お前が憎い俺じゃない奴を好きなお前が憎い俺を選ばないお前なんかどうでもいいそう思うのに目が勝手にお前を探して、見つけては喜ぶ自分に苛立ち、あんな女に乱される自分が情けないなのにこっちを向けと願うなんで俺のマブなんだよどうして俺はあんな女と思ってもアイツじゃなきゃダメなんだちんちくりんでダサくて貧乏でどう考えても俺に釣り合ってねぇのになのにどうして俺はいつまでもアイツの事を諦めれないんだなぁ、こっち...
「あ!総さん!」呼ばれた総二郎は携帯から目線を上げて声の主を探した「月斗、遅かったな」「今日俺掃除当番だったんだよ」笑う月斗の頭をそうか、と撫でてから手に持つ紙袋を見た「また貰ったのか」「あー、うん。全部司宛一通も俺宛に無いのは何でだろ」好きな男のラブレターを預からなければならないのはどんな気持ちなのか直接渡せない時点でたかが知れてるというのに「そりゃ、お前みたいなチビが彼氏じゃ嫌なんだろうよ」「...
予約になってなかった( ̄▽ ̄;)再会の場に司が選んだのはグランドメープル赤坂メープル1号店であるそこはどこよりもスタッフの教育がされている厳しさも段違いだ司がいつもキープしているのはメープルのキングスイート。ここは存在しない部屋とされているつくしと会うときにはメープル内の別の部屋を使っていたから彼女もこの部屋に入るのは初めてだ。会社前で待ち合わせしたつくしと二人で部屋の前に立つ中には西田の案内で弟がす...
仕事中に来た連絡は神田を舞い上がらせた。話がしたい。たった一言のメッセージそれは彼女が自分に会うことを望む証だが、目の前にいる女性から甘い雰囲気は微塵も感じられなかった「今、なんて………」「別れて欲しいの私のせいでとても付き合っていると呼べた関係ではないし、貴方の時間を無駄にするのは良くないわ」頭の中が真っ白になるとはこう言うことかどうして急に……「神田君、受付の女性から私宛に何か預からなかった?」「…...
司が指定した部屋にいつもより早く到着したつくしは、シャワーを浴びていた。何だかんだズルズル来てしまったがお互いに良くない事は確かでどんなに言っても離れていかない司に甘えてしまいたくなる自分が居た。このままだと、流されてしまいそうでローブを羽織り、鏡の前で髪を乾かしメイクを新たにしなおす。全てが終わった時、扉が開いた「珍しいな。シャワー浴びたのか?」「えぇ」司が気づくつくしの纏う雰囲気がここ最近のモ...
あれから司とは顔を合わせてない邸事態広いし部屋数もたくさんあるから意図しなければこんなもんだ 「ねぇ、タマさん」「はい、なんでございましょう」お屋敷の中で唯一自分の正体を知るタマの部屋に置かれたコタツで暖を取っていた「司、何か言ってた?」「さぁ……タマには何も気になるなら仲直りしたらどうですか?」「……まぁ、そうなんだけどさ」完全にタイミングを逃してしまって今さらもう良いんじゃないかな?とか思ったり嫌...
「ただいま」「おかえり~!」マンションに帰ると母親が居て一気に心が重たくなった疚しいことがあるからそう思うのだつくしは自分が悪いと解っていた。「最近、良く来てくれて嬉しい」「あらそう?だったら一緒に暮らそうかな?アンタが1人で暮らしてママの有り難みを知りたいって言ったから許したけどもう十分でしょ?赤ちゃんできたら1人はしんどいでしょう?」「……うん、そうだね。そうしようかな」鼻歌を機嫌良く歌いながら...
「神田!いつも悪いな」先輩である山田に声を掛けられた神田は顔を上げると「頼りにされてて嬉しいです。」と笑う「流石だよ。なぁ、お前さ」急に声を潜めた上司に「?」が浮かんだ「あの牧野主任と付き合ってるってのは本当か?」神田はその名前を聞いた途端顔を真っ赤にしたそれを見て聞いた本人は「マジか」と呟くと頭を掻きながらこう続けた「悪いことは言わない。やめとけ。」「え?」「アイツに惚れてる男何人居ると思ってん...
