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若葉に稲荷神輿
若葉に稲荷神輿金澤輝JR京都駅の西南、東寺の東にお稲荷様のお旅所が。例年、若葉の時期に、伏見稲荷の神輿が巡行していますが、コロナのため、去年までは中止。今年は再開されるようで、お神輿が並んでいます。疫去って若葉に稲荷神輿かな輝若葉にお稲荷様の赤が鮮やかです。若葉に稲荷神輿
2024/04/30 09:04
大学寮
大学寮金澤ひろあき二条城の西側を南に下り、中京中学校がある辺り。平安時代に大学寮があった跡だそうです。光源氏の息子夕霧が、父の方針で大学に入れられるのですが、ここに通ったのですね。恋人雲居の鴈とも引き離され、父の教育方針で、六位の低い地位から出発した夕霧は、自分の実力で夢を実現して行く決意をします。花の通りの大学寮に夢ありしひろあき大学寮
2024/04/30 08:23
2024年3月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】後半
2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○青島巡紅改めて佐久間照三選特選34冴え返るまだ「思想犯」ある地球金澤ひろあき日本にはなくても世界には確かにまだある。自分の思想信条をいつどこでもはつらつと言える星にしたいものですね。この句の季語のように。並選2客の雨傘梅の花びら一つ二つ塩見すず子ぼかしから一点へのフォーカスが効いています。鮮やかです。13次世代へのバトンタッチが見えてきた墓参老境のポジティブな心境がいいですね。また一つ肩の荷が降りたという安心感も伺えます。17猫寝顔ポケットの春がある野谷真治気持ちよさそうに眠る猫の顔には木漏れ日が当たっていてポケットに手を入れたような温もりが伝わってきた感じがよく出ています。38プーチンの顔から消えたしなやかさ金澤ひろあきいつまで悪役を演じているのでしょ...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】後半
2024/04/25 16:10
2024年3月 京都童心の会 通信句会結果 【選評】前半
2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天79自然災害国会戦争もう「イヤ」という訳にもいかない蔭山辰子「肉声」が強く伝わります。社会に向けられた作者の肉声。不幸な、そして起こってしまい、もう避けては通れない現実、いつ終わるか分からない苦しみを見つめています。地62鶏を褒めていただく寒卵三村須美子食べる時の「頂きます」。尊い命を頂いているのです。その思いが伝ってきますね。人54奈良町に墓だけ残し梅供う松村芳子古都奈良の一番古い町。今は他に移り住んでいるのですが、親の思い出、親族への思いを残す様が伝わってきます。お寺があるのですね。春のお彼岸に先立って梅をお供えする心情も伝わります。他、印象に残る句です。5歩いた休んだ梅のひらく音聴いた塩見すず子体験をじかに伝える書き方で、強い印...2024年3月京都童心の会通信句会結果【選評】前半
2024/04/25 08:04
2024年3月 京都童心の会 通信句会結果
2024年3月京都童心の会通信句会結果春桃会金澤輝三月三日雛祭。京都東山七条の三十三間堂は春桃会(もものほうえ)で拝観無料。嬉しいですね。晴れてはいますが、寒いです。でも人はいっぱいです。まずはお堂の周りを一周。桃の節句ですが、実際は梅が咲いています。三十三間堂一周日の永く輝お堂の長さを実感します。お堂の中に入るのは、何年ぶりでしょう。千体の千手観音立像が雛壇のように立ち並んでいます。まん中に大きな千手観音座像。縁を結ぶための紐をお持ちです。観音立像の前には、風神、雷神、四天王、修羅、仁王、自在天など、個性的な神が守っています。全て国宝。大迫力です。千の手に千の春乗せ千一体輝※輝(かがやき)は、ひろあきのペンネームです。社寺を訪れた時の文は、輝を使おうと思っています。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・...2024年3月京都童心の会通信句会結果
