トンイの長いあらすじを小説風に書いた完全版1~60話です。 ネタバレ、派閥や時代背景など
粛宗7年 (1681年) 絶壁の黒い陰の向こうに川が広がり、さらにずっと奥には山々が連なっている。一帯と水面は藤色のもやに包まれていた。 闇の中に子船が一隻浮かんでいる。先尾の竿に引っかけた盆ちょうち
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王の運命 -歴史を変えた八日間ー DVD スペシャルBOX [ ソン・ガンホ ] 価格:5115円(税込、送料無料) (2020/1/9時点)楽天で購入 チェ・ヒョウォンがアジトへ姿を見せると、手下たちが道をあけた。 コム
バトル・オーシャン/海上決戦 [ チェ・ミンシク ] 価格:1100円(税込、送料無料) (2020/1/8時点)楽天で購入 コムゲの摘発が進むにつれて、父さんはトンイを家の外へ出したがらなくなった。 留守のときはケド
この頃、王様はオクチョンに申し訳ない気持ちでいた。 なぜなら王宮に招いて以来、ずっと肩身の狭い思いをさせていたからだ。就善堂で息を殺して、よく耐えてきたと思う。 激務に負われる王様にとって、彼女の
どうしたのだろう。オクチョンの腕の中で赤ん坊がスプーンを受け付けない。 もしかすると暑さのせいか。 少し風に当ててくるように言ったところ、生後百日の息子は金のおくるみごと尚宮に抱かれて去っていった。
トンイ19話 「恩人との決別」 王様はイニョン王妃とオクチョンのそれぞれから言い分を聞いた。 王妃の説明によると、投書の件を不安に思って実家に相談をしたが、まさか殺されたホ医官の父が実家の主治医を
大妃毒殺事件の会議の争点は、王妃の降格処分についてだった。 南人オ・テソクが、王妃の実家とホ医官のつながりを根拠にし、王妃の責任も追及すべしと主張した。 これ対し、西人チョン・イングクは、手形の件は
イニョン王妃の降格は、もはや仕方がない…… そんなあきらめが人々の間にどんどん広がっていた。 「南人はあらゆる手をつかって捜査を妨害するだろう。だが真実が決して消えることはない。だから今は耐えるのだ
チョン尚宮が内需司にのりこんだ。 慣例をくつがえし、内需司も例外なく調査することに決めたのだ。 ところが内需司の力づくの抵抗に遭い、しまいに護衛隊まで出動する騒ぎとなってしまった。 ほどなくチョ
「致命傷を負ったことは間違いありません……」 ただし死んだかどうか問われた刺客は、はっきりとは頷かなかった。 今トンイの行方を、右捕盗庁の兵が都周辺の山まで捜索中のところである。 そのような結末を
そこにはまだ部屋のあちこちにイニョン王妃のおもかげが残っていた。 巨大な蓮の芯がぐったりと首を垂らした屏風…… 庭に出てみると、白い蝶が内側の黒い羽を広げて、花の蜜を吸っていた。ハートの花びらに、白
コシはちょうどトンイの目の前で止まった。 眩しそうに目を細めたチャン・ヒジェは、ゆっくり周囲を見まわし、トンイの方へ視線をやりかけた。 「これはこれは! お待ちしておりました」 急に赤衣の長官が
チョンスと旅していたヨンギは、ときどき役所の馬舎に立ち寄って、馬を交換するようにしていた。 横長い馬小屋は、馬一頭ごとに部屋が割り当てられ、それぞれの仕切りごとに軍旗を掲げてある。 柵から人懐こく
トンイ27話「狙われた新王妃」 義州から戻ったヨンギは、トンイの行方がいまだ不明であると王様に告げた。 チョンスの方は、ひとまず都の様子を詮索に出かけた。 久々に自分の下宿に戻ってみたところ、石
「プンサンが来たと王様に伝えてください! どうかプンサンが来たとっ!!」 トンイは取り押さえようとする武官に無我夢中で訴えた。 「洗踏房の者のようですね…。きっと迷い込んだのでしょう」 おつき
ヨンギが王様の別邸へ到着したときには、さらに夜は更けていた。 感動の再会の邪魔にならないようまずはチョンスに遠慮した。トンイの無事がわかればそれで十分だった。 その甲斐あってチョンスは解き放たれた
チャン・ヒジェが内禁衛に捕えられたという。 テソクは鶏冠みたいな室内帽に両手をあて困惑した。頭に激痛まで走ってきた。 「チャン・ヒジェの陰謀の証拠を、王様がつかまれたようなのですが…!」 甥のオ
