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2019/01/08

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  • 新学期

    新学期が始まった。中庭でルミちゃんを見かけ、また胸が痛んだ。二人には私の知らない時間や会話があるんだな。そんなことを考えるとルミちゃんを直視出来なかった。大和はあれからルミちゃんに電話して、もう迷惑やからやめてくれと言ったと言われた。ルミちゃんは、諦めれ

  • 面食い

    エリに会ってルミちゃんのことを報告した。エリはプンプン怒っていて、なんなんあの女。タイスケくんも大和もって。どんだけ面食いやねん!と言って、怒るとこそこ!?と2人で笑い合った。エリはそうやって、いつも私の気を楽にしてくれた。それから旅行会社をめぐり、卒業旅

  • 濃い

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  • 気になる

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  • 禁止

  • こんばんはー!ちょっといろんな事がバタついていて、得意のカメ更新でごめんなさい(;_;)合間合間で更新していきますね!今週は特に忙しくて(;_;)今日は今からある方の誕生会です♡わいわい楽しんできまーす♪いつも思うんですが、↓このバナー? 高校の時の大和によく似て

  • してくれる?

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  • 退院

    結局検査しても悪いとこはなく、予定通り退院することになった。大和の両親が来てくれるか心配だったが、お母さんだけは来てくれて退院の手続きをしてくれた。でも、大和にいくらかのお金を渡し、タクシーで帰れるやろ?といい、自分はさっさとどこかに行った。私は何とも言

  • 我慢

    約束はしたけど気分は晴れなかった。大和の事が信じられない,、とかではなかった。ただルミちゃんという女の子が一筋縄ではいかなそうな子だと言うことだけは、私でもわかっていたからだった。大和がどういうことを言っても。どういう態度をとっても。はい、分かりましたと諦

  • ちゃんと

    …嫌。私がそう言うと、ほんまにごめん。そう大和が言った。ちょっと1人になりたい。そう言って立ち上がった瞬間、大和も車椅子から立ち上がり、私をギューッと抱きしめた。嫌や。行かせたくない。そう言われた。私は涙が出てきた。嫌や。ルミちゃんとキスしたとか。それを知

  • 事実

    ものすごく怖かった。一昨年のカウントダウンのあと。家まで送って行ったらお腹が痛いって言うて道路にしゃがみこんで。いけるんか?って言うて俺もしゃがんだらいきなりキスされた。息苦しくなった。びっくりして立ち上がって。今のは忘れる。タイスケには言うな。って言う

  • ごめん

    病室に戻ると、大和はいなかった。看護師さんに聞くと、消毒のため処置室に行っていると言われた。処置室の前で大和を待った。しばらくすると車椅子にイヤイヤ乗せられた大和が出てきた。大袈裟やからいややねん。そう呟く大和の後ろに立ち、車椅子を押した。帰ってくるの遅

  • 怖い

    ひとしきり皆で話した後、ナオキも勉強があるしあまりいると周りの方の迷惑になるということで、皆は帰る事になった。私は送ってくと大和に言い、帰る皆について病室を出た。ゾロゾロ歩く皆の中で、エリの手を引っ張り、話したいことがある。と伝えると、私の様子がおかしい

  • お見舞い

    どれぐらいそこでいたのか分からなかった。携帯が鳴る音でハッとした。見ると大和からだった。電話に出ると、今どこ?という。とっさに病院のコンビニ!今から行くね。と答えていた。私に電話してきたってことは、ルミちゃん帰ったんかな?そう思いながらも、病室に向かう足

  • 2人の間

    病院の中庭のベンチに腰掛けた。頭の中で何度も何度もルミちゃんの言葉が繰り返されていた。一体2人に何があったのか。もちろん大和から、何も聞いたことはなかった。いつ?私はそれも気になった。もしかしたら、2人はずいぶん前からの友達なんだから、大昔に何かあっただけ

  • 病室

    なんだか心臓がドキドキしていた。友達なんやからお見舞いにきて当たり前。自分にそう言い聞かす。それでも何故か病室に入りづらく、ドアが空いている大部屋の入り口に、ゆっくり足を入れた時だった。大和のいるところはカーテンが半分くらいしまっていた。隙間からルミちゃ

  • 女の子

    大和の携帯にはどこから漏れたのか、大和が事故をしたことが噂になっているようで、ひっきりなしに連絡がかかってきていた。でも大和は、すぐ退院するからと言い、お見舞いは断っていた。次の日。お母さんに送ってもらい、昨日と同じように朝から病院にきた。お母さんは仕事

  • 恐怖

    結局大和は数日の検査と様子見の入院となった。私は夜まで大和に付き添った。夜にまたお母さんが迎えに来てくれると言ってくれた。4人部屋の中に3人が入院していて、大和は奥の窓際だった。カーテンを閉めて私もベッドに横になり、大和にぴったり引っ付いて話をした。目の前

  • 意識

    病室に入るなり、私は大和に飛びついた。お父さんやお母さんがいることは忘れていた。大和は、リオごめん。いけるから。ほんまごめん。そう言って、私の頭を撫でてくれた。お母さんが、朝ごはん食べてくるね。そう言ってお父さんとどこかにいった。お父さんとお母さんが出て

  • 走って大和に駆け寄った。だけど大和は寝ているのか、目をつぶったまま開けなかった。お医者さんが出てきて、私の両親に何やら話しをしていた。お父さんが、大和くんは大丈夫やから。今は休ませてあげなあかんから、離れなさい。そう言われ、大和は病室へ運ばれていった。お

  • 入院

    それを見てエリも驚いたようだった。大和は!?無事なんですか!?とエリが大きな声で聞いた。だけど私は看護師さんから発せられる言葉が怖すぎて、気づいた時には床に倒れていた。エリが今度は泣きながら、私に向かって、リオ‼︎リオ‼︎と叫んでいたのはわかったが、全然

  • 病院

    病院に到着し、走って救急入り口に飛び込んだ。そこに居た看護師の人に、大和は!?◯◯大和は無事ですか!?と、叫ぶ。すると今処置中ですと言われ、座って待つように促された。居ても起ってもいられなかった。だけどエリになだめられ、ベンチに座った。生きた心地がしない

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