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2019/03/06

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  • あなたなら何を持っていきますか?!

    短編小説:ありのママ 美姫さんvs無人島 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子ユウ:ショウのお兄ちゃん美姫さん:ショウとユウの母こうちゃん:ショウとユウの父 「美姫さん、無人島に行くなら何を持っていく?ひとつだよ。」と僕が聞く。 美姫さんはウーンと考えながら「そうだね……。あっ、家族かな?」と言った。 「家族?。家族をどうするの?」と僕。 「食べ物を取ってきてもらう!みんな一緒だと楽しいし、働いてもくれるし。」と美姫さん。 「それはひとつじゃないような気がする。」と僕が言うと 「じゃぁ、核家族単位でショウとユウとこうちゃんだけでもいい。」と美姫さん。 ん?美姫さんは家族ってどこまで一…

  • はしやすめ 【お気に入りの動画】

    いつもブログを読んでいただきありがとうございます。今回は、私の今お気に入りの動画を紹介したいと思います。 ヒュー・ジャックマンも感涙!映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッションの様子 上記動画は、グレイテスト・ショーマンの挿入歌【This is me】です。 この歌を知ったきっかけは障がいのある子を育てていらっしゃるひとりのお母さんのブログです。 私は暗闇を知っている 言われた“隠れてろ お前など見たくない” 身体の傷は恥だと知った 言われた“消えろ 誰もお前など愛さない” でも心の誇りは失わない 居場所はきっとあるはず 輝く私たちのために 言葉の刃で傷つ…

  • 私の体重もきっとコレのせいです。

    短編小説:ありのママ 美姫さんvs体重 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子お兄ちゃん(ユウ):ショウのお兄ちゃん美姫さん:ショウとユウの母こうちゃん:ショウとユウの父 お父さんと美姫さんとお休みの日にまったりとしていると美姫さんが突然 「そういえば、この家に体重計ってあったっけ?」と言い出した。 雑誌を見ていたお父さんが「うちで体重計が必要なのは、美姫さんだけだからなぁ。美姫さん、体重測らないじゃないか。だから、クローゼットの奥にしまっているよ。」 と言った。 僕とお父さんはスリムだ。 美姫さんは……。 「最近さ、身体にG(★)がかかっているような気がするんだ。」と美姫さん。 Gっ…

  • 貴方の将来の夢はなんですか?!

    短編小説:ありのママ お兄ちゃんvs将来の夢 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子お兄ちゃん(ユウ):ショウのお兄ちゃん 「お兄ちゃんって将来何になりたかったの?」と僕が聞く。 お兄ちゃんは未だにプラプラしていてちゃんとした定職についている様子がない。 「兄ちゃんの夢か……兄ちゃんはな、兄ちゃんになりたかった。」とお兄ちゃん。 お兄ちゃんになりたかったお兄ちゃん。。。。 僕の頭にハテナが灯る。 「お兄ちゃんは、弟か妹が欲しかったの?」と僕が聞くと 「あぁ、ごめん。兄ちゃんはな、自分になりたかったんだよ。つまり、自分自身のままで大きくなりたかったんだ。」とお兄ちゃんは言った。 自分自身…

  • 貴方の中の偉人。

    短編小説:ありのママ 斉藤家vs偉人 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子お兄ちゃん(ユウ):ショウのお兄ちゃん美姫さん:ショウの母親おばあちゃん:美姫さんの母、ショウとユウのおばあちゃん 学校から帰ると美姫さんが 「ショウ、聞いて!!」と言ってきた。 どうせ、大した話じゃない。でも、聞かないとうるさそうなので 「どうしたの?」とニッコリと微笑んでみた。 すると美姫さんも嬉しそうにニッコリと微笑んで 「私ね、アインシュタインと瓜二つなんだよ。」と言った。 はぁ?はい?意味不明?何言ってるんだ? とうとう頭が壊れたんだな……。と僕は美姫さんが可哀そうになってきた。 なので 「へぇ~。す…

  • ゲーム規制にものもうす?

    短編小説:ありのママ 美姫さんvsゲーム 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子美姫さん:ショウの母親 ぼくんちは、ゲームの時間制限が無い。でも、みんな1日1時間だとか決まっている事が多い。 この前もニュースでゲーム時間の制限の話をしてた。 「美姫さん、うちは何でゲームの時間制限ないの?」と僕が聞く。 すると、美姫さんが怪訝な顔をして「えっ? なんでゲームに制限時間しなきゃいけないの?」と聞き返してきた。 「依存症になったりとか、勉強に差し支えがあるとか、トラブルになりやすいとかかな?」と僕が言うと。 「あぁ、それね。」と美姫さん。 「“それ”って?」と僕が聞くと 「大人がね、自分たち…

  • 貴女に何がわかる。

    短編小説:ありのママ 美姫さんvsおばあさん 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子美姫さん:ショウの母親おばあさん:自称占い師 美姫さんと歩いてると、 「姓名判断無料でします」と書かれた看板と共に年配のおばあさんがいた。 「姓名判断だって、面白そうじゃない?」と僕。 「自分の個人情報と引き換えなんて恐ろしい。偽名でできるならするけど。」と美姫さん。 偽名じゃ駄目でしょ。 と、僕たちの話し声が聞こえたのかおばあさんが 「名前が嫌なら、手相もみれますよ」と言ってきた。 「手相も見てもらえるんだって」と僕。 「僕、見てあげようか~」とおばあさんが言う。 僕が美姫さんを見ると苦虫を嚙み潰した…

  • 映画ポイント【グリーンブック】

    この映画ポイントはネタバレなしの映画の紹介を目指しています。 映画ポイント グリーンブック 【公開】2018年(アメリカ映画) まだ、アメリカ南部では黒人差別があった頃の実話に基づいた話です。 ジャマイカ系アメリカ人のピアニスト、ドン氏*1がコンサートツアーの為に雇ったイタリア系アメリカ人のトニー氏*2とアメリカ南部を周る話です。 グリーンブック*3とはその当時の黒人の旅行者のための実在したガイドブックです。 差別って怖いと思いました。でもそんな時だからこその人の資質もわかるのかなと感じました。 この映画、コメディなんです。笑えます。 最後のセリフ、必見です。 フィクーポイント92点 ①50②…

  • 人にやさしく。

    短編小説:ありのママ お兄ちゃんvsオバさん 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子お兄ちゃん:ショウの兄 休みの日、お兄ちゃんと近所であった【チョコレートランド】 という催し物に行く。 色々な国のチョコレートが販売されているらしい。 会場の近くに着くとチョコレートの匂いでいっぱいだった。 「おいしそうな匂いがするね~」と僕。 「ホントだな。楽しみだ。」とお兄ちゃん。 会場をグルっと見渡すと一か所、異彩を放つ場所があった。物凄い行列が出来ている。 「あの行列なんだろう。」と僕が指さすと 「近づいてみるか?」とお兄ちゃん。 2人でテクテク歩いていくとそこは《好きなチョコを3つプレゼント》…

  • 理解する事。

    短編小説:ありのママ 差別と区別 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子美姫さん:ショウの母親お兄ちゃん(ユウ):ショウの兄 「この人たちってさ、ホント多様性を理解してないよね。」と美姫さんがテレビを見ながら言う。 「そういう人が一番、多様性を理解してない。」とお兄ちゃん。 「どういう事?」と僕が聞く。 「多様性を理解するって事は多様性を理解してない人がいるって事も理解しないといけない。って事。多様性を理解しない事も多様性。」とお兄ちゃん。 美姫さんが眉間にしわをよせて、お兄ちゃんにベーっと舌を出す。 「こういう人に限って差別するんだよね。」と美姫さんがさっきのテレビに出てる人の事を言…

  • カンジンカナメ。

    短編小説:ありのママ 美姫さんvs育ち 今回の登場人物紹介 ショウ:小学六年生の男の子美姫さん:ショウの母親 「ショウ。人の外見はいつでも変えられるんだよ。」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。興味ないし。 「でもさ、育ちは変えられないんだよね。取り繕ってもボロがでる。だから、育ちって大切なのかもね」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。そんな事言われても興味ないし。 「育ちは顔に出るとも言うし。」と美姫さん。 「そうかもねー」と僕。ホント、どうでもいいし。 「良かった〜。私、育ちが良くて。」と美姫さん。 …どの口が言う? と、口元まで出かかったけど、僕は育ちがいいので、美姫さんにニッコリと微笑…

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