Bob DylanのHARD RAINを聴く。ライブ盤だ。梅雨に入って雨模様だから選んだ。なんと安易な。 昔は雨の季節になると聴くことに決めていたアルバムがあった。フィッシュマンズのロングシーズンをまず思い出すが、ほかにもあった気がする。曲単位では、スピッツのあじさい通り(アルバム『ハチミツ』に収録されている)か。
平凡な日常からの雑感、季節を感じる食べ物、音楽、ちょっとした旅の話をします。
淡々と暮らせるようになってきました。最近、暦に興味があります。
気分よく暮している、調子いいな、と感じるときがあっても、2、3日後あるいは遅くても1週間もすれば、揺り戻しがある。段々だか突然だかに、落ちていく。気分の浮き沈みは必然だと思う。上りっぱなし、落ちっぱないしはない。そういう場合は、何か病気を疑うような状態だ。 自分は今いい気分だとか、落ちているなと感じる生活は、生きている感じがする。
Wes Montgomery のFull House を聴く。At Half Noteからの流れで。このアルバムを入手したのはもう20年近く前。当時読んだ、村上龍の小説『半島を出よ』にそのタイトルが出てきたのをきっかけに、これがジャズのアルバムかも知らずに買ったのだった。僕は、小説に出たとか、映画の中に登場したとか、雑誌のインタビュー記事に出た名前だとか、そいういうのをきっかけにして音楽やなんかを試してみることが多いのだ。 で、件のFull House。今回聴いてみて、いままで何回も聴いているはずなのに、驚くほど新たな発見がたくさんあった。なんなのか。20年の間、音楽の蓄積が積み上がった結果な…
レコーダーでNHKの総合、Eテレ、BSを全録している。そして、いざ見ようとなると、どのタイトルも面白そうで、興味深くて、結局、選べない。何も見ずじまい。これでは本末転倒だ。もっと気楽に構えたらいいものを。音楽を聴いたり本を読んだりもしたいし、テレビに割く時間はあまり取らない中での、この選択肢の多さ。困る。 ネトフリとかSpotifyみたいなサブスク系の膨大な量の中から選ぶものは、性に合わないのかもしれない。テレビなら大丈夫かと思って導入したレコーダーだったが、全録されたもののリストから選ぶのならサブスク系と変わらなかった。いずれもおすすめをレコメンドしてくれるけれど、そのレコメンドからさえ選べ…
カンロ飴をなめる。初めてだと思った。でも、子どもの頃に知っていた味だった。この味はなんだろうと思ってパッケージを見ると、しょうゆなんだ。飴としょうゆ。驚きだ。塩と飴だったらよく聞くけど。昔からある製品なのだろうか。メーカーの名前と商品名が同じあたりから推すと。 こういう昔懐しい味が好きだな。この前もサクマドロップスとニッキ飴を買ったし。
音楽が好きだというのも、車やドライブが好きだというのも、おこがましいと思える。これはネットの世界がよくない。よく云われていることだが、上には上がいるというのも簡単に知ることができるのがよくない。下手の横好きで何が悪いと開き直るくらいでないと何かを楽しむことがむずかしくなっている。自分は自分とネットを見ないのが一番なのだが、その好きなことの情報を得ようと思うと、市井の上級者を目の当たりにする。その情報はネットにしかないものなのか。最近、よく考えるのだが、ネットの情報は初級者、入門者向けが多くて、その域を脱すれば見る価値がなくなってくるように思う。もう知っているよ、つまらないなと思う。ネットへの情…
ここ数日、ラモーンズを聴いてる。今回聴き始めたきっかけは忘れた。感情が破壊されて何も感じない僕は、音楽を聴いてもあまり感動しないのであるが、心動かされることを求めているわけではないので、それはかまわない。かつてラモーンズで元気が出るとブログで書いたことがあったが、元気が出ることと感動するということは別物だと考えている。元気が出るという反応は、もっと無意識の下に出てくるもので、心とか頭脳で認識する以前の話だ。そういう段階では音楽の効能を受けられるのだ。まだ僕も捨てなもんじゃないな。 ラモーンズに限らず、こういう無意識下に訴えてくる音楽を探している。そういう音楽がいい音楽だ。それに対する、コミュニ…
音楽は生活の一部だ。何かしらかけている。かけていることはかけているが、最初から最後までしっかり聴くことは少くなっている。そうやって気合いを入れて聴くのが辛くなってきた。 今は、音楽は流しておいて、何か作業をする。パソコンを弄ることが多いか。そして、ふと手を止めて聴き入るという感じになってきた。もうね、しっかり聴こうとしても集中が続かないし、しっかり聴けなかったと罪悪感に苛まれることもあるくらいだから、健全な状態ではないと。もっと気軽に構えようと思ったわけだ。これが片面20分くらいのレコードだったら話はちがうと思う。集中は続くだろう。想像だが。ながら聴きはしないかもしれない。CDやサブスクだと長…