司が目を開けると、つくしがどこから持ってきたのか椅子に座って本を読んでいた「……つくし」「目が覚めた?いきなり倒れるんだから驚くじゃない」「悪い」言いながら、上体を起こそうと動かすとつくしが背中に手を添え助けてくれる「はい、水とお粥。食べて医者が言うには風邪と過労ですって貴方39度も熱があって良く平気だったわね……私が言うのも何だけど自分を大事にしなさいよ」「……本当に、お前から言われるとはな」つくしが土...
「言えば取り寄せてやったのに」「どっかのバカが食っちまうからだ」「しつこい男は嫌われんぞ月ー」司の辞書に反省って言葉は無い何でこんな自分勝手な男に惚れたんだ俺は……やっぱり見た目か?わかんねぇ……司とあの三人しか知らねぇもんな未来の花婿さんは、優しい人がいいなってそんなマトモな人間と結婚出来るわけないか大福求めて、京都までやって来た俺達は無事目当てのものを購入してからフラフラと歩いていた。すれ違うカッ...
___「司、俺が好きなの?」「気色悪いこと言ってんじゃねえよ類」つくしに置き去りにされた司は類が1人で暮らすマンションに押し掛けた。邪険にしつつも静かに話を聞いてくれるそして核心をついてくる親友に話を聞いて欲しかった「……お前さ、テーブルくらい置けよ」類の部屋にはどこでも寝れるようにクッションとベッドは充実しているが他はテレビだけという異様さがあった。「人間をダメにするクッション寝心地良いよ」「……お...
「ここまで来るといっそ貴方で手を打とうかとはすら思うわよ」会社の前で待ち伏せされるのは勘弁と彼女は部屋を指定した。俺達がいつもする為だけに使っていた部屋「じゃあ手を打てよ」「無理」期待を持たせて突き落とす女って奴は残酷だと思うでも、自分も変わらないのだろう今まで誠意のある交際なんてしてこなかった。「…ねぇ、何か悩みでもあるの?」今までと違い彼を心配する姿を見せた彼女に司が「何で?」と訊く。「だって...
交際と結婚から逃げるのは男の専売特許だったはずなのに良くも悪くも時代が変わったという事だろうか大体、何で俺は付き合えない?終わった男とアイツは言うが同意した覚えがない。これを言うと、最初に俺から言ったルールがまた出てくるのだから厄介だ。今まで寄ってきた女が如何に軽かったか解る司中心の生活をしていなかった彼女が司を失った所で痛くも痒くもない一度だけ、欲しいもんあるか?と聞いたらたくさんあるから決めた...
牧野月斗、本名牧野つくし訳あって男として道明寺家にお世話になってる俺は今モーレツに怒っている「つーかーさー!!!!!」助走をつけてベッドに向かって飛ぶとぐぇっと声が聞こえた「っ!!いってーなー!!テメェは!!!」「また俺が総さんから貰った大福食っただろ!!欲しいなら言えよ!てか一個くらい残せ!!!」司の腹に乗り奴の肩を容赦なく揺らすががっと腕を掴まれた「買いにいきゃ良いだろ。んなキレんな」ふぁ……っ...
「いい加減にして貰える?」「嫌だ。」相変わらずしつこい司にいい加減切れてしまいそうになる。「諦めてくれたんじゃなかったの?会社で噂になり始めてる」「寿退社も悪くないだろ?」「…」この間はっきりと無理。と言ったはずなのに通じてない?そんなバカな彼は私と同じ考えの人だったのに「……解った」「お!本当か?!」「精子バンクから提供してもらうわ確かに貴方からしても良い気はしないわよね昔遊んだ女の恋人が担当って...
「貴方、担当者を代えろって言ったの?」「仕事の話か。あんな経験浅い奴と出来るかお前が担当しろ」つくしの勤める会社との初面談の際交渉に来た担当者は彼女の子供の父親候補だった。神田?っつたか?確かに男にしちゃ可愛い顔してるがだからどうした?俺の方が圧倒的に勝ってる「正気?」「は?」「プライベートで関係があった人間とは仕事するなんて」「随分な言い方だな」「これから産休だって取る予定なのに今から仕事は増や...
__ガチャリビングへ繋がる扉を開いた先にはサバトラの雌猫がソファで毛繕いをしていた。「ただいま、アシュリー」
時々糖分投入(ФωФ)______「月!」「あ、総さん、類さん、あきらさん」「よっ。お前相変わらずちっせぇーな」「気にしてんだから止めてくれよ」左から、西門総二郎、花沢類、美作あきらこの三人は司の親友幼稚舎から一緒って言うんだから凄いと思う「月、ちょっと」総さんに呼ばれて俺は司が来る前に二人に頭を下げて、総さんの後ろを付いていく。「俺ら先に司の部屋行ってるからな」「月斗、襲われないようにね」「変な事言...
