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屋上のお風呂にお湯をためていたら大和が起きてきた。目をこすりながら寝てたな。ごめん。と言う。いいよ。疲れてるんやろ?疲れてないよ。マッサージが気持ちよかったから。お風呂はいる?うん。そう言ってその場で大和が脱ぎ出した。私は、用意してくる。そう言って下に降
ソファに顔を引っ付けてぐーぐー眠る大和。冷蔵庫からお酒を取り出し、1人バルコニーに出て飲んだ。目の前にある森の奥に湖が見える。湖には星が反射していてキラキラしていた。ふと上を見上げた。そこには、見たこともないような数の星。今までの夜空はなんだったんだ?と思
夕食はペンションにある小さなレストランで食べた。フランス料理。私も大和もナイフとフォークとマナーに悪戦苦闘。結局大和はイライラすると言って、店員さんにお箸を持ってきてもらっていた。部屋に帰るとぐったり気味の大和。ソファに寝転がっていたので、背中からマッサ
目的地に到着し、タクシーにしばらく乗りお宿に到着。そこはかわいらしいペンションだった。大和がここを探して予約してくれたギャップに、思わず笑ってしまった。何か大和が選びそうなとこじゃない 笑私がそういうと、ここじゃないとあかんねん。と、何やら意味深発言。なに
週末がやってきた。私は結局、ヤスヨのぜっっったい大和喜ぶよ!の声に後押しされ、あるものを購入していた。大和とは駅で待ち合わせ。大和はバイクで行くと行ったが、長時間の移動になるとなかなか話も出来ないし、横に並んで歩けないし、手も繋げない。なので電車がいいと
ランジェリーショップに行かなければ。ってことでヤスヨを誘った。するとヤスヨが、良いとこあるよ♡と言う。その日の放課後。行ってからのお楽しみ♫というヤスヨに連れられて、私はある場所に初めて足を踏み入れた。そこはあまりガラの良くない地域。…大丈夫なん?ここ。
休み時間。大和とベランダで話していた。週末○○に行こか。地元から南にある有名な別荘地で、自然がいっぱいのところだった。ほんまに?バイトは?前から行こうと思てて、休みくれるように頼んでてん。昨日休んでええでって言われたから。お泊り!?そう。泊まり。私は大和
こんばんは☺久々の☺記事。明日は久しぶりにUSJに行く予定♡娘は大好きなスパイダーマンに乗るのを楽しみにして寝ました。旦那さんと一緒に☹最近娘、旦那さんを私からとろうと必死 笑夜になるとパパ一緒に寝ようと訴え、寝始めるとぎゅーーーーっとひっついて眠るみたいで
私は部屋のベランダにそーっと出て、大和が来るであろう道を見ていた。大和のバイクらしい光が少し離れたところに止まり、そこから大和が歩いてくるのが見えた。静かに静かに。両親に気づかれないように家を抜け出る。大和に駆け寄った。ごめん。リオがあんなこと言うてしま
その日も電話が1時を過ぎてもなく、心配で寝ようにも寝れなかった。1時を少し過ぎた頃にやっと電話が鳴った。鳴った瞬間電話に出た私に、大和は出るん速すぎやろ 笑と笑っていた。だってずっと待ってたもん。遅くなる時はメールにするよ。リオ寝とけるやろ?寝られへん!なん
6月末。私たちはゆっくり2人の時間を持てないでいた。大和がバイトに入る回数を増やしたからだった。私はそんなに働かなくてもと思ったが、大和は買いたい車があると言いバイトの時間を増やしていた。居酒屋のバイトは正直、辞めて欲しかった。大和はそんな事ないっていうけ
大和の目を見て、大和のほっぺたを両手で挟んだ。大和?リオはどこも行かへん。ずーっと大和のそばにいる。専門学校も、遠いっていうても通われへん距離ちゃうし、元からお父さんも反対やったから、実家から通う。やから今と何にも変わらへん。わかった?そう言って、大和の
リオの事、好きにならへんかったら良かったなって思う事があんねん。思いもよらない言葉に飛び起きた。すると、ちゃうちゃう!と否定をしながら、大和も飛び起きた。お互い裸で私は布団を胸のとこまで持って来て隠した。大和はあぐらをかいて、話を続ける。でも何か言いたそ
