンス映画が中心大作期(1992年~20

  • エンド・オブ・デイズ【凡作】サタンが間抜けすぎる(ネタバレあり・感想・解説)

    (1999年 アメリカ)民間警備会社に勤めるジェリコは金融マンの警護を引き受けるが、その警護中にスナイパーによる襲撃を受ける。追跡の末に確保したスナイパーは修道士であり、「ミレニアムが終わり、サタンが復活する」との言葉を残した。独自捜査によりクリスティーン・ヨークという若い女性がターゲットであることを掴んだジェリコはクリスティーンの住所へと向かうが、彼女は修道士集団に襲われている最中だった。スタッフ・キャストトム・クルーズ主演からシュワルツェネッガー

  • ゴリラ【駄作】ノワールと爆破の相性の悪さ(ネタバレあり・感想・解説)

    (1986年 アメリカ)元FBI捜査官で、現在は田舎町の保安官職を務めるカミンスキーに、元同僚ハリーからマフィアへの潜入の依頼が入る。ハリーは同じく捜査官である息子を殺されたが、マフィアへの内通者がいるFBIでは捜査が進展しないため、カミンスキーを個人的に雇うことにしたのだった。公的機関のバックアップのない危険な潜入捜査にカミンスキーは乗り出す。作品概要シュワ映画らしからぬシブいスタッフジョン・アーヴィン(監督):英国の伝説的なテレビドラマ『

  • トゥルーライズ【凡作】作り手が意図したほど楽しくはない(ネタバレあり・感想・解説)

    (1994年 アメリカ)ハリー・タスカーは国家保安組織オメガ・セクターに所属する諜報員だが、ロサンゼルスには妻子がおり、家族に対してはコンピューターのセールスマンだと説明している。ある時、ハリーはアメリカをターゲットにした大規模な核テロの情報を掴むが、テロリストに自身の身元を知られて妻ヘレン共々拘束される。©Twentieth Century Fox作品概要フランス映画のリメイク本作は、フランス映画” La Totale!”(1991年)を気

  • レジェンド/光と闇の伝説_お姫様よりも美しいトムを見るだけの映画【3点/10点満点中】(ネタバレなし・感想・解説)

    (1985年 アメリカ)巨額の製作費と腕の良いスタッフを大勢使っただけあって見るべきものは確かにある作品なのですが、話があまりにつまらなすぎてつらかったです。またリドリー・スコットが観客に媚びた感じになっているのもらしくなかったし、スコット

  • 【まとめ】ターミネーター全6作品の感想とおさらい

    『ターミネーター』は6作品も製作されているのですが、監督もスタジオもバラバラでちょっとややこしくなっています。そこでシリーズを整理してみました。ターミネーター(1984年)https://b-movie.tokyo/the-terminator/作品概要製作までの経緯ジェームズ・キャメロンが『ターミネーター』の着想を得たのは、監督デビュー作である『殺人魚フライングキラー』(1981年)の現場を僅か5日間で解雇された時でした。『殺人

  • ジャッジ・ドレッド(2012年)【良作】硬派なデカレンジャー(ネタバレなし・感想・解説)

    (2012年 イギリス・南ア・アメリカ・インド)核戦争により荒廃したアメリカでは、メガシティと呼ばれる大都市に人々が密集して暮らしていた。メガシティの治安を守っているのはジャッジと呼ばれる法執行機関であり、中でもドレッドは犯罪者から恐れられる存在だった。ある日、ドレッドは殺人事件の捜査のために超高層マンションに足を踏み入れたが、そこはママと呼ばれる犯罪者が支配する巨大な要塞だった。 © 2012 Reliance Entertainment スタッフ・キャス

  • エイリアン4【良作】今度はダークヒーローもの(ネタバレあり・感想・解説)

    (1997年 アメリカ)前作から200年後。惑星フィオリーナ161に残されていた血液からリプリーがクローン再生されたが、彼女は軍の科学者たちがエイリアンを抽出した際の副産物だった。抽出されたエイリアン達は人間の手には負えず兵士や科学者を虐殺し始め、リプリーは宇宙貨物船ベティ号のクルー達と共に脱出を図る。 ©Twentieth Century Foxプロダクションまさかのシリーズ続行一生懸命作ったのに興行的にも批評的にも苦戦した『エイリアン3』