王命だと言うからとりあえず従っているものの、なぜ自分がこんなに美しい服を着せられ、御所へ案内されるのかー いまだトンイは事態がさっぱりのみこめずにいた。 とにかく詳しい説明は、後ほど王様よりされる
王様の政務は何かと忙しかった。 最近では市場の税の調整やら軍事訓練やらの間に、都承旨から報告を受けながら宮中を歩くほどだ。 先ほどから軍役改変の件で担当の重臣らがすでに集まっているとのことである。
「記録がない?! あの奴婢の記録がないのはおかしいではないか」 義禁府のオ・ユンは、側近の報告に驚きを隠せなかった。こうも最初から捜査が難航しようとは思いもしなかった。 「チャ・チョンスについても
使節団を先導する小太鼓やラッパの音色がまったりと流れていく。 列のところどころには龍の旗が天高く舞った。 清の兵士たちが砂埃をかぶったブーツでざくざく行進するなか、使節団一行の足取りに合わせて、野次
その晩、ソ・ヨンギは恐ろしい顔つきで物静かにトンイの部屋へ現れた。 ヨンギが語ったのは、十二年前に最も信じていた男に裏切られ、父を殺された苦しみについてだった。 父さんたちの死の真相を確かめようと
使節団の帰国直前には盛大な宴を催したいー 礼賓寺の署長チャン・ヒジェのこの申し出は、その背景にお世継ぎ承認問題が隠されていた。 当日は外が冷えながらも、塀に連なるぼんぼりの列が、早くも賑わいを見せ
ポン尚宮はトンイの指示を受けて水刺間へ行って、大きい壺へたっぷりのショウガ汁を分けて貰った。 そのショウガ汁を敷居や家具やたくさんの本をしまった留め金つきの木箱など、部屋のあちこちにくまなく塗ってい
甲戌の年四月十二日 イニョン王妃の復権が言い渡された。 内儒司の出納日誌の証拠により、イニョン元王妃の容疑が晴れたのである。 「王妃様……親衛隊長ソ・ヨンギが王命を受け、お迎えにあがりました」
王様への報告を済ませた男らが王宮殿の石段をおりてきた。 内官がすれ違いざま会釈し、案件を重ねた脚付き盆を手にして王宮殿へ入って行った。 「税については年貢米を減らし、足りぬ分は王室の資財から捻出す
トンイの療養の申し出を、王妃は快く承知した。 むしろ最初に勧めたのは王妃の方だった。 何かと無理をしていたから、ゆっくりと休むといいと言った。 でも出産直後の療養を辞退したほど頑張りやのトンイが
とつぜんトンイの部屋に二人の覆面男が上がり込んできた。 人の家に草履であがり込んで、長い刀を光らせている。 「お前が王の側室に違いあるまいな? 苦しまずに死なせてやろう」 男はどうやら次のターゲ
「そういうことでしたか」 シム・ウンテクは頷いた。 オ・テソクが南人の長老を殺して自分がその座に納まり、コムゲに罪をかぶせたのだ。 「だが十何年も前のことだ……」 ソ・ヨンギは再捜査の難しさを指
「その場に淑嬪様がいらっしゃったのですよ。あろうことか王様がお出ましになりまして!」 赤鼻の男は本当に無念でならないという風に、今にも泣きだしそうな顔をした。 ヨンギは耳を疑い、最初は顔をひどくし
トンイが出頭したとの知らせを受け、王様は馬を飛ばして漢城府へ駆けつけた。 しかし時すでに遅しだ。自白した後だという。 トンイが身分を隠していた事実… コムゲとの関係… ケドラの逃走援助…
「朝鮮の名物を紹介して頂き、さらには詩も一句、賜りました。聡明な世子様で、朝鮮はますます安泰ですなぁ」 清の男は歓迎行事で世子のガイドにすっかり満足し、おべっかも忘れなかった。息子を褒められた王様も
すでに授業は始まっている頃だ。今さら書堂に戻っても門に鍵がかかっているし、戸を叩けば先生に怒られる。 王様はクムにこのままサボるよう勧めた。 「私も塀の上を飛び回ったものです」 そんなホラ話を真
王様はクムをヨニン君に……かつトンイを従2品の淑儀にするよう都承旨へ手続きを命じた。 トンイとクムを乗せた2台のコシが、内官や槍兵や武官や青衣の役人と共に宮中へ入っていく。 クムは黒頭巾をかぶり、衣は
世子とクムが仁政殿で王様に謁見した。 大きな丸テーブルには中庸、大学など書物が重ねてある。 王様はクムを褒めるだけでは飽き足らずに、書物のページをめくって意味を尋ねた。 「これは前書きです。子思