ひどい夢を見た。内容は覚えていないけれど、胸糞の悪い夢だったことは覚えている。こういうのはたまにあって、見ているときは、映画ですらありえないような情景がさも現実のような気がして、気が気ではない。夢なら覚めて欲しいと思って、早く起きなければと焦る。そして、目が覚めるとホッとする。 でも、いつか夢のなかの阿鼻叫喚が現実になるのではと恐々としている。夢のなかで起こったことを人に話したりして表現すれば正夢にはならないと聞いたことがある。話す相手はいないので、ここでブログに書いてなんとか収めたい。
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Bob DylanのHARD RAINを聴く。ライブ盤だ。梅雨に入って雨模様だから選んだ。なんと安易な。 昔は雨の季節になると聴くことに決めていたアルバムがあった。フィッシュマンズのロングシーズンをまず思い出すが、ほかにもあった気がする。曲単位では、スピッツのあじさい通り(アルバム『ハチミツ』に収録されている)か。
ベートーヴェンのチェロソナタ全集が聴きたくなって、棚からいくつかのCDを持ってきてかけた。第1番から聴いているけれど、いいなあ、好きな音楽だなと思う。昔はそれほどでもなかった。それどころか、ベートーヴェンの中でも苦手曲目だったのだが、まるで逆の評価に変わった。同じベートーヴェンでも、ピアノソナタはちょっと荘厳で重すぎるイメージがあって(全部とはいわないが)おいそれとは聴けないから、こちらのほうが気軽に聴ける。これはヴァイオリンソナタも同様。 聴いた演奏は、マイナルディとゼッキのものと、ロストロポーヴィチとリヒテルのもの。モノラルのマイナルディのほうはずっと前から持っていて気に入っている演奏。ロ…
間もなく今週中に新車が納車されるんだけど、この気分の浮かなさ。なんなんだ。ふつうだったら、このそういう時期にウキウキしてたまらないんじゃないかと思う。でも、全然ウキウキワクワクがない。車以外の、納車の嬉しさを凌駕してくるような心配事があるのだろうか。あるのだろうかと、他人事のように。喫緊の心配事はない。単に体調や精神の状態がよくないだけなのかもしれない。確かに疲れているし、変なことも気になるから精神も弱っている。それは認めるところだ。なんともったいない。もっとウキウキしたかったな、そうそうあることじゃないんだし。 まあ、そういう気分にならないんだから仕方がない。残念だけど。自分の異常性は認める…
3日休んだあとの出勤日。行きたくないなあ。休みに入る前に職場の人とも話したけれど、みんな連休後は行きたくないと思うようだ。僕だけがそう思うわけではない、ふつうのことなので、別に深く考えることはせずに粛々と出かける準備をする。 たかだか3日でこれだから、ゴールデンウィークとか盆暮れ正月の長期休みがある人は大変だ。
昨日は日がな一日、そして今朝も音楽はParliament の Mothership Connection。 いままでこんなに短い間に繰り返し聴いたことはなかった。同じParliamentでもClones of Dr.Funkenstein とか Fukentelechy VS. Placebo Syndrome だったらあったかもしれない。僕の中では影の薄いあまり熱心に聴いてきたアルバムではなかった。それが今回はよく聴いている。 世の中の人々が、あるいは音楽ファンがどのくらいひとつのアルバムを聴く込むのかは知らないし、知ったところでどうというわけもないけれど、ここ数年の僕は、短い期間ではあるが…
ラジオで年金制度やその課題、最近の制度改革の話を特集していた。それを聴いて、なんかヤバそうな感じがしてきた。この前の誕生日の時のねんきん定期便を見てみたら、ますます危機感がつのってきた。恐ろしい、なんか動き出さねば。 思えば、人生の転機にはラジオがあった。もうダメだと思っていた時につけていたラジオからきっかけを得て、人生が変わっていった。ラジオのCMから当時できはじめていた通信制の高校やそのサポート校を知った。それで不登校を脱出できた。高校の時も、たしか何かのラジオからきっかけを得て、自分はもっとできるんじゃないかと気づき、勉強を始めて大学へ行くことができた。 大学院を出てからは停滞していた。…
カシオのスタンダードな腕時計、通称チープカシオ(略してチプカシ)を購入。職場で使おうかなと。ブルーカラー系の仕事なので、もし壊れても後悔しないように安いこと、そして丈夫という条件で探して、これかなと。 前にもこの手の腕時計は持っていて、それを再利用しようと手間もかけてみたんだけど、DIYで交換したベルトが肌に合わなくて、新しいのを買おうと思案していたところだったのだ。 時計、あるいは時間について言うと、案外、時計に支配される生活をしていて、家にいる時もよく時計を見て動いている。寝る時間や起きる時間、家を出る時間どころか、支度をはじめる時間も決めていて、それどおりに動いている。例外はあまり作らな…
