-蘭領東印度の地理と東インド会社(GHQ焚書図書開封 第158回)
-蘭領東印度の地理と東インド会社-大スンダ列島のスマトラ島の北部は40年間、オランダと戦った勇敢なアチエ王朝があった。中部はナンガバン王朝の中心地で油田があった。南部パレンバンは商業都市でコーヒー、綿、カボック、魚、胡椒を輸出しており、マラッカ海峡に面したゴム生産地でイギリス資本が支配していた。昭和17年、日本の落下傘部隊が急襲降下したところである。ジャバ島の中心地はバタビア(ジャカルタ)でオランダ東インド会社があった。インド人、ペルシャ人、支那人、ビルマ人が流入し、ヒンズ教、回教(イスラム教)が混在し、西側はイスラム教スンダ人が多く居住していた。東側はヒンズ教のインド人が多く住んでいた。世界で3番目に大きい島と言われるボルネオは、密林に覆われた秘境の地で、北の1/4はイギリス、南の3/4は阿蘭陀が支配していた... -蘭領東印度の地理と東インド会社(GHQ焚書図書開封第158回)
2022/04/19 05:15