鴻風俳句教室五月句会 池窪弘務

鴻風俳句教室五月句会 池窪弘務

鴻風俳句教室五月句会池窪弘務兼題㊀・新茶㊁・漢字:声㊂・ゴールデンウイークで体験したこと一切㊃・当季雑詠五月句会投句池窪弘務㊀名人戦ペットボトルの新茶かな㊁メーデーや声なき声に満ち溢れ㊂なおざりになおざりにして昭和の日㊃針仕事すつと糸ひく春の果一番気に入っていたのは、㊂です。先の敗戦を総括せずに日本は来たと思います。なおざりにして、一寸先しか見ずに(見えずに)。『なおざりになおざりにして』のリフレインは村上春樹氏の『一人称単数』の短歌。『たち切るも・たち切られるも・石のまくら・うなじつければ・ほら、塵となる』一点でした。鴻風俳句教室五月句会池窪弘務