  • 【検証】お久しぶりの続編映画は面白いのか

    「ハリウッドは企画が枯渇している」「アメコミの実写化かヒット作の続編ばかり」との批判が多く囁かれており、確かにそういう企画って目に付きます。最近のトレンドは、前作からかなり時間の経過したお久しぶりの続編が多いってことでしょうか。こうして昔の企画までを引っ張り出してくるようになると、いよいよ企画の枯渇に困ってるのかなという印象を受けます。これらお久しぶりの続編映画の出来って実際のところどうなのかについて検証してみたいと思います。ターミネーター:ニュー・フェイト(201

  • 【徹底検証】ディレクターズ・カット版で映画は面白くなっているのか

    VHSが普及した90年代以降、映画の複数バージョンがリリースされることが定着しました。DVDやBlu-ray等のディスクメディア時代に入るとその傾向はより加速し、パッケージソフトにはちょい足しバージョンが普通に入っているような状況となっています。上映時間が増えてちょっと得した気にはなっているものの、そもそもディレクターズ・カット版って出来が良くなっているのでしょうか。金払って見る劇場版で一番良いのを出せよという否定的意見もあるだけに、代表的な5作品をサンプルにしてデ

  • エイリアン3【駄作】絶望的につまらないシリーズ最低作(ネタバレあり・感想・解説)

    (1992年 アメリカ)前作の生存者達を乗せたスラコ号に謎の事故が発生し、脱出艇は流刑惑星フィオリーナ161に墜落する。そこは数十人の凶悪犯達が宗教的な戒律を守りながら労働に勤しむ惑星だったが、リプリーとエイリアンの登場で惑星の秩序は一変する。 © 1992 Twentieth Century Fox プロダクション 本作は、製作が極めて難航した作品として有名です。多くの脚本家が入れ代わり立ち代わり書いた脚本がいずれも却下され、話が決まらないうちに撮

  • エイリアン2【良作】面白い!かっこいい!見せ場の満漢全席(ネタバレあり・感想・解説)

    (1985年 アメリカ)前作から57年後、リプリーを乗せた救命艇が回収される。リプリー達がエイリアンシップを発見したLV426には数十年前から入植がはじまっていたが、ある日入植者からの連絡が途絶える。これに対し植民地海兵隊が派遣されることとなるが、事情に詳しいリプリーも同行を求められる。©Twentieth Century Foxプロダクション生活苦のキャメロンのアルバイトが始まりだった本作の脚本が執筆されたのは、キャメロンが『ターミネーター

  • 7月4日に生まれて【凡作】思想色が強すぎて引く(ネタバレあり・感想・解説)

    (1989年 アメリカ)信仰心と愛国心に溢れる家庭に育ったロン(ロニー)・コーヴィックは、高校卒業と共に海兵隊に入隊し、ベトナム戦争に従軍する。戦闘中に受けた銃弾で脊髄を損傷したロニーは下半身不随となって帰国するが、帰国したアメリカでは主戦派と反戦派が対立しており、ロニーが英雄として迎えられることはなかった。©Universal Pictures作品概要オリバー・ストーンによるベトナム戦争映画オリバー・ストーンは1946年に裕福な家庭に生まれ

  • レオン【良作】燃えるアクションと秀逸なドラマ(ネタバレあり・感想・解説)

    (1994年 フランス・アメリカ)イタリア系移民のレオンは殺し屋として生きてきたが、同じアパートに住む麻薬の売人宅がDEAに襲撃された際に、その娘マチルダに保護を求められる。レオンの部屋に保護されたマチルダは、人との一切の関りを断ってきたレオンの生活を一変させる。 ©Gaumont 作品概要リュック・ベッソン監督の代表作本作製作前のリュック・ベッソンは『グラン・ブルー』(1988年)ですでに監督としての評価を確立していましたが、世界的な名声を

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、言わんドラゴさんをフォローしませんか?

ハンドル名
言わんドラゴさん
ブログタイトル
公認会計士のB級洋画劇場
フォロー
公認会計士のB級洋画劇場

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用