「ルールは絶対じゃなかったかしら?」「イレギュラーも当然ある」はぁ……とあからさまなため息を吐いてから彼女はベッドから遠いソファーに座った「流石。天下の道明寺の跡取り様は用心深いわねでもいくら調べてもあたしは今は妊娠してないわよ」「そんなんじゃねえよ」あんな場面を見たら会食所でないとキャンセルしメープルホテルの一室昨夜別れた部屋に二人は居た「だったら何よ?」「お前、若い男なら誰でも良いのか」「人聞き...
何を気にする必要があるそうだ、そうだよ。自分から離れていったんだむしろ好都合じゃねーか子供なんか俺は欲しくねーしいや、あいつも種しか求めてなかったがなんだよ、結婚願望ねえって言った癖に…未婚で産むんだから結婚願望は違うか何か、俺より若い男を選ばれたのがまたムカつくんだよな。多分。若い方が良いって……んなもんこっちだってそうだよ!!上等じゃねーかこうなりゃ新しい女見付けるぞ「………」車から見える場所に元恋...
前に書いた通りです。つくしの性格が崩壊してます。いつもの常識的で奥手な彼女じゃありません。先にどっちを連載しようか迷ったのでとりあえずこちらもこのままだとサボってしまいそうな不安もありますが……〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇「アタシね子供が欲しいの」今付き合っている彼女牧野つくしが言った。司は結局この女も一緒か……と思いそうか。と一言返した。終わりだな結婚を迫られたら終了だ価値観が似ているから付き合...
間違って3話更新してしまいましたのでとりあえず一話だけ(-_-;)_______「初めまして、牧野月斗です」「…お前ちっせぇな本当に男かよ」自分を品定めするように見る一つしか年が変わらぬ少年はその名に似合う風貌をしている「ま、よろしくな!月斗!!子分にしてやるよ!」「これ、坊っちゃん!!」「やーい!タマが怒ったー!!行くぞ月斗!!」繋がれた手と弾けるような笑顔は今も俺の記憶に鮮明に残っている 「んー!もー...
下書きにしたつもりがアップされてました(*_*)BL風を目指して書いてるやつなので裏行きにしようか悩んでたんですが……こちらのミスで申し訳ありません(*_*)...
に目が覚めました(-_-;)ようやく完結した黒馬途中別の話を挟みながら何とか………ホッとしてます(´・ω・`)皆様からのコメントや拍手に沢山支えて頂きました。本当は楓さんが重度の占いマニアで専属の占い師からこの日の何時に会社の前を何番目に通った女性が御曹司の結婚相手です。と言われて老婆の格好で待ち伏せしてた所につくしが通って確保する。みたいな流れだったんですがうーん、ってもう一つは司がお見合い相手の写真を見ずに...
入籍から1ヶ月___司とつくしは夫婦でとあるパーティーに参加していた。といっても、まだ入籍した事を公表していないため表向きは副社長と秘書だ。西田や美里からも祝福してもらい二人は結婚式を挙げないのか聞いたら元サヤだからね。と言っていた。でも、新しく指輪は貰ったらしく彼女の左手にはその笑顔と同じくらい眩しい指輪が輝いていた。「ねぇ、左手」つくしが司にそれ、と言うと彼は何だ?と手を見る「左手がどうかした...
急な用事ができまして更新は夜になります!!すいません💦💦...
「ようこそ牧野さん、待ってたわ」思わず見惚れてしまう美貌は年齢不詳でその笑顔に一瞬にして心を掴まれた。これが、ヒトメボレ………?「見るな!!!もう見るな!!!」いきなり目を大きな手で覆われたつくしがギャッと小さく叫べば司が「ふざけんなよ……」と耳元で言う「司さん、みっともないですよ。母親に嫉妬なんて」「してねーよ!!」「いい加減手を離してください!!」「ダメだ!!」結婚の挨拶にやって来たお屋敷会長夫妻...
