エッセイ828.原色の街
原色の街、それは𠮷行淳之介の小説のタイトルだが、撮影する側にとっては色彩飽和するぐらいの発色が面白い。京都に住んでいれば、渋い色好みの文化だから余計にそう思われる。クリスマスとお正月のフィリピンを自分の目でみたいと考えた。それは三ヶ月も前から準備される行事であり、クリスマスに至るまでに多くの行事が続く。だが断片的な画像ではわからない。だから実際に私の目で見て映像にすることにした。すくなくともこの時期は、街中に人々が溢れ賑やかになっているはずだ。だから嫁の家でクリスマスと新年をすごそう。フィリピンの季節は乾季だから、日本でいえば秋であり、そして冬がないから京都よりは温かい。春先まで滞在して縛れる京都忘れだ。だが正月が過ぎると事務仕事で京都の法務局へ書類提出がある。それに今年提出する学術論文の締め切りが3月に...エッセイ828.原色の街
2025/01/31 06:00