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森野照葉
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2018/09/24

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  • おしまいの無い永遠の旅路へ~8月24日 新宿末廣亭 深夜寄席~

    さーちゃーん!!! 「せいねんがっぴー」でお馴染み 死ぬんですぅ!ぼくはしぬんですう! ここからが面白いところ I'm praise man 人の悪いところを見つけるよりも、人の良いところを見つける。そして、それを多くの人に知ってもらう。私にとって、それがブログを書き続けるための大きな指針となっている。 思えば、160記事を越えて多くの記事を書いてきた。その全てが誰かを賞賛している。というか、賞賛しかしていない。今では、すっかり人の良い点しか見えなくなった。というか、良い点を見れば見ようとするほど、自分が幸福になっていくことに気づき、記事を書くことを止められなくなった。 一体なぜ、自分でもこん…

  • 神様も笑う~8月24日 第二十七回 亀戸寄席 桃月庵白酒 独演会~

    台風で流れた会 浮かれの屑より 浮足立つのに慣れている。足裏に地球と反発する磁石でもあるかのように。たとえ、暑い日の昼下がりであっても、「今日は涼しいね」と言ってしまうくらいに、何もかもが、浮いて、立っている。全身浮遊である。足はちゃんとある。体もちゃんとある。だが、どこか『浮いている』と感じるのである。水に浮かぶ豆腐のように。空気よりも比重が軽い、アンモニアである。アンモニアと同じ比重である。水があったらすぐ溶けている。無色だけど、刺激臭がある。ちょっと臭いくらいである。でも、臭いのは男として恥ずべきなので、ちゃんとデオドラントスプレーはする。男はデオドラントである。ディズニーランドより、デ…

  • 断ち切れぬ思いの縁、遠、煙~8月18日 鈴本演芸場 夏夜噺 夜席~

    お手紙書いても、いい? これは想像のストーリー 嘘だと思うかも知れないが、『初恋の嵐』という名前のバンドがいたことを、読者はご存知であろうか。三人組のロックバンドで、ギター・ボーカルの西山達郎さん、ベースの隅倉弘至さん、ドラムの鈴木正敏さんで構成されていた。 ちょっと前に、スピッツが『初恋の嵐』というバンドの、これも嘘みたいな曲名なのだが、『初恋に捧ぐ』という曲をカバーしている。メロディアスな曲で、ラジオでも何度かかかったことがある。以前、『SHIBA-HAMAラジオ』でも立川吉笑さんが原曲を紹介していることもあり、リスナーの方ならばご存知であろうと思う。 そんな信じられないバンド名の『初恋の…

  • 猛暑跳ねのけ飛ぶ燕~8月17日 黒門亭 一部~

    こんな暑い日は外に出ちゃダメ! こんがりフォックス 『暑』という漢字には、日(太陽)が物を煮るほどであるという様が表されている。確かに、外に一歩出てみればアスファルトで牛肉が焼けるほどの暑さである。そこかしこでBBQ大会である。裸足で歩き回ると足裏に網目状に焼き跡が残るやも知れない。ビールなんぞ飲めばすぐに酔って倒れるであろう。 そんな暑さから逃れられる筈もなく、仕方なしに肌だけは焼けぬようにと日焼け止めクリームを顔に塗るのだが、これが目に染みる。昔の人は一体どうやって暑さをしのいでいたというのか。日焼け止めクリームの代わりに樹液でも塗っていたんだろうか(昔の人を舐めすぎ)これほどの暑さには行…

  • 『けんこう』に生きる力~8月16日 人形町噺し問屋88 三遊亭兼好独演会~

    今日が退院後、最初の兼好師匠なんです。 よぉ~、よぉ~い 健やかに、康らかに、あなたの好きを兼ねて笑おう 遠い故郷 離れてみれば 故郷を離れ、再び東京の住まいに戻ったとき、私の胸の中には、いつもとは違う何かがあった。それは、私自身に嬉しいことがあり、それを両親、親戚の祖母、地元の友人が祝ってくれたからこそ、生まれたものであろう。 人に褒められることに慣れていない私にとって、なかなか人から祝われるというのは、特別な体験であった。褒められることに慣れていないくせに、自らの嬉しかった体験を人に話すという矛盾もあるが、考えてみれば、私は幼い頃から、どこか自分の体験を人に伝えたいという癖があったようであ…