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その日の放課後。大和はバイトがある日だったので、私はヤスヨとコズエとムツミとカラオケでも行く?と話をしていた。ふと教室の後ろのドアをみると、大和が来たところだった。私を見て手招きする。どないした?今日帰れる?えっ?バイトやろ?今日休む。大和がバイトを休む
クラスに中学時代に仲が良かったマサキという男の子がいた。その子と席が隣になり、またよく話しをするようになった。話してみると、たまたまヤスヨと同じ夢を抱いていると分かった。クラスが離れても大和が言う通り、特に私たちの付き合いに影響は及ぼさなかった。しいて言
進路指導で一応夢の話はしたが、まだ迷ってますと答えた。私の父は小さな会社を経営していたので、別にそれを手伝ってもよかったし、家を出て欲しくないという父の希望は、地元の大学にかよってもらいたいとの事だった。ヤスヨの夢と私の夢は同じ業界のものだった。ヤスヨと
…大和、遠距離恋愛って出来る?私が尋ねると、少しびっくりしている。どういう意味?…○○にある専門学校に進学しようかと思ってて。大和には話したことがなかった。…一人暮らしするってこと?うん。ここから通うにはちょっと遠いし。ふーん。大和はそっけない返事をする
進路相談の時間が設けられていた前日。私は大和の家に来ていた。その日は私が生理でHが出来ず。一応名目は目前に控えている試験の勉強だった。机に向かって勉強する私。大和は私の後ろに座り、自分の足の間に私を置いていた。そのまま寝転がってテレビを見ている。大和は進学
始業式。ドキドキしながらクラス替えの発表を待つ。エリは6組。私とヤスヨは7組。大和とエミとナオキは8組だった。初めて大和と別のクラス。さみしい気持ちでいっぱいだった。バラバラになったな。みんなと集まりそんな話をする。エリはひとりぼっちで、半泣きだった。私が不
春休みはみんなでお花見にいったり、映画を見に行ったりした。大和とは友達も同じだったので、その中にいるときは友達のように遊べた。そして2人の時は恋人になる。大和と、そしてみんなと過ごす時間が、私にとってかげがえのないものだった。この時はいつまでもいつまでもそ
次の日梅田をぶらぶらした。大和がBEAMSでシャツを買い、私にもTシャツを買ってくれた。地元に帰ってきたときにはもう暗かった。大和が家に送ってくれた。離れるときはいつも寂しい。ずーっと一緒に行たので尚更だった。バイクから降りて、ヘルメットを大和に渡した。私が口
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下着は自分で買った。お店を出る前に自分のカバンにしまい、大和の元へと走った。買った?キャップが好きでスポーツショップにいた大和に聞かれた。いいのなかった。買わへんかったー。そう言って大和に財布を返した。それから中華街で昼ごはんを食べた。有名な肉まん屋さん
旅行当日。目的地に到着し、ブラブラ歩いて買い物をした。大和はいつも買い物に行くと、何でも欲しいのがあったら言えよ。と言うが、大和が車を買いたくてバイトを頑張り貯金していたことは知っていたので、実際おねだりしたことは一度もなかった。なので私はいつものように
終業式の日。ハルキ君のクラスには、当たり前だけどハルキ君はいなかった。教室に戻りホームルームをして、私たちの高校2年生という時間は終わった。その日はみんなで学校近くのお好み焼き屋さんに、お昼ご飯を食べに行った。ナオキがどっぷりはまり、ヤスヨが適当にあしらっ
あー、もうえぇかな 笑どうせバレるころには俺いてへんし 笑…何の話?いや。大和と2人で話ししてん。いつ!?いつやったかなー。リオと別れた日やったかな?俺が話あるって大和呼び出した。全く聞いたこともない話に胸がドキドキしてしまう。リオに大和が好きって言われて。
明日が終業式で、2年生も終わりとなる日。私は日直で当番の男の子と一緒に職員室に呼ばれた。それは春休みの課題で、ホームルームまでに配布しといてくれとのこと。男の子が少し多く持ってくれて、職員室を出た。そこで目の前にあった応接室から、ハルキ君が出てきてばったり