ベッドに座る司と部屋の簡易ソファに座るつくし両者無言のまま時間だけが流れる改めて部屋を見渡すと洗面所からベッドのある場所は死角になることが解るなぜ居る、どうやって入った、というか何時から見られていたのか気になることが山積みでどれから手をつけていいか解らない。「頭冷えたか」「……まぁ。それなりにあの、何で?」「何で?」「何で居るの?」「お前が帰ってこねぇから迎えに来た」「だって、私は別れるつもりで」ど...
「酷い」ベッドの中でつくしを抱き締めたまま離す気がない司あの後お風呂場で何が起きたか解ってないつくしを抱き締めた司は溜まりにたまった彼女への愛情をその身体にぶつけた。普段なら明るい所でなんて嫌がるつくしも司の「牧野」と呼ぶ声に煽られ夢中で応え何度も、何度も互いの温もりを求め合い場所がベッドに変わっても尽きないそれは朝まで続いたそして、冒頭に戻る「何が酷いんだよ」つくしの首に顔を埋めたまま司が問い返...
「…よぉ、起きたか?」目を開くと、目の前に立った司がこちらを見下ろしていた。無事だった。彼が無事だった事に安心し、引いたはずの涙が再び溢れそうになるけれど、問題が解決したわけではないし安心すると今度は怒りが込み上げてきた。「道明寺、アンタ一体今まで何処に居たのよ。皆心配してんのよ?!」つくしは怒りを顕にし司へと近づいていく「うっせぇよ。誰が頼んだ?お前らが勝手に騒いでただけだろ」冷たい言葉と鋭い視...
「ごめんな、力になれなくて」結局、日が暮れても良い答えは出ず三人もそれぞれに用事があると帰り支度を始める「牧野」部屋を出ていく三人を見送るつくしをあきらが呼んだ「何?美作さん」「その赤ん坊、うちで預かるか?」「司を……?」「…司って呼ぶのはややこしいがうちなら母親と双子がいるし、アイツらが着てた服もまだあるしな」それを聞いた司はゾッとしたいくら赤ん坊の姿でもフリフリのドレスなんて着たくない。司はあき...
「…見れば見るほど坊っちゃんの赤子時代にそっくりだよ」タマが牧野を見つめ、申し訳ない。と頭を下げた「た、タマさん?!」突然の事につくしが慌てるが、タマは言わずには居られなかった「坊っちゃんはこういう不義理な事はしないと特につくしアンタには絶対しないと思ってたんだ!!……なんで、一体いつこんな赤ん坊拵えたのか……」声を震わせるタマの肩を牧野が抱く屈辱だ。俺は牧野以外の女と何かヤッてねえっつうのに!!なん...
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お前が憎い俺じゃない奴を好きなお前が憎い俺を選ばないお前なんかどうでもいいそう思うのに目が勝手にお前を探して、見つけては喜ぶ自分に苛立ち、あんな女に乱される自分が情けないなのにこっちを向けと願うなんで俺のマブなんだよどうして俺はあんな女と思ってもアイツじゃなきゃダメなんだちんちくりんでダサくて貧乏でどう考えても俺に釣り合ってねぇのになのにどうして俺はいつまでもアイツの事を諦めれないんだなぁ、こっち...
「家に帰して……」ハッピーニューイヤー!とテレビでは皆が騒ぐ中、つくしは何とか身体を起こして震える声で恋人に言った。「お前が、別れるとか言うからだろ」「アンタが浮気したんでしょ?!」「するわけねえだろ!!こんな合成写真なんで信じるんだよ!」「寝顔の写真なんてどうやって合成するのよ!!」「だから知らねぇよ!!俺は別れない。何度も俺を捨てやがって」「まって、つかさ……」やめて、お願い、と繰り返すが恋人には...
お人好しもここまで来るともはや趣味なのでは無いかと、新婦の弟は思った。新郎新婦の為に真剣な顔をして指輪を運ぶ2歳の男の子は俺の上司の養子だが姉は、実子で母を亡くした子だと聞かされている……すいません、俺がそう話しました。だって副社長必死すぎんだもん!!あ、申し遅れました俺は牧野進道明寺HD秘書課に勤める所謂(いわゆる)エリートですなのに彼女が居ません。いや、原因は分かってます。俺がつかせて頂いてる道明...
やっとだやっと帰って来れた姉ちゃんを騙して俺をニューヨークに呼び寄せたアイツら両親達に従って俺はひたすら耐えた。それもこれも、ただ1つの目的の為もうすぐ帰るからな牧野これだけはデータが消えないようにと細心の注意を払って扱ってきた1枚の写真何度も何度も助けられたソレを見つめてあの時これを撮った自分を褒めてやりたいと思ういつだったかあきらの屋敷で催された双子の誕生パーティで俺のパートナーの癖して酔いつぶ...