2024/04/24 13:10
寝そべり人生
寝そべり人生もいいさ口下手な桜ひろあき寝そべり人生
2024/04/23 07:56
フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻
フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻上着のボタンみんな外して春が来る金澤輝四月一日朝風呂の後暖房つけず佐久間照三花の数観光客とどちらが多い輝市民生活ずたずたのツケはどこ行く照三新年度人手不足で回らない輝なるようになる世の不思議照三地上スレスレふたたび凧が舞い上がる輝手にも汗まだまだ続く喧嘩凧照三祭の後乾杯をするノーサイド輝酒好きな日本の神様花の宴照三唄い踊り笑って開く天岩戸輝おはようと肩凝り解す朝日浴ぶ照三手術跡時々チクリまだ厚着輝それぞれの朝来て夕の鐘が鳴る照三アニメ聖地の次は心霊スポットへ輝微風に柳と桜のデュエット照三マフラーもコートも急に色あせる輝冷房や膝のカイロは色あせず照三スーツにネクタイ真夏の営業こたえるよ輝オアシスはもうどこにもない電子戦照三月からの映像かぐや姫は居ず輝心の片隅あって欲し...フリー句(自由連句)「上着のボタン」の巻
2024/04/22 13:08
一寸法師の奉公地
一寸法師の奉公地金澤輝四条大宮から大宮通りを北へ。三条商店街の手前の六角通りを左手(西)へしばらく行くと、木がこんもりと茂ったお社へ。武信稲荷とあります。花や楠が美しいので入ると、ここは一寸法師が奉公した邸跡だそうな。一寸法師はお碗の舟に乗り、針の刀を差して、立派な武士になるために京の都へ。そこで西三条殿に気に入られ、奉公します。このお社は、西三条殿の邸跡に建てられのだそうです。西三条殿のお姫様を襲った鬼を退け、鬼が落とした打出の小槌で背丈が伸び、立派な武士になって、めでたしめでたし。そんなお話でしたね。一寸法師背丈の伸びた花社輝一寸法師の奉公地
2024/04/21 07:59
2024年4月 京都童心の会 通信句会作品
2024年4月京都童心の会通信句会作品この中より、十五句を選んでください。さらに特選一句をお願いします。特選句の選評をいただけるとありがたいです。1自転車倒す草の上の春眠2ひとりごと食べる虫の余寒3亡き女(ひと)おいとま庭先の雪間4ゆららゆれおちる街灯の初蝶5糸桜応じる公衆電話6穴のあいた財布をポイ!おニューにしたら福が残った7コンビニトイレ一目散扉に手をかけ引いたなら「入ってます」とオナラで返事8良い友人とつきあいたいならばなれよ自分が先に良き友人に9果物はクサる前が一番おいしいって自分も頑張れ!クサる手前で10「私人間卒業します」一同大爆笑!11中学卒業金ぱつ頭今2児のお父さんで光ってる12手をさすり土たがやして種まき桜13降る雪にゴルフボールの吸われゆく14道たづね上ガル下ガルに京余寒15話す役聞く...2024年4月京都童心の会通信句会作品
2024/04/19 08:36
夜もすがら
夜もすがら雨の音聞く桜かなひろあき夜もすがら
2024/04/19 07:53
フリー句(自由連句)「自転車を」の巻
フリー句(自由連句)「自転車を」の巻自転車をネットにテニスするカップル佐久間照三二人の間に見えない糸が金澤輝幸せな一時がやがて大輪の花照三遣唐使船持ち帰った種輝伝播した国々の土壌に息づく仏教照三柚子香り精進料理ととのえる輝石の上に三年柚子の実なるのに十年照三四千歳の屋久島の杉輝宇宙の時間一瞬の生の光照三もしかして夢だったかも走馬灯輝花開く一瞬逃すなカメラマン照三スキをうかがい猫パンチ出す輝猫の尾を烏突いて飛んでいく照三高き梢で勝利宣言輝勝利宣言浮かんでこない春の泥土照三桜日和であくび沢山輝心も体もお布団の中で猫になる照三高価なサプリ使わず健康輝起きてすぐウォーキングでおはよう照三長寿の村に移住希望者輝百歳まで生きるぞとラジオ体操照三御所の花見はこれからですね輝※京都御苑の桜です。フリー句(自由連句)「自転車を」の巻
2024/04/18 08:03
鐘響き
鐘響きやまず花降りやまず金澤輝※写真は西京区西山別院。鐘響き