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大和との関係は順調すぎるぐらい順調だった。俺様で私を困らせることは多々あったが、予想外に本当に大事にしてくれた。でもやっぱり、女友達も多くてどこに行ってもモテる大和は、自分は慣れっこなのだろう。全然気にしている素振りは見せなかったが、私は何回も不安になっ
…リオもう帰ろ。何言うてるん!?まだ授業おわってないやろ?Hしたいねんもん。昨日もした!がまん!出来ひん。あかん!リオもしたいやろ?耳元で囁かれる。ゾクッと感じてしまう。…したない。嘘が下手くそ 笑…嘘ちゃう!じゃあチューして。むり!私たちのやりとりに気づい
それから私達は時間が合う時は一緒に登下校した。学校でも大和がたびたびちょっかい出してくるので、二人は付き合っていると瞬く間に噂になった。大和は学校の誰と関係を持っても、今までオープンな付き合いなどしなかったので嬉しかった。付き合い出すと、やっぱり今までの
チュー。そう言って唇を突き出す。すると大和は、チュッと軽くキスしてくれた。そんなん違う。今度は首を振りながら言葉にして大和に言った。私は床に足を付け立ち上がり、背伸びして大和の首に腕を絡めて引き寄せた。すると大和は、腰に手を回し深くキスしてくれた。音がな
…エリ達に言うてん。昨日のこと。うん。抱きしめたまま聞いてくれる。…付き合ってるんかなぁと思って。エリに大和のこと彼氏って言われて、そうなんかなぁって思って…大和は何も言わなかった。…マイちゃんのことも…聞いてないまま、あんな事になったし…そこから言葉が
保健室の先生は若い女の人で、みんなからキヨちゃんと呼ばれ慕われていた。キヨちゃん。気分悪いー。寝ててもいい?いける?ほんま、顔色悪いなぁ。生理痛?Hしてて寝不足+二日酔いです。…とは言えるわけもなく。うん。と答えていた。私は生理痛がひどくたびたび保健室のお
私たちが席に座ると同時に先生が入ってきて授業が始まった。大和はいつものように、机につっぷして眠り始めている。すると胸ポケットの携帯が震えた。エリからメールだ。大和と登校?なんかあった?と、期待いっぱいの文面。なので、昨夜の事を簡単に伝えた。するとすぐに返
大和もいくと、すぐに私を引き寄せてくれた。おはよ、リオ。…おはよの挨拶よりHが先?笑リオ見たら我慢できひんかったー。大和えっち。リオもやからええねん。朝の光の中、何度もキスしながらシャワーを浴びた。まだまだ体に余韻がある中このまま大和と寝ていたいが、学校に
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私の横に寝転がった大和もしばらく無言で動かなかった。何とか顔だけ大和に向ける。…めっちゃ気持ちよかった大和がそう言う。…リオも。そう返すので精一杯。大和が少し起き上がり、私を布団の中に入れてくれた。大和も入り、お互い横向きで見つめ合う。リオめちゃくちゃか
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チュッと唇が触れるか触れないかの軽いキスをした。大和を見ると何で俺からはあかんのに、リオからはええの?と呆れた笑顔で聞いてきた。私はそれを無視し、また大和にキスをした。1回2回3回…キスの音だけが静かな室内に響いていた。唇が離れた時に…我慢できる?私がも
大和を見ながら紐をほどいた。そして両肩から少しバスローブを下げた。それを下から大和は見ていた。…やばい。そう呟いた大和の顔つきが一気に変わった気がした。そして大和が上半身を起す。よー似合ってる。そう言いながらバスローブの中の私の腰に回した手が、だんだんと
バスローブをつけて部屋に戻ってきた私を見て、大和は、うわ。…バスローブ持ってくるん忘れてた。と、ものすごい後悔している。大和。やっぱり見たやろ。…何が?(笑)何が?と違う。サイズぴったりやんか!……見てないよ?うそやろ!私が怒った顔で詰め寄ると、…いいや