あれから2ヶ月、道明寺は今日本に居ない「牧野、お前寝れてるか?」「寝れてるわけないでしょ……毎日早朝にアイツから電話来んのに」恨めしげに総二郎とあきらを睨むが2人は笑うばかりで助けてくれそうもないあのパーティの数日後道明寺はお父さんの体調がよくないとかでお姉さんにNYへ連れていかれてどうも帰ってこれなくなったらしいだが、何を思ったのか突然御屋敷の人が来てアタシに坊ちゃんからです。とスマホが届けられた受け...
コメントや拍手コメントに返事が出来ていませんがとても励まされています。ありがとうございます。ご無沙汰してすみません。 「ガーデンパーティ?」淡い黄色の可愛らしいドレスを着せられエステ、メイク、髪と完璧にセットされたつくしは今初めて聞いた行先に顔を顰めた。「あきらの家であるんだよ。双子の誕生日だったか」「誕生日?!ちょっと待ってよ!アタシ何もプレゼント用意してない!!」「用意したところでお前が買える...
4年の約束を守り司が日本に帰国したのが半年前。せっかく帰って来たのに司は恋人の牧野つくしに中々会うことが出来ずにいた。先月末にあった司にとって1年で最も大切な日も仕事でドタキャンせざる得ず、その翌週には身に覚えの無いゴシップ誌が発売され否定の連絡は入れたものの、何かと忙しい彼女は気にしてないから。と電話の向こうで笑っていた。女ってこんなもんなんだろうか。もっと嫉妬しても良いもんじゃねえの?いや、つく...
年明けちゃったよ!!!皆様ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ今年もよろしく_ \○_オネガイシャァァァァァス!!___バシャーンっ!!恐るべし道明寺邸。屋敷にある施設の1つであるプールを見てつくしは思った。無駄にデカいわけでは無かった、と。「つくしー!いくよー!!」「ゆーきー!!」淡い黄色の水着を着たつくしが優紀に向かって手を振る。「ハワイに行かねえで何すんのかと思えば」総二郎とあきらはつくしが司の邸に出入りしてる事を知らなか...
つくしは少し拗ねていた。司と付き合って初めて一緒に日本で迎える元日彼は道明寺邸にやってくる来客の対応に追われていた。何度か帰ろうとしたけど部屋の前に立つSP2人からもう少しですからと何度も宥められ、帰すなと言われてるんだろうなと察する。分かってる仕事の付き合いだって解ってるわよアタシだって重要取引先の社長が綺麗な振袖を着た自身の娘を連れてきて、司は母親兼上司の指示で相手してる事もつくしが到着した時に...
.*・゚ .゚・*.Happybirthday!!!Tsukushi♡♡Thank you for the miracle I met you.*・゚ .゚・*.*「ん、、あっ……ンん」司の可愛い彼女は彼が首に舌を這わすと声を我慢しようとするがそれでも時折漏れて彼をますます煽った。可愛い、とんでもなく自分は恋人に夢中で恋人も自分に夢中で「牧野」耳元で名を呼べば「どうみょうじ」と言って自分にしがみついてくるその瞳が快感の涙で潤み、熱く自分を見つめるものだからぎゅうっと力強く彼女を...
学園内で追いかけられる事も無くなり色々平和だが、嫉妬による小さな嫌がらせは続いている「牧野、メシ行くぞ」キャー!!と悲鳴とも取れる甲高い声が一斉に上がった。道明寺、アンタ確かあたしみたいなヤツと一緒に居るとこ見られたくないんじゃなかったの?だからあたしも安心してたのに「早くしろ。アイツらが待ってる。静も来てんぞ」「え?静さんが?すぐ行く!!」だから呼びに来てくれたんだ!!なんだ、案外いとこあんじゃ...
謎の18歳一之瀬をつくしが見上げた「……あんた、何で病室ついてきたの?」「お前の話が面白いから」「…アタシの学生時代が面白い……確かに聞くだけならそうかもね」流れで赤札の事を伏せて高校時代の話をしたら何故かなつかれてしまった……「俺の上があったんだ」つくしの病室があるフロアに到着した時一之瀬が呟いた「どうぞ」「ベッドがある部屋に男いれていいの?」「喧嘩なら傷が治ってから買ってあげるわよ」つくしの切り返しに...
