「ひとり者・お金」遣わな過ぎ、遣い過ぎ…
ー あっという間は、お金もそうだった ー そう遠くない親戚に生涯独身の女性がおりました。住まいは、その女性の実のきょうだいの家の2階の一部屋。 そこから仕事に行き帰ってくる、そんな生活がン十年。 その家を出たのは50代、それは病のための入院で、そのまま帰らぬ人となりました。 きょうだいの家には、家賃は勿論のこと、水道、光熱費、一切、入れたことはなく、友達も趣味も持たず、旅行も遊びもお洒落もせず、給料は全部、貯金。 ですから相当なものが遺ったことでしょう。が、しかし、住まいを提供してくれたきょうだいにはビタ一文遺しませんでした。 その遺産はどこに行ったかというと、ぜーんぶ、遠くに住む妹に贈ったよ…
2023/02/28 23:25