五色の幟
先日、四天王寺へお参りの際、極楽門の前で五色の幟がはためいていました。五色青・黄・赤・白・黒が基本となる。仏教において如来(悟りを開いた者)の精神や智慧を5つの色だが、青の代用に緑、黒の代用に樺色や紫を使うことがある。青-如来の毛髪の色で、心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く、定根・禅定を表す。黄-如来の身体の色で、豊かな姿で確固とした揺るぎない性質、金剛を表す。赤-如来の血液の色で、大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない、精進を表す。白-如来の仏歯の色で、清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める、清浄を表す。黒-如来の袈裟の色で、あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒らぬ、忍辱を表す。写真上左・長谷寺この五色には上記のほかにも意味があり、中国の五行説が発祥とされている。五行説では...五色の幟
2024/04/24 12:51