2024/04/17 12:51
徳山とスペースワールドと
徳山とスペースワールドと金澤ひろあき父の一周忌で福岡へ行く途中、徳山と北九州市八幡を通りました。昭和の頃、日本の産業の中心は重化学工業でした。金属産業や石油化学産業が盛んだったので、徳山も北九州の工場もフル稼働でした。徳山のコンビナートは、煙突から煙が出ていましたし、夜景が話題になっていました。その頃、大学生だったのですが、九州と関西を行き来するフェリーから、徳山の色鮮やかな夜景を楽しんだこともありました。父も元気だった昭和の徳山の夜景ひろあき北九州市八幡は、巨大な製鉄所があり、高炉が象徴のような街でした。私の父もここの社員でした。今は高炉も製鉄所も全てなくなってしまいました。跡地に建ったスペースワールドも無くなったようで、駅も寂しいです。おもかげを残す駅の名雨の音ひろあき※徳山とスペースワールド駅です。徳山とスペースワールドと
2024/04/16 10:25
徳山とスペースワールド
徳山とスペースワールドと金澤ひろあき父の一周忌で福岡へ行く途中、徳山と北九州市八幡を通りました。昭和の頃、日本の産業の中心は重化学工業でした。金属産業や石油化学産業が盛んだったので、徳山も北九州の工場もフル稼働でした。徳山のコンビナートは、煙突から煙が出ていましたし、夜景が話題になっていました。その頃、大学生だったのですが、九州と関西を行き来するフェリーから、徳山の色鮮やかな夜景を楽しんだこともありました。父も元気だった昭和の徳山の夜景ひろあき北九州市八幡は、巨大な製鉄所があり、高炉が象徴のような街でした。私の父もここの社員でした。今は高炉も製鉄所も全てなくなってしまいました。跡地に建ったスペースワールドも無くなったようで、駅も寂しいです。おもかげを残す駅の名雨の音ひろあき※秋月城と徳山です。徳山とスペースワールド
2024/04/16 10:21
雨の中
雨の中の花がうつむく一周忌ひろあき※福岡県、秋月城への桜並木です。雨の中
2024/04/16 07:57
フリー句(自由連句)「春の午後」の巻
フリー句(自由連句)「春の午後」の巻春の午後バイクに乗って墓参り青島巡紅鼻歌が出るいい日旅立ち金澤ひろあき高一から通う喫茶店の珈琲とマスター巡紅片や白髪で片や禿げてるひろあき桜の下ビンゴ大会大当たり巡紅ナニワの春は青空カラオケひろあき花吹雪舞う公園は行き場なし巡紅馬券売場に並ぶおっちゃんひろあき穴馬の春一番に紙吹雪巡紅帰りの電車大いびきかくひろあき担当のクラスの子らがくすくす笑う巡紅英語の発音関西なまりでひろあき旅先では外国人の人気者巡紅ロサンゼルスで大谷さんとひろあきヒーローに国籍問わないお国柄巡紅ゴジラがとったアカデミー賞ひろあき80歳なっても宮崎駿世界に吠える巡紅夢を伝えに来る花の精ひろあき雨上がり虹を仰いでペダル漕ぐ巡紅嵯峨野竹林風を追い抜くひろあき雪柳をより白くする名残り雪巡紅春分の日の翌日の朝...フリー句(自由連句)「春の午後」の巻
2024/04/15 13:12
鴨去って
鴨去ってお城の堀の花騒ぐひろあき※二条城のお堀です。鴨去って
2024/04/13 08:15
鴨去ってお城の堀の花騒ぐひろあき※二条城のお堀です。お城の堀の花騒ぐひろあき※二条城のお堀です。鴨去って
2024/04/13 08:12
北の花
北の花南の花へ橋渡るひろあき※京都府南部、井手町玉川の花。北の花
2024/04/12 12:52
「さんしょ」185号を読んで
「さんしょ」185号を読んで金澤ひろあき「さんしょ」185号、ありがとうございます。今、若い人逹の間で、1970年代頃がブームになっているそうです。私もユーチューブ上で見てみました。月着陸、最初の大阪万博。女性のミニスカート、ホットパンツ、パンタロン。男性のジーンズと長髪。歩行者天国で初めて登場したカップ麺、学生運動の様子など。スマホもパソコンもなく、今よりも貧しかったはずですが、当時の若者の表情が、今に比べて遥かに明るいのです。自分達の意志で社会が動くという手応えと未来が明るいという予想。そして好景気。それらが当時の若者を明るい表情にさせていたのかもしれません。そしてその明るさを、五十年後の若者が「素敵だ」という。今の自分にない物を見つけ、憧れているような気がします。「さんしょ」を読んでいると、当時の若...「さんしょ」185号を読んで