うーん、閲覧注意?になるかな……?30分前に急に思い付いたので短いです(-_-;)予定より早く仕事が終った司は会えないと言っていた恋人の部屋を訪れた見慣れない女性の靴に誰か来てるのかと流石に女同士の語らいに水を挿すのもどうかと司は引き返そうとした「あ……っん」「は?」聞こえた艶かしい声に振り返り真っ暗な廊下を見た「ンン、だめ……だって、まって」もしかして、男を連れ込んでるのか司は靴を乱暴に脱ぐと、ベッドのある部...
牧野つくし36歳窮地に立たされています「……辞めるか、結婚するかですか」「そうだ」「辞め「結婚するだろ」「……辞「結婚!!するよな」辞めますが言えない。「………」「サインしろ」出された書類に目を疑うだって結婚する理由が副社長の好みじゃなかったからって理由よ?お見合い相手と黙って結婚すりゃ良いのに子作りしたくないそうな「……副社長、私4ヶ月前に離婚したばかりなんですが」夫が未成年に手を出して妊娠させたのだ相手は...
改めて読み直したら6なの?7なの?って年数めちゃくちゃ(-_-;)7年でお願いします!!つくしの年齢を17だとしたら7年で間違ってないはず……多分、24になる年設定で書いたんだろうな……後からまた調整しますね「どうだつくし、良い相手は見つかったか?」仲人の言葉につくしは「まだです」と答えて読んでいる本のページを捲った。「探してるのか?」「……まぁ、人を頼って」自分の知り合いも可愛い子達は多いけれど、司の中身を見て恋し...
「うぅっ………」TL(ティーンズラブ)を読んでいると昔集めていた漫画が読みたくなりアプリで一気読みしたラストは彼はNYへ彼女は日本へとそれぞれの場所で未来の為に頑張ろうというもの今までは二人らしい選択だな。と思っていただけど「……無理。いや、いざとなれば無理じゃないけど」心の準備も出来ぬまま遠距離になった二人着いていけば良いのに!!と思った時もあったがこのヒロインは賢いそんな形で一緒に居ても若い二人は別れて...
写真を見れば声が聞きたいと思った司の願いが届いたのか自宅で仕事をしているとプライベート用の携帯が鳴った。「
つくしからの連絡が途絶えて3日「ほぅ……随分と丁寧な仕事だな」静かだがドスの効いたひくーい声が司の前に立つ男の脳を揺らすミスをして呼ばれたのだから丁寧なわけは無いのだ「申し訳ありませんッ!!」日に日に機嫌が悪くなる司に西田は危機を感じながら妻からの助言を思い出す
事件はいつも朝に起こる月曜日の朝、一人で暮らすマンションでつくしは目覚めた。泊まって行けという司を説得してアパートに帰宅した二人で過ごす時間の有り難みを再認識するというのもあるけれど、あんな綺麗すぎる男性(ヒト)と24時間一緒は中々疲れるのだ息抜きも大切………それに、甘えたい気持ちはあるけど節操の無いことはやはり出来ないと思った顔を洗い、歯を磨き、朝食を簡単に済ませもう一度歯を磨いてから化粧をする為に鏡を...
_名前つくしは悩んでいた名前って難しいよね……どうしたら良いのかな?「牧野、あゆみ?いや、アームストロングこれは大佐!なんつって」自分で言ってなんだが面白くなかった「牧野…歩?アプリコットとか海外でも使えそう」ダメだつくしは持っていたペンを投げて立ち上がった「赤ちゃんの名前なんて大層な物思い付かないわよ。あー脳が…うわ、お帰り」ブツブツ言いながらキッチンに向かう途中いつ帰宅したのか放心した司の姿があっ...
お前が憎い俺じゃない奴を好きなお前が憎い俺を選ばないお前なんかどうでもいいそう思うのに目が勝手にお前を探して、見つけては喜ぶ自分に苛立ち、あんな女に乱される自分が情けないなのにこっちを向けと願うなんで俺のマブなんだよどうして俺はあんな女と思ってもアイツじゃなきゃダメなんだちんちくりんでダサくて貧乏でどう考えても俺に釣り合ってねぇのになのにどうして俺はいつまでもアイツの事を諦めれないんだなぁ、こっち...