入院1か月前には手術説明もありました。 この手術説明は、家族同席が必須となったものです。 説明は、当然のことながら、以前手術を決めるときに説明を受けた時よりも詳しく行われました。 入院や手術について。 おなかの切る位置や大きさ。 麻酔や輸血についての説明。 どれも丁寧に教えていただきました。 腹腔鏡下子宮筋腫核手術 私は、30代で子供がいないこと(さらには妊活中であること)から、子宮全摘出という選択肢はありません。 そのため、子宮筋腫”核”をとる手術となります。 私の場合は、おなかを切る大きさと筋腫を比べたとき、筋腫のほうが大きいです。 腹腔鏡は傷跡が小さくて体に負担が少ないところが利点なわけ…
術前には入院するB病院で手術前検査と手術説明がありました。 入院、手術の1か月前でした。 当日は朝10時から絶食でした。(水とお茶はOKでした) 検査は13時からだったので、最初は午前は仕事に行って午後から病院に行こうと思っていましたが、上司から一日休みをもらうことができました。 おかげで時間に余裕をもって病院に行くことができました。 術前検査 血圧 採血(5本くらい) 尿検査 胸部レントゲン 心電図 呼吸機能検査 手術前にはこうして必ず検査があるそうです。 手術前の全身状態がわかり、手術の合併症発症リスクを予測できるということです。 呼吸機能検査、苦手です。 5回くらい息を吐きましたが、肺活…
子宮筋腫手術の前に行う注射は、種類がいくつかあるのでしょうか。 私の通うB病院では、ゾラデックスというものでした。 ゾラデックスの作用 ゾラデックスは、女性ホルモンの分泌を抑える作用があります。 詳しくは以下です。 子宮に流れている血流を抑えることで、手術を安全に行う 内膜症や筋腫からくる痛みを和らげる 過多月経からくる貧血の改善 筋腫を縮小させる効果がある 今回私の治療で期待しているのは、1です。 注射はおへその下あたりにしました。 おなかの肉をつままれて、そこに太い針を刺します。 そこから薬剤のかたまりが入って、数週間をかけて徐々に体に吸収されるということでした。 この注射、すごく痛かった…
【妊活ふりかえり日記】MRI検査結果と手術までのスケジュール
MRI検査を受けてから一週間が経って、結果を聞きにB病院へ行きました。 一週間かかる理由は、複数の医師の目で確認して検査結果を検討するためだと説明を受けていました。 MRI検査結果 この日、手術をするかどうかが決まることになります。 そのため、夫も仕事を抜けて同席してくれることになりました。 本来はこの時点で家族の同席は不要とのことでしたが、初めての手術ですし、心強かったです。 一緒に診察室に入り、MRI写真を見ました。 自分の断面図を見た感想は、「テレビで見たことがある」と「ぜい肉がよくわかる」でした。 夫が隣にいる安心感からか、この時点では緊張感はゼロです。 いえ、現実逃避だったのかもしれ…
人工授精(3回目)の結果を待たずに、B病院の初診を迎えました。 B病院初診 A病院に「妊活中」ということをしっかりと書いてもらった紹介状を握りしめ、B病院に行きました。 エコーと内診をしたところ、先生からは「一つ大きな筋腫があります。ほかにも二つほど大きなものがありますね。月経が来てしまったら、すぐにMRIを予約してください」と言われました。 エコーは平面的であり、詳しく診断するにはMRIを使う必要があるということです。 MRIは筋腫が子宮のどの位置にあるのかがわかるということでした。 ただMRIをするまでもなく「一つはかなり大きいので、妊娠を望むのであれば取ったほうがいいでしょうね」と言われ…
子宮筋腫手術を検討したのは、2回目の卵管造影検査の後でした。 人工授精2回目も残念な結果に終わって、卵胞のチェックも満足にできない私。 そのすべての原因が子宮筋腫ではないかもしれないけど、もしかしたら手術を行うことで妊娠の可能性が高まるかもしれない。 すがるような気持ちでした。 夫に考えを伝える 夫は子どもがほしいとは思っているようですが、あまり表立って口にしません。 それは私に負担をかけないための気遣いなのかもしれませんが、逆に、私のほうからも妊活についての話し合いをしづらい空気ではありました。 しかし手術となると、私一人の考えでは決めることができません。 悩んで悩んで、夫に自分の考えを伝え…
固めの管を使うことで、無事人工授精を2回行うことができた私。 子宮筋腫が気になりつつも次回の人工授精を検討していた時のことです。 先生から「人工授精で使っている管だったら卵管造影検査ができるかもしれないよ、どうする?」と言われました。 その時、正直言うとまたあの痛みを感じるのかと躊躇する気持ちもありましたが、「今度こそゴールデン期間ゲット?」という思いからすぐに「お願いします!」と返答しました。 最初の卵管造影検査から半年以上たっていて(前回は検査自体できなかったのですが)、人工授精もうまくいっていないこの現状を打開したいという気持ちがありました。 それに、子宮筋腫が気になっていて、これで妊娠…
