アダム・トゥーズ著『暴落 金融危機は世界をどう変えたか』上巻を読みました。
アダム・トゥーズ著『暴落金融危機は世界をどう変えたか』(みすず書房2020年)上巻を読了。いわゆる「リーマンショック」と呼ばれる金融危機について包括的に論じた著作。限りなく専門書に近い一般読者向け著作という感じ。金融派生商品などについての基礎的な知識は必要かも。リーマンショックは私の人生を一変させた一大事件だった。自動車産業の最末端で営んでいた私のささやかな事業はこの金融危機によって木っ端微塵に吹き飛ばされて、真にやりがいのある仕事はサプライチェーンもろとも雲散霧消して二度と戻ることはなかった。地獄の釜の底で債権者たちにお世辞にも快適とは言えない湯温でぐつぐつ煮られながら、私は自分という人間をとことん見つめなおすことになった。そのことがその後の大きな方向転換につながり、たんに経済的な安定だけにとどまらない現在の...アダム・トゥーズ著『暴落金融危機は世界をどう変えたか』上巻を読みました。
アマゾンからルーズ・ランゴー(RuedLanggaard)という作曲家のCDをお勧めされて、「誰それ?」ということでナクソス・ミュージックライブラリで探したら、出てくる出てくるザクザク出てくる。中にはネーメ・ヤルヴィとかサロネンのような著名な指揮者による交響曲の録音もあり、知らなかったのは私だけ?みたいになって、交響曲と室内楽作品をいくつか聴いてみたらすっかりハマってしまった。デンマークの後期ロマン派の作曲家で、Wikipediaによるとリヒャルト・シュトラウスやワーグナーの影響がみられるという。ランゴーはかなり多作で、まだその一部しか聴いてないけど、最大の特徴はとにかく音色が明るい。それもベートーヴェンの「苦悩から歓喜へ!」というドラマチックな明るさではなくて、お花畑をひたすら歩き続けるような軽みのある明るさ...ルーズ・ランゴーという作曲家
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