イニョン王妃が倒れた。 真心痛 (心筋梗塞)をひた隠しにしてきたらしい。 病状の程度を探るようにと、オクチョンから命じられた尚宮は、まもなく意識不明の知らせを持って戻った。 (イニョン王妃に握られた証
宮中ではイニョン王妃の葬儀の準備が進められている。 葬儀に必要な花、ござ、金の燭台などを持って、大勢の女官や役人が熙政堂の階段や石橋を行き交う姿が見られた。 建物は高床式で水のない掘に建っている。
こちらのコーナーではドラマ内での補足説明を書き写したものや、気になったことをメモしていきます。(日替わり更新) 8話 音変(ウンピョン)…音が乱れ国が滅亡する兆候 漢城府の判官…都の行政・司法を担当
クムの授業が宮中の庭の楼閣で行われていた。 雲鶴と机を向かい合わせてのマンツーマンだ。 クムは見慣れない本が自分の書袋に入っているのに気づいて不思議に思った。ところがその書物が何であるか知っている
開け放たれた扉の軒先には“警守所”と白文字の額がかけてある。兵士がかがり火の脇で番をしているところだった。 チョンスが提示した木札を見て、門番は急にきびきびとした態度になった。それには金文字で役職と名
世子が王様のいる大殿へ行ったという嫌な噂を聞いた…… オクチョンが東宮殿の入口で待っていると、母の姿に気付いた世子が庭の廊下から階段をあがって静かに前へ立った。 「まさか、王様に病のことを話していませ
世子は書庫にいて無事である。そうハン内官から聞いて、王様は天にも昇るような気持ちで大きく胸をなでおろした。 火もだいぶ弱くなり、虫の音が聞こえるほど静けさが戻りつつある。それでもまだ桶を片手に門の中
監察府では庭に女官が集められ、チャン・ヒジェが孤島に送られ処刑されること、禧嬪の服毒刑が未の刻に行われることが尚宮より伝えられた。 露店の通りで人ごみを掻き分け、オ・テプンの妻が一番前に出て鼻息を
ヨニン君の婚礼の話を進めようと、王様の客間へ王妃がやって来た。 「宮廷に広がる噂を慎め、世子の座を正すことなのです。どうがご理解くださいませ…」 もっともらしい名分を考えたものだ…と王様は思った。
赤鼻の男から巻物を受け取ったヨンギは、不意打ちを食らったような顔になった。 査閲式の取り消し命令である… 「何カ月も訓練をしてきたのにどういうことでしょう?」 部下が不思議そうに聞く。だがまった
チョンスはブロックアーチ門の前から義禁府の兵に手紙を託した。 ヨンギのもとへ届くまでに半日。その後内禁衛が応援に駆けつけるのに1日はかかるだろう… 2枚の羽飾り帽の兵士は、青い旗を立てた筒を背中にか
輿を引く予定の男が急に腹痛を訴え、イヒョン宮への出発が遅れた間、実のところトンイは監察府に顔を出していた。 トンイの姿を見て、チョン尚宮とチョンイムが作業の手を止め、すりこぎのような物を器へ戻した。
~森の前に白やピンクの花が広がっている。野原を歩きながら、トンイはぼんやりと昔を思い出していた。 家の縁側にヘグムを手にした楽師の兄さんと父さんがいる。 兄さんが目を輝かせてトンイを呼ぶと、同じ
トンイあらすじ 1話 「陰謀の始まり」 粛宗7年(1681年) 絶壁の黒い陰の向こうに川が広がっている。さらにずっと奥には山々が連なり、川との境もはっきりしないまま藤色のもやに包まれてい
トンイあらすじ 11話 「思いがけぬ褒美」 ユ尚宮はきれいに掃き清められた十字の道を横切り、室内を出たり入ったり忙しくした。オクチョンを義禁府に引き渡す準備のためだった。道の周りの砂場は濃いピン
トンイあらすじ 21話 「闇の資金」 イニョン王妃の降格は、もはや仕方がないとのあきらめが、人々の間にどんどん広がっていた。 「そなたが騒ぎたてれば、全てが水の泡となる。南人は あらゆる手をつか
トンイあらすじ 31話 王様がトンイをスンウン尚宮にしたのには、そうすれば重臣がむやみにトンイに手出しできなくなるだろうとの狙いがあった。 スンウン尚宮と言えば王妃の次に高い地位だからだ。 「
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