タイミング法→人工授精とステップアップした私ですが、今は妊活自体をお休みしています。 理由は子宮筋腫です。 私と子宮筋腫 初めて病院に行った時から、子宮筋腫があることを言われていました。 かなりの大きさ、しかも複数あるとのこと。 最初は「早く妊娠したほうがいい」という先生の言葉から妊活を優先していましたが、今はそのことを後悔しています。 初めにそう思ったのは、卵胞や内膜のチェックのためにエコーをするときです。 私の通う病院では卵胞チェックは専門の看護師さんです。 ある日その人が子宮筋腫が邪魔をしていて卵胞が見えないということで、先生を呼びました。 その時、それまでにも「いつのまにか排卵していた…
前の記事で、卵管造影の時に管が入らず「人工授精の管も入らないかもしれない」と言われた私ですが、無事(?)人工授精を行うことができました。 どうやって人工授精したのか 単純に、普通に使うものよりも固い管を使っただけです。 カテーテルよりもしっかりとした管を使うことで、なんとか子宮内まで管が届いたので、人工授精に進むことができました。 人工授精は3回行いました。 人工授精のメリット 人工授精に進んでから、タイミング法の時にあった夫婦の口論やギクシャクはなくなったように思います。 ステップアップするために夫婦でしっかりと相談したこともよかった点です。 でも個人的には、人工授精そのものについてはメリッ…
タイミング法を始めてからすぐに、卵管造影検査を行いました。 この検査は平日の午前中にしか行っていなかったので、急遽お休みをとって検査に挑みました。 卵管造影検査とは 妊活で通院している人のほとんどが経験するか耳にしたことがあるはずの検査だと思います。 卵管造影検査は、膣からカテーテルを挿入し、子宮内腔に造影剤を入れてX線撮影をするものです。 目的としては両側の卵管の通過性を確認することです。 この検査で有名なのは「痛い」こと。 私もこの検査をすると決まった時にさっそくネット検索をして、その感想に震えていました。 ちなみに私の通う病院では、これに加え、ソノヒステログラフィーと通水療法を同時に行い…
検査結果に気落ちしていた私ですが、この時はまだ「なんだかんだで妊娠するだろう」と前向きでした。 姉妹が子だくさんだったので、家系的には子どもができにくいとは思っていなかったのもあります。 姉妹の初妊娠は20代前半でした。 今の私とは10歳以上の差があるわけで、それだけでも大きな違いがあります。 無知というのは怖いです…。 タイミング法 まず始めたのはタイミング法でした。 私の通う病院では、タイミングをとるのは排卵直前の1回のみと指導されます。 そのため、排卵が近づくと病院に通いつめる必要がありました。 卵胞・内膜をチェックして、「今だ!」という日にタイミングをとることになります。 私の思うタイ…
年齢や結婚からの年数、基礎体温の不安定さからすぐに治療に入ることになった私ですが、病院に行った初日から検査が始まりました。 「ホルモン負荷テスト」 初めての検査は「ホルモン負荷テスト」でした。 病院に行った日がちょうど生理開始から数日だったことから、あっという間に採血に進んでいました。 検査結果を数日後に聞きにいくと、結果は「ホルモン値異常」。 負荷をかけたときの数値が、基準値をはるかに超え、異常なほどに上がっていました。 そして先生に言われたのは「多嚢胞性卵巣の疑いあり」でした。 多嚢胞性卵巣とは 多嚢胞性卵巣とは、卵巣内に卵胞がたくさんできて、排卵が起こりにくくなることをいうそうです。 排…
基礎体温について思う事
夫婦で相談して妊活に挑むことになった我が家。 以前から妊活とは関係なくアプリを使って生理日の記録はしていましたが、そこに基礎体温の計測を追加し、排卵日の予測をするところから始めました。 アプリの言うとおりに自己流でタイミングをとること1回。 このたったの1回が残念な結果に終わっただけで、私たちは早くも病院に行くことにしました。 妊活のため病院へ 妊活のために選んだのは、不妊治療専門の病院。 偶然にも家から比較的近いところに専門院があったことに驚きつつ、頼るならここしかないと思って選んだ場所でした。 通院1回目の診察 初めて訪れたA病院は、土曜日という事もあり待合に人が溢れていました。 ご主人が…
妊活を始めたきっかけについて
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