畠山直子 きりたんぽネギゴボウセリにぎやかに 元乙女 北は雪西は菜の花お正月 天災は忘れる間なくやってくる 留守の間に戸袋ひよに乗っ取られ 須田五郎 気が和む田舎の良さを老いて知る 年の瀬は笑顔満載ローカル線 見送りしとぼとぼ帰る婆さんと 新井秀夫 子らと酌む八十路の春の旨...
2020.5.28 政府さん二枚のマスクいつ届く ヘソクリをどうぞ使って出来た嫁 君達を信じているよ待ちましょう 風の便りに花もよろしく顔を出す ここ安全穏やかな日が続きます
深川美恵子 年玉を手にして孫は「ママ帰ろ」 新年会続いて財布痩せました 嬉しいこと日記に書いて尚嬉し 田村恵美子 一人サラダ玉葱辛味十分に 初場所は回しカラフル意気上がる 猛吹雪夫婦喧嘩が負けている 桜庭由紀子 里も良し居座る現地心地好く 雨雫枯木に光るエメラルド シナリオ...
畠山直子 花つぼみ早く咲けよと鳥は鳴く 元乙女 我が娘過保護の女王誰の所為 親心いつかわかると虫おさめ 御用済み自由時間が徐々にふえ 今野登美子 雑草も花壇の花を引きたてる 世帯主見たくなるよな門構え 神隠し言い訳にする物忘れ 元乙女 この世界太陽一つ月一つ 老木になった枝...
2020.5.26 緊急の宣言聞いて燕飛ぶ 何を着よういつも普段着ガマガエル バーゲンでブラウスズボンつかむ夢 懐かしい嬉し嬉しのビルの街 この空に何を飛ばすか勝負時
深川美恵子 発表会度重ねても動悸する 今日の元気証明してる笑い声 嬉しいなドンドン雪が消えて行く 桜庭由紀子 浮き沈みあって人生波に乗る 正座して朝修行に満足感 待った免許必要とされ放せない 今野登美子 平成を飾る最後のひな祭り 穏やかな夜明け待ってる新元年 嬉しくて背中で...
2020.5.25 今一度立ち止まっては周り見る ゲームバン枡目辞職のそれも有り 散歩道川面に映る影二つ 良く撮ってハイ頑張るよ素のままだ サイクリング馬の一列カッコいい
まさよし 水跳ねのこころを一人絞ってる 血縁の鎖切っても切れません 限り無い生命力の試験管 点滴を漏れなくパートさんが入れ たぶん 行列は遠くにならぶルールかな 午後からは相手チームに双子ゐる どちらからどちらまで同人はゆく 積み木の高さぶんだけない不安 蜂の出る番組録画す...
2020.5.24 元気だね覚えているよはいピース 居酒屋へちょつと寄り道しませんか もう一軒それなりません戸が閉まる 竜宮より便り届いて記念日に ドクダミも白い十字架つけて咲く
田村恵美子 母の日も父の日も又顔をかく 深川美恵子 散歩道戦中摘んだ草に会う 終わる目途付いてさっさと手が動く おむすびもよろこぶ孫の顔に似る 元乙女 男気に脱帽しての婦随仲 抽出しに昔の私住んでいた 小野丹左衛門 山里に住めば身に合う風が吹く 昼休み白黒並べ知恵比べ まさ...
2020.5.23 出かけよう心で地図を描いてみる かくれんぼ遠く行っては鬼来ない 海の歌波に消されて残る貝 お母さんお元気ですか鳩時計 ドア開けて新たな恋も芽生えます
佐藤 文 月変わり病の様子変化なし 何故かしら思い出多い涙出る 初メロン戴きものを味わって 男鹿伊達也 どこを向き誰を狙うかイージス砲 屁理屈が媚びり付いてるお大臣 起きがけのお茶一杯がエネルギー ミヤコワスレ 今日の日は誰も知らない影法師 生きている生かされている介護の手...