  • ミスター・チルドレンの爆発~8月13日 プーク人形劇場 新作落語お盆寄席~

    もう大人だから、怒られないよ~ ミスマッチ・アダルト・チルドレンズ 彼女だったら付き合いづらいだろう、心変わりの多い天気のなか、私はプーク人形劇場へと向かっていた。電車の車内には、子供連れの家族や異国からの旅人が多い様子である。晴れたり降ったり曇ったり止んだり、どこかでは大雨が降っていても、どこかではカラッと晴れている、天気が読めなくて傘が欠かせぬ、そんな天気の心変わりに人々も惑わされているようだ。 しばし電車に揺られていると、私のすぐ近くにいた、胸元にサングラスをひっかけた男性が、窓の向こうを眺めながら「うそ、雨降ってんの!?」と言った。その男性の子供らしき少年が、「傘、あるじゃん」と言うの…

  • 毎日を笑って過ごす、日々の朝に~8月10日 古今亭文菊 独演会~

    お酒かい? ハチゴロウってんですよ 思い立ったら 爺臭い話になるが、私は僅かな睡眠時間でも体調がすこぶる良い体質である。大体、4~5時間ほど眠ると、バッチリ快調ということが、ここ2~3年の間で確立されており、毎朝大体4時半か5時に目が覚める。絶好調の時など、0時に寝て3時半に目が覚める。それで、特に体が重いとか、気持ちが怠いということが無いから不思議だ。 思えば、良く笑った日の翌朝などは特に睡眠時間が短い。誰か詳しい研究をしていないだろうか。自分でもなぜこれほどまでに短い睡眠時間で、体調も気持ちも快いのか見当が付かない。心当たりがあると言えば、日中でも短い睡眠を何度か繰り返しているから、それ…

  • カイダン・カイ?/ダンダン・カイダン・ダイ~8月9日 渋谷らくご 18時回~

    怖い話を聞かせろよ 役者 ムリヤリ・ヤスミ 暑い日は仕事をしたくない。ならば、しなければよい。自分がしたいことを、したいと思ったときに、する。これが精神衛生上、最も効果がある。何も、無理をして仕事なぞしなくても、自分の人生が一度きりであることと、宇宙の寿命と太陽の寿命とを比較すれば、仕事をする時間よりも優先すべき時間の使い方というものが、見えてくるのではないだろうか。 なので、無理やり休んだ。暴挙に出たのではない。人間として、当然の『自由』の獲得のために、休んだのである。無論、やるべきことは終わらせているので、誰に文句を言われる筋合いも無い。文句を言えるのは、私だけである。 早々に渋谷に着くと…

  • 粋な東男に~8月4日 浅草演芸ホール 夜席 三遊亭笑遊トリ ~

    粋な東男を、京女に見せてやろうぜ とことん 落語が好きだ。死ぬまで好きだ。これだけは間違いの無いことだ。『脚が狼を養う』という諺があるが、『落語が私を養う』と言っても過言ではないくらいに、休日や平日のぽっかり休みに、私は落語を求めて歩き、落語に生かされている。 どんな落語に出会いたいかと問われても、難しい話である。最近では、ネタ出し(予め落語家が演じる演目が公表されている)の会も多いが、私はむしろネタ出しされていない、偶然によって出会うネタに強い魅力を感じている。その場の空気感であったり、その時の気持ちであったりが、自然と、演じられたネタに集約されていくような感覚を味わうことが出来るからだ。 …

  • 名人、古今亭文菊~8月2日 鈴本演芸場 夜席~

    届く 今しかない今日 行く。朝に、そう決めた。今日は、パパっと仕事を終わらせたら、行く。どこへなんて、決まっている。鈴本演芸場、夜席、古今亭文菊師匠がトリを務める、8月上席である。 すぐにでも行きたい気持ちを抑えて、集中するべきときに集中し、それが終われば後は、脱力した蛙のごとく、ゲーコ、ゲーコと口からベロを出しながら、電車に乗って向かった。 うだるように暑いのだが、そんな暑さすらも凌駕するほどの熱が、私の中にはあった。10日間のうち、今日だけ、行こうと思っていたからである。それには幾つか理由があり、他にもたくさん行きたい場所、見たい場所などがあった。また、来週から10日間の休みで、旅行を計画…

  • ハード・パンチな熱量に燃えて~7月30日 王子落語会~

    へぇー、こんな会があったんだー 知らない扉はすぐ開ける きっかけはTwitterである。 とある方から『桂米紫さんを見てほしい』というようなメッセージを頂いた。早速、これはチェックせねば、と思っていた矢先に、たまたま『王子落語会』なるものが開かていることを知り、米紫さんが出演されている。他に鯉昇師匠もいることから、間違いないだろうと思い、行くことを決めた。 昔から好奇心は旺盛であるし、あらゆる穴という穴に顔を突っ込み、顔中傷だらけになるなんてことは日常茶飯事小三治であるから、ワクワクする気持ちが勝っていた。 いつだってそうだが、初めての人を見るのはワクワクする。モハと書かれた電車に乗って向かっ…

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