私は1人湯船に浸かりながら考えていた。どうしよ。お風呂出たらどうなるんかなぁ。。。このシチュエーションだし。お酒も飲んでるし。それに何よりも嫌じゃないし。正直したい気持ちが私にはあった。だけどいつまで経っても私を引き留めている理由があった。他の子同様、して
そうしているといきなり露天風呂の扉が開き、びっくりしてしゃがみ込んだ。後ろをちらっと見ると大和が少しだけのぞき込んでいる。ちょっと!!!怒私が怒ると、リオに似合いそうな下着売ってる!買ったらつけてくれる?と私の怒りを無視していう。下着!!??そんなんいい
大和は私を膝には乗せていたが、本当にそれ以上何もしてこようとはしなかった。めっちゃきれいな。何のことかな?と思って大和の顔を見ると、大和が空を指さした。大和が私を自分の足の間に座らせ、後ろから私のおでこを押して自分の肩に私の頭を乗せた。大和はお風呂の縁に
大和が露天風呂のドアを開け、外に出て行った音を見計らって私も脱衣所に入って行った。服を脱ぎ、バスタオルを体に巻いて露天風呂に入って行った。大和はジャグジーをつけた露天風呂に入りながらテレビを見ていた。私も何も言わず大和が入っているお風呂に入った。バスタオ
ほんまにぃ??大和が私をからかうように言いながら一気に間を詰めて座り、私の顔を覗き込んだ。…焼いてないって言うてるし。私は大和から顔を逸らしそう言ったが、焼いているのはバレバレだったと思う。大和はふーんとにやけながら言うと、ほんま素直やないなぁ 笑そう笑っ
露天風呂のお湯をためにいく。私は考えていた。酔うてしもたなぁ。このままやと、たぶんしてしまうな。ええんかなぁ。。。 頭が正常に働かない。部屋に戻ると大和はベッドに寝転がりテレビを見ていた。私がベッドの足下の端に腰を掛けると、何で電話無視した?と聞いてきた。
まだご飯を食べていないという大和が、電話で食事を注文した。大和とは違い、私は落ち着かなかった。冷蔵庫を開けるとお酒がある。財布を持って来てなかった私は、大和に飲んでいい?と聞くと、いいよ。と言うので一人で飲み出した。ご飯を食べた大和がカラオケしよ言い出し
そのホテルは中に入ると広い広いロビーのようなところがあった。選んだ部屋の前まで来ると部屋へと続く階段がある。階段を上がりドアを開けようとする大和にもう一度言った。…ほんまにほんまにほんまに何もせーへんで?すると大和は、お前が嫌なこと俺がするか?と言う。…
8時。約束通り大和が迎えに来た。私の大嫌いなバイク。嫌々後ろに乗り走り出す。信号待ちで止まった大和に尋ねた。どこ行くん?2人になれるとこ。私はそれがどこなのか分からなかった。着いた先は最近出来たばかりのラブホテル。あまりの展開に驚いて意味が分からなかった。
カラオケが終わり、自宅に帰る途中。大和から電話がかかってきた。私が出るなり怒り出す。お前何で電話でーへんねん。折り返しもないし。…ごめん。ごめんちゃうやろ。心配するやろ。…うん。何で出ーへんねん。ルミちゃんと2人でいるところを見たから。…とは、口が裂けても
始業式で体育館に集められた隣のクラスの列を見るとハルキ君がいた。前にいる友達と、笑いながら話をしている。よかった。元気そうな姿にそう思った。大和は結局その日は学校に来なかった。始業式が終わりクラスに帰る。その日はそれだけで終わりだった。エリと帰りにカラオ
あれから大和から2回電話があった。でも私は出なかった。そして3学期が始まった。私は心が重たかった。学校が始まってしまえば絶対にハルキ君に会わなければいけない。その事を考えると気が重たかった。学校につき教室に入ると、シンイチに話しかけられた。ハルキ君が言って
年末年始はエリとヤスヨとエミと4人でカウントダウンイベントに参加した。同級生の姿もチラホラ見えて、自然と輪になっていた。新年を皆で待つ中、配られた風船を持ち、カウントダウンして風船を空に放った。色とりどりの風船が真っ暗な空へと登って行き、また新しい年が始ま
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