炎昼の通りを帰るすれ違う人と一人も会わないままに炎昼の通りを帰るすれ違う人と一人も会わないままに歌う風・・・921千葉甫
あらかじめ待とうと決めた時間へと秒針がまた一回りするあらかじめ待とうと決めた時間へと秒針がまた一回りする歌う風・・・613千葉甫
声出して自らに問い声出して答え落着くところへ落着く声出して自らに問い声出して答え落着くところへ落着く歌う風・・・612千葉甫
階段を上りきろうとした刹那インターホンが響く階下で階段を上りきろうとした刹那インターホンが響く階下で歌う風・・・611千葉甫
待っていた電話を取って受話器から聞こえてきたのはセールスの声待っていた電話を取って受話器から聞こえてきたのはセールスの声歌う風・・・610千葉甫
マイペースで路上を横切り行くまでの揚羽見つめる車が過ぎるマイペースで路上を横切り行くまでの揚羽見つめる車が過ぎる歌う風・・・609千葉甫
思い出したように窓から来た今日の風はすっかり秋の感触思い出したように窓から来た今日の風はすっかり秋の感触歌う風・・・608千葉甫
草の葉の大きく揺れて突然によぎって行った一片の風草の葉の大きく揺れて突然によぎって行った一片の風歌う風・・・607千葉甫
去って行く車の角を曲がりつつ鋭く光るリア・ウインドウ去って行く車の角を曲がりつつ鋭く光るリア・ウィンドウ歌う風・・・606千葉甫
間違った答えをしては傍らから訂正される夢より覚める間違った答えをしては傍らから訂正される夢より覚める歌う風・・・605千葉甫
設定は28度のエアコンの音のたびたび途切れる今日は設定は28度のエアコンの音のたびたび途切れる今日は歌う風・・・604千葉甫
先程から気になり続けていた音は蛇口から水の垂れている音先程から気になり続けていた音は蛇口から水の垂れている音歌う風・・・603千葉甫
衰えぬ暑さ続いているけれど日の暮れ早くなる確実に衰えぬ暑さ続いているけれど日の暮れ早くなる確実に歌う風・・・602千葉甫
秋告げるつくつくぼうしの鳴く声の今年も無くて酷暑の続く秋告げるつくつくぼうしの鳴く声の今年も無くて酷暑の続く歌う風・・・601千葉甫
照りつける陽ざしの重さ感じつつ横断歩道へ佇んで待つ照りつける陽ざしの重さ感じつつ横断歩道へ佇んで待つ歌う風・・・600千葉甫
「ブログリーダー」を活用して、chibahajimeさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
炎昼の通りを帰るすれ違う人と一人も会わないままに炎昼の通りを帰るすれ違う人と一人も会わないままに歌う風・・・921千葉甫
思い出は遠いものほど鮮やかに脳裏へ還る齢となった思い出は遠いものほど鮮やかに脳裏へ還る齢となった歌う風・・・920千葉甫
照りつける陽ざしの熱を増してくる横断歩道の信号は赤照りつける陽ざしの熱を増してくる横断歩道の信号は赤歌う風・・・919千葉甫
微睡の中へ入ってきた音は雷鳴だったかまだ陽は高い微睡の中へ入ってきた音は雷鳴だったかまだ陽は高い歌う風・・・918千葉甫
時折に雀の声を聞きながらコンピューターと過ごした今日も時折に雀の声を聞きながらコンピューターと過ごした今日も歌う風・・・917千葉甫
口笛の呼ぶ連想で思い出す永く忘れていた人の名を口笛の呼ぶ連想で思い出す永く忘れていた人の名を歌う風・・・916千葉甫
啼き交わす鴉の一羽の執拗に主張続けているような声啼き交わす鴉の一羽の執拗に主張続けているような声歌う風・・・915千葉甫
真夏日の陽ざしが肌を刺激する二週間ぶりの今日の外出真夏日の陽ざしが肌を刺激する二週間ぶりの今日の外出歌う風・・・914千葉甫
折々に過ぎ行く人の顔光るビルの間からの朝陽の中を折々に過ぎ行く人の顔光るビルの間からの朝陽の中を歌う風・・・913千葉甫
カーテンを大きくめくって入ってくる朝(あした)の風の涼しさを吸うカーテンを大きくめくって入ってくる朝(あした)の風の涼しさを吸う歌う風・・・912千葉甫
早朝の雨後の舗道に音も無く三羽、四羽の雀の弾む早朝の雨後の舗道に音も無く三羽、四羽の雀の弾む歌う風・・・911千葉甫
雷鳴が虚ろに一度あったあと静かに過ぎて行く朝の刻(とき)雷鳴が虚ろに一度あったあと静かに過ぎて行く朝の刻(とき)歌う風・・・910千葉甫