昨日の仕事は散々だった。思い出すだけで申し訳なくなる。けれども、昨日は昨日。気をとり直して、今日のお休みを満喫する。一日完全にオフなわけではないけれど、嫌な気持ちに責め苛まれないようにしっかり活動しよう。 ところで、野球中継の解説で聞いた話でこんなのがある。リリーフのある投手がひどく打たれた試合がある。その投手はそのあと、あまり間隔を空けないで次の登板をさせるらしい。よくない記憶が長く続かないように、すぐに機会をあたえて、そこで抑えてもとの調子を取りもどせるようにするためだ。こう考えると僕も今日が休みじゃないほうがよくない記憶を引きずらずにできてよかったのかもしれない。決まっていた休みだから仕…
今聴いてる音楽のことをネットで検索する。演奏している人のことやアルバムのレビューを見る。そうすると、気分は萎え萎えになる。何故なのかわからないが、最悪な気分になる。 最近思うのは、音楽をはじめ、芸術系のことについてネットで調べるのは徒労だ。徒労どころか害さえある。今は、音楽でも小説でも、出会いのきっかけはタイトルだけにとどめて、細かい情報は入れずに、とっとと手に入れて聴いたり読んだりするよう方向に移っている。資金に余裕を持たせておいて、情報によるリスク軽減を要しない体質にしておく。
パソコンでも何でもいいから、新しいことに挑戦したい。10年くらい前までは、お金がなくて、でもやりたいことや必要なことがてんこ盛りだったから、日々何かすることがあったんだけど。 急にここで振り返り。お金がなかったから、無粋にも無料というところに食いついて、パソコンはLinuxにした。数年の試行錯誤の後、安定的に運用できるようになった。運用と言っても、Web閲覧と音楽のCDをリッピングして焼くこと以外の用途には使っていないから、本当に軽いものだ。しかし、パソコンに関する出費はこの10年に2台の中古パソコンで5万円くらいのものだ。 次は、これもお金がなかったからという理由に帰結するのだが、車だ。もと…
僕は自分の言葉を使えていない。自分の言葉とは何か。判明にはわからない。話をしたり、文章に書き出したりするのに、相手や読者に気を遣いすぎて自分の言葉を見失っている。 理由は明らかで、現在の所属コミュニティ、主なものは職場であるが、そこで使う言葉が難しいと指摘されたことを気にしてこうなっている。難しい言葉を使って人をばかにしているのか、とまでは言われないまでも、そう思われかねないと不安になったのを覚えている。それから使う言葉を考えて話すようになった。そうすると、相手の言葉に対する、こちらの反応はワンテンポどころか数テンポ遅れるようになるし、その反応も的外れだったり、意味を為さなかったりで、ふんだり…
NHKラジオR1で『音楽の泉』を聴きながら。今日はベートーヴェンの『田園』。交響曲だ。僕は、クラシック音楽も聴く人だが、ふだん交響曲は聴かない。嫌いだとか避けているのではなく、いつかその時がきたらしっかりハマれるように、取っておいてあるだけ。その"いつか"は訪れないかもしれないけど、そうならそれもまたいい。 そういう取っておきはほかのジャンルでもあって、ヒップホップやエレクトロニカ、EDM(?)みたいな方面もそんな感じに見ている。ヒップホップには行っていないのに、その源泉のひとつ(?)のファンクやPファンクには到達しているという不思議な現象を見たが。
自室の照明、調子が悪い。点いた点かなかったりする。点くときはあるから、電球が切れたとか点灯管が切れたわけではないと思う。素人目には壁スイッチが怪しいと思っている。どこかが悪いわけだが、いずれにせよ電気工事店に頼んで修理してもらうほかに解決策はない。 そこで、僕の個人的な、異常ともいえる理由によって修理は躊躇われている。つまり、自室に人が入ってくるのが嫌なのだ。ここ数年は家族すら入るのを許していない。単に散らかっているからという理由ではない何かが僕の中にある。人をとても恐れている。それは、自室の中の異常性と正比例している。夥しい数のCD盤。いくつかの棚にびっしりとある。入りきれなかった分は、そこ…
平日休みに出かける時の教訓を得た。曰く、朝早く出発しても効果が薄い。なぜなら、途中のどこかで通勤の人々の車ラッシュにつかまるからだ。前々から薄々気づいていたことだったけど。前回は意気込んで6時半には出発したけれど、混み合いにうんざりして途中で引き返してきたっけ。 そういうことなら、朝はのんびり。コーヒーでも飲んでゆっくり支度をして、ラッシュが済んだ頃に出発する。出発前にかけていた音楽が素晴しすぎて、出発しない選択肢も取りうる。
休みの日にブログを書くことが多いが。 音楽だ。Parliament の名盤、P-funk Earth Tour を聴きながら、次なるファンクのアルバムをネット通販で買おうとカートに入れたのだが、まだ現有の名盤群の聴き込みが充分でないことに気づき、ブラウザを閉じた。だいたい今の時代に音楽をフィジカルで、しかもCDで買うなんて、質にこだわる人の中でも稀有な存在なのではないか。たぶん、音質やグルーブなんかを気にする人は、アナログレコードを探すだろう。逆に気にしない人