2024/04/12 08:06
幻住庵記 口語訳 3
幻住庵記口語訳3今の暮らしたまたま気分の良い時は、谷の清水を汲んで自分で調理する。西行ゆかりのとくとくの雫を侘びてあこがれ、家の中にはたった一つの炉がある軽々とした暮らしだ。また、昔住んでいた人が特に心高く住みなしていまして、手の込んだ趣味的な造作もない。持仏一間を隔て、夜具を収めることができる所など少し設けている。そのように何もない小さい庵だが、筑紫高良山の僧正は、加茂神社の神官甲斐なにがしの令息で、このたび京都に来ていらっしゃったのを、ある人を通して庵の額を乞うた。僧正はとてもやすやすと筆を染めて、「幻住庵」の三文字を書いて送られた。そのまま草庵の記念とした。まったく山居といい旅寝といい、これといった調度品をたくわえる必要もない。木曽特産の桧笠、越路産の菅でできた蓑ぐらいを机の上の柱に掛けている。昼は...幻住庵記口語訳3
2024/04/10 16:35
幻住庵記 口語訳 2
幻住庵記口語訳2眺望四月初めという時期だけに春の名残りも遠くなく、つつじが咲き残り山藤が松にかかって、ほととぎすがしばしば立ち寄るほど、宿を貸すかしどり(かけす)の訪れまでもあるのを、キツツキがつつくのもかまわないとそぞろに興じて、魂は(杜甫の詩に詠われたように)呉と楚の国が洞庭湖を分けているように、琵琶湖の景観が開け、身は(黄山谷の詩に詠われたように)洞庭湖に瀟水と湘水が注いでいるように、琵琶湖に注いでいる瀬田川を見る所に立っている。山は西南にそばだち、人家はよい距離に隔たり、南方から青葉の香りを吹き送る風が吹きおろし、北からの風は湖をひたして涼しい。比叡山、比良山の高い峰より辛崎の松は霞をたちこめて、膳所城があり、瀬田の唐橋があり、釣りをしている舟があり、笠取山に通う木こりの声、ふもとの小田に早苗とる...幻住庵記口語訳2
2024/04/10 13:10
『猿蓑』巻六 芭蕉「幻住庵記」口語訳 1
『猿蓑』ノートおまけ巻六芭蕉「幻住庵記」口語訳金澤ひろあき1庵に入るまでのいきさつ石山の奥、岩間山のうしろに山があり、国分山という。その昔の国分寺の名を伝えているのだろう。ふもとに細い流れいる。を渡って、山の中腹に登ること、山道を三曲がり二百歩の所に、八幡宮がお立ちになっている。神体は阿弥陀仏の尊像とか聞いている。唯一神道家は、神仏混交をはなはだ嫌うことだが、両部神道では、仏が光をやわらげ、現世利益の塵を同じくされる(「老子」に説く和光同塵のようにされる)のもまた貴い。長い間、人が詣でなかったので、とても神さびて物静かなそばに、住み捨てた草庵がある。よもぎ根笹が軒をかこみ、屋根は雨漏りし、壁は落ちてキツネ・タヌキが寝床にしていた。幻住庵と言う。主人の僧なにがしは、勇士菅沼曲水様の伯父でありましたのを、今は...『猿蓑』巻六芭蕉「幻住庵記」口語訳1
2024/04/09 07:51
日記より 4月6日
日記より4月6日金澤ひろあき京都は花盛りの土曜日。どこも人いっぱい。あまり人の来ない近所のお寺で花を見た。その後、四条に出て寺町通りを北へ。人が多くて進むのに苦労。三条寺町を上がると、どこの神様なのか、神輿の行列に遭う。花を見に人見に神輿練り歩くひろあき神奈川の野谷真治さんと地下鉄京都市役所前で待ち合わせ。ぼむ漫画展2024が市役所西側、アートスペース余花庵で開かれている。団士郎さんや篠原ユキオさんの作品が出ている。篠原さんの作品は一コマ漫画。瞬間を描いて笑わせたり、驚かせたりするから、俳句に通じるものがある。篠原さんには先客があり、篠原さんに漫画を教えてもらった方のようだ。「人生の最後までにやっておきたいことは何ですか」という話をされている。私なぞはジャズ的で即興。今を楽しむのが良い。未来は神仏にお任せ...日記より4月6日
2024/04/08 08:18
パシャリ
水ぬるむパシャリと鯉のひるがえる金澤輝(ひろあき)※写真は東大寺。パシャリ
2024/04/05 13:03
フリー句(自由連句)「二度目の退職」の巻