午後からは晴れる予報の暮際に短い時間の陽ざしがあった午後からは晴れる予報の暮際に短い時間の陽ざしがあった歌う風・・・909千葉甫
眼の隅を走った影に目をやった床には何も無く夜が更ける眼の隅を走った影に目をやった床には何も無く夜が更ける歌う風・・・908千葉甫
頭からかぶりつくがに解体をされて見慣れた家は無くなる頭からかぶりつくがに解体をされて見慣れた家は無くなる歌う風・・・907千葉甫
人影の無い路上から朝かげを弾いて飛び立つ雀が一羽人影の無い路上から朝かげを弾いて飛び立つ雀が一羽歌う風・・・506千葉甫
色褪せた写真にあるのは記憶からすっかり消えていた一場面色褪せた写真にあるのは記憶からすっかり消えていた一場面歌う風・・・904千葉甫
窓の外よぎって行った紋白蝶雨はすっかり上がったようだ窓の外よぎって行った紋白蝶雨はすっかり上がったようだ歌う風・・・904千葉甫
お喋りな一羽と聞いている一羽二羽の雀が電線に居てお喋りな一羽と聞いている一羽二羽の雀が電線に居て歌う風・・・903千葉甫
真昼間の路上に影を落とす木の下行くときの初夏の風真昼間の路上に影を落とす木の下行くときの初夏の風歌う風・・・902千葉甫
木の葉打つ降り出した音聞き留めて聞いている間に音の途絶える木の葉打つ降り出した音聞き留めて聴いている間に音の途絶える歌う風・・・759千葉甫
音低く弾くカリンバの一音の高く響いて夜の静けさ音低く弾くカリンバの一音の高く響いて夜の静けさ歌う風・・・758千葉甫
気まぐれな風に吹かれて羽搏きを始めたように木の葉らそよぐ気まぐれな風に吹かれて羽搏きを始めたように木の葉らそよぐ歌う風・・・757千葉甫
充電の機器の増えつつ今日もまた充電をする続けて二つ充電の機器の増えつつ今日もまた充電をする続けて二つ歌う風・・・756千葉甫
六時間タイマー・セットの扇風機の風がまだ来るまたの目覚めも六時間タイマー・セットの扇風機の風がまだ来るまたの目覚めも歌う風・・・755千葉甫
自動ドアのスライドをして開くまでを見つめる灼けて光る通りを自動ドアのスライドをして開くまでを見つめる灼けて光る通りを歌う風・・・754千葉甫
久々にレコードで聴くこの人の意外に高い若い日の声久々にレコードで聴くこの人の意外に高い若い日の声歌う風・・・753千葉甫
探しつつ次第に記憶の甦るあそこへ仕舞ったかも知れないな探しつつ次第に記憶の甦るあそこへ仕舞ったかも知れないな歌う風・・・752千葉甫
私より一足先に室内へ入って蛾の飛ぶ灯りの下を私より一足先に室内へ入って蛾の飛ぶ灯りの下を歌う風・・・751千葉甫
カーテンが平らに揺れて入ってきた今夜の風の涼しさを吸うカーテンが平らに揺れて入ってきた今夜の風の涼しさを吸う歌う風・・・750千葉甫
漂って来たこの匂い記憶にはあるのだけれど?あるのだけれど?漂って来たこの匂い記憶にはあるのだけれど?あるのだけれど?歌う風・・・749千葉甫
ヘッドホン外せば夜は更けていて音無く揺れる窓のカーテンヘッドホン外せば夜は更けていて音無く揺れる窓のカーテン歌う風・・・748千葉甫
思いがけぬ距離を歩めた幸せの後の寂しさ夢から覚めて思いがけぬ距離を歩めた幸せの後の寂しさ夢から覚めて歌う風・・・747千葉甫
窓からの風が伝えた歌声を聞いて目覚める白雲光る窓からの風が伝えた歌声を聞いて目覚める白雲光る歌う風・・・746千葉甫
街灯の明かりに窓へ影を置く木の葉の揺れていて夜は更ける街灯の明かりに窓へ影を置く木の葉の揺れていて夜は更ける歌う風・・・745千葉甫
昨日も一昨日もしたことを今日もしている恐らく明日も昨日も一昨日もしたことを今日もしている恐らく明日も歌う風・・・744千葉甫
下りて来た一羽の雀コンビニと私の間を弾んでよぎる下りて来た一羽の雀コンビニと私の間を弾んでよぎる歌う風・・・743千葉甫
来る風が雨の匂いを帯びてきてコンピューターから外へ眼をやる来る風が雨の匂いを帯びてきてコンピューターから外へ眼をやる歌う風・・・742千葉甫
一週に一回顔を合わせての挨拶のみで三年となる一週に一回顔を合わせての挨拶のみで三年となる歌う風・・・741千葉甫
度の合わぬ眼で仰ぐ空飛んで行く一つの影は恐らく鴉度の合わぬ眼で仰ぐ空飛んで行く一つの影は恐らく鴉歌う風・・・740千葉甫