古座川、小川ルートを最上流の瑞庄から下り初めて、そこからすぐに始まる柿太郎の廻りを抜けるに、まるまる二時間を要した。息つく間もなくやってくる、小さな瀬に、初心者の僕らはただただ、底を擦らないコースどりと、パドルの操作に夢中で、駆け足で過ぎ去ってしまった。それでもふと見上げた時に、視界を覆う深い谷間や、澄んだ水を力強く泳ぐ魚の多さ、山桜の咲く山肌は美しく、最高の川旅だった。エントリー地点を探す道中で、集落の人に声をかけた。 当たり前のように、川遊びか~?と言い、車の置き場まで快く教えてくれたのは、花の催し物の立看板を立てている優しそうなおじさんだった。一目にアウトドア好きと分かる良く日に焼けたお…
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