フリー句(自由連句)「二度目の退職」の巻二度目の退職近づいて来る春の雪金澤ひろあきハワイから来た夫婦言う京都寒い青島巡紅その時になれば変身する桜ひろあき卒業して社会人になった若者たち巡紅パイオニアになる夢があった俺達の頃ひろあきいつの時代も若者の特権一度の人生巡紅後から振り返るとあれが分かれ道ひろあき心地よい昼下がり膝枕で一寝入り巡紅一喜一憂諸行無常の沙羅双樹ひろあき雨降る様を子犬と子供が見ている巡紅十日もすれば菜の花月の色となるひろあき妖精の舞も見えるか夜光茸巡紅突風に乗って森越え谷を越えひろあき蒲公英の種は皆んな行こうぜ巡紅今さらね外来種駆除と言われてもひろあき人間同士でもまだやってるご時世巡紅花満開集まり宴やりたいねひろあき群れる鳶弧を描き飛ぶ春の午後巡紅夕焼けに向かい歩く麗らかひろあき立ち飲みでひ...フリー句(自由連句)「二度目の退職」の巻
2024/04/04 12:47
六角堂は花盛り。
花盛り京のおへその石ゆるむ金澤輝※六角堂は花盛り。六角堂は花盛り。
2024/04/03 08:06
2024年2月 京都童心の会 通信句会結果 選評後半
2024年2月京都童心の会通信句会結果【選評】後半○青島巡紅選特選42風花や天地返して小石灰三村須美子中句の「天地返して」が生きてます。震災後晴天で雪が風に舞ってちらちらと降っている。何事もなかったかのように。しかし起きた現実は変わらない。それでも畑が使えるようなら、使えるようにするのが本来。本来の作業を淡々と行っている。元には戻らなくても。そんな様を連想しました。5八代亜紀死ぬ掻っ込むカツ丼野谷真治彼女の歌にはガツンとくるものがあった。インパクトがあった。その歌が彼女からは発せられなくなった。カツ丼は胃にガツンと来るものがある。掻き込むことで、その空白を埋め冥福を祈っているのだと思いました。20生きている歩けていると去年今年野原加代子自分の足で「歩けていると」が効いている。高齢になると足腰が弱まりベッド...2024年2月京都童心の会通信句会結果選評後半
2024/04/03 07:55
2024年2月 京都童心の会 通信句会 選評前半
2024年2月京都童心の会通信句会結果【選評】前半○金澤ひろあき選特選天20生きている歩けている去年今年野原加代子病を乗り越えられたのでしょう。生きる喜び、安堵、深い思いがこもっている新年です。「生きている」「歩けている」に真実の肉声が。「肉声を俳句に」。私も大切にしたいです。地16卒業式母校で出来ぬ子供逹青島巡紅能登の震災で集団疎開した子供逹。また元の生活を取り戻せるか不明のまま。せめて卒業式は・・・と思うのですが。人39夜通しあれこれ思う窓に露三村須美子「窓に露」で解決しない悩みの長さのようなものが伝わってきます。心をものに置き換えて伝えることがありますね。他、印象に残る句です。1立ったまま後姿の一月一日野谷真治能登の震災が念頭にあるのでしょうか。元旦の立ったままの後ろ姿。茫然自失の様が伝わります。2...2024年2月京都童心の会通信句会選評前半
2024/04/02 08:09
2024年2月 京都童心の会 通信句会結果
2024年2月京都童心の会通信句会結果三つ物作り金澤ひろあき2月の連句の会で、「三つ物を作りましょう」と言われました。「三つ物」とは「歳旦」とも言い、昔の俳人が新春に出していた三句セットです。「五七五」「七七」「五七五」の三句を連ねます。季節は、「新春」「新春」「雑」だそうな。「巳」をどこかに詠みこむという条件もあります。2月に、もう次の年の歳旦を作るというのですから、実感が少ないです。何とか作ったのが、蓬莱に見立てるおせち寿の朱文字宝船には唱ふ永き世みの上は二升大阪城にして三句目、「み」は「身」と「巳」の掛詞。二升は、一升枡が二つで、「ますます」。「大阪城」は音読みして「だいはんじょう」です。皆さんの選です。選者真・・野谷真治白・・白松いちろう康・・暉峻康瑞修・・遠藤修司辰・・蔭山辰子ひ・・金澤ひろあき...2024年2月京都童心の会通信句会結果
2024/04/01 07:58
2024年4月 (1件〜100件)
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