2020.5.22 もう少し家から出るなゼミメール 覚えたて家族麻雀コロナ休 風呂掃除勝負の世界容赦ない 勝負事自粛しようと会議する 太陽に両手かざして夢語る
ミヤコワスレ ホッとするあなたの心に雨宿り 前向きになれば笑顔が福になる まさよし 子の花火微笑んでいる青バケツ 点滴に注入をする重い罪 洞窟に朝陽を運ぶ潜水士 鈴木貞子 咲ききって残り香消える赤いバラ 短冊に書いた願いよ天届け 田んぼ道かえるの歌を競いあう 須田五郎 かた...
三浦正直 嵐かと思えば猛暑滅多打ち イージスで戦禍に一歩近くなる 向上心段々薄れ終点か 余った薬キチンと返し褒められる 元乙女 大地ゆれ空土砂降りの無常風 子を育て角がとれてく娘みる 左手の指輪かえれと伝書鳩 今野登美子 腕白へ鶴のひと声欲しくなる バレンタイン効果があって...
2020.5.21 おしゃれしてスキツプ軽く向かう駅 この辺り赤ちょうちんがあったはず ジャンプして途中下車せず戻るシャケ 窓開きピアノ移動し歌う声 ひまわりも直ぐ夏服に着替えます
2020.5.20 軒先きの燕羽ばたく時を待つ チェロの音また中止なのコンサート クレマチス揺れる花びら露光る 少しだけ冒険しようカエルの子 コーラスのひよっ子が笑む雨上がり
深川美恵子 渋滞の脇道走り得気分 仕舞湯につかり明日の予定組む 同級生老いも順調だと笑う 畠山直子 今日もまたラジオが友の泣き笑い 黄泉の道審査きびしく通れない 久しぶり戦友再会笑みこぼれ 桜庭由紀子 懐かしい蚊取り線香ある暮らし 平和好き西日ゆっくり明日を詠む 剪定の庭に...
スーパームーン すずき・のりこ 星が降る 星が野原に落つこちた 踏んだらカシャッと音がした 草や花も目を覚まし カシャカシャいっしょに踏んでみた 草や花、私もいつしよに寝転んで 大きく息を吸つてみた 黒い空に唯一つ 大きな光りが見えますね ほーら、スーパーム...
まさよし 素麺と競うウォータースライダー 今野登美子 サビた脳大河ドラマを二度見する 地球上何処に住んでもある被害 亡き人に会える兆しの蛍飛ぶ 田村恵美子 熱帯夜夜風も疲れて一休み 絵手紙で西瓜届けば夏祭り ピカドンの八月の空安らかに 勝部夫美子 発車ベル明日に向かって過去...
2020.5.19 ありがとう休みませんか声かかる 閉ざされた家の光の暖かさ 贅沢な時を過ごしてなるパンダ 微笑みを山鳩庭に置いていく 遠回り登る山道深い息
畠山直子 友の舞扇子片手の艶やかさ 甲子園流れる汗と白い歯と 許そうと決めて肩の荷とれました 勝部夫美子 老境の二人三脚足るを知る 身ひとつでめざして走る終着駅 密か事恋の炎に薪くべる 詳子 2歳児の生きる望みが水を飲む 後押しの一言嬉し友の声 盆の風生暖かく母みたい まさ...
深川美恵子 原爆も戦争もない不断好き 金農があって良かった秋田県 田村恵美子 勝目なし草は伸びます堂々と 雑草の葉かげのおかげ花は咲く 風鈴をだましてゆらす扇風機 今野登美子 老木の耐える姿に励まされ 飼い主を見守る犬の正義感 平凡に暮らし続ける難しさ 元乙女 甘辛に酸っぱ...
2020.5.18 ポケットに幸せ入れて散歩する 白い花ピラカンサ冬赤くなる 糸電話でも遠く鴎の声がする 小さな種大きな実へと変わります 黄か緑この星選び歓喜する
2020.5.17 巣から出たハトの学校閉まってる トキメキを胸に覚えた幼い日 さよならと言っていながら期待する ちょっと待て手続終わり見栄を張る カラフルな傘も行き交う交差点
まさよし 瘡蓋が乗りこなしてる一輪車 関空が砂を吐いてる滑走路 男泣き見せない父のサングラス 新井秀夫 五年経てシンゾウだけが強くなり 民の声聞いたら五年持たぬ筈 酷暑でも芝遊びには精を出し ままならぬ世に長らえて八十路かな 佐藤 文 一瞬の花火の技で夏終わる ベッドから雲...
須田五郎 良く来たと頭撫でられ孫に笑み 未練なし老いを認めて隠居する 傘寿坂振り返え見れば茨道 詳子 くもり空歳に逆らう手足たち どこに利く苦いゴーヤの茶をすする 今朝もまた大股歩き続行だ 鈴木貞子 陽の恵みたっぷり浴びたトマトもぐ 友見舞い言葉に窮しただ笑う 元乙女 神さ...
2020.5.16 久しぶり手作りマスクはいどうぞ レッスンは三蜜避けて時を置く 歌い出す広報車よりアルペジオ 10万円戴く時に仏顔 手をつないで踊り出してるマチスの絵
2020.5.15 いつもより幅が広いね天の川 織姫様彦星様も星マスク 覚えてる同じ組かもランドセル いい話も距離があるので聞こえない 宇宙には広がらないで夢抱く
畠山直子 断れずいらぬ物までもらう友 野菜達出来と不出来の自己主張 合唱祭上手と思う孫の組 今野登美子 百歳の笑顔見ているいい日和 今日の無事夕焼け空に有難う 次の世に残す善意の種を蒔く 勝部夫美子 同窓会埋火揺れるイヤリング 浮き浮きと心も弾むコンパクト 容赦なく近づく老...
まさよし 道化師が笑顔失い人になる 散歩道耳打ちに来る秋の蝶 閉ざされた心は強化ガラス板 桜庭由紀子 朝焼けに染まる過疎地のファンファーレ 更新の認知度試す時間切れ 野良で咲く白さは負けぬニラの花 元乙女 歳食うと珍事連発おもしろい 逆戻り今の私は三歳児 大丈夫しわの数だけ経験が
プーチンさん潜水艦で身も沈む(秋田・高橋 輝) 高層で生き抜く野草妻涙(千葉・小松弘之) 人様に誉められるのはいつ以来(秋田・高橋弘典) 飼い主に負けてなるかと大いびき(秋田・高橋亮子) セミナーでうたたね覚めて目と目合う(下原直美) ありがとうしわだらけの手大きな手(秋田...
教室のピアノひとりで歌ってる 君たちの描いた暦の月捲る 音楽会若草色が揺れている ハンドベル僕はソの音君ファだね ビリーブを声高らかに歌う日を 鈴木則子
目覚めれば夜か朝かと首傾げ(神奈川・石川雄朗) 表札の文字は丸文字新世帯(東京・坂本ひろの) あるじより大きな顔で歩く犬(秋田・高橋弘典) 心から叫ぶ言葉は「愛してる」(秋田・高橋 輝) 虫の声ふと気がつけば秋の空(奈良・下原直美) 降る雪と白い息とのシンフォニー(秋田・高...
もう一人の私へ すずき・のりこ
新コロナあなたの姿どこにある 一箱のマスクのみやげ喜喜とする あなたとは握手しないで握手しよ 強がりの平行線ねそれがいい 心より丸い地球と言える日に 鈴木則子
母逝くも世は平然と流れ行く・・・男鹿伊達也 仲良しの道祖神さま手を合わす・・・中尾康代 五十年振りに白髪と禿頭・・・中山千恵子 手加減を知った息子に投げられる・・・吉田 茂 被災地はそれぞれ違う暮らしぶり・・・山本ひろ子 遊ぶ子のいない公園寂しそう・・・香田龍馬 加齢につれ...
握手避け花丸博士出番です ワクワクとひとりリレーの大芝居 笛を吹き歌う小鳥も大笑い 白藤は甘く優しく時を待つ 花束をオペラに乗せて夢の中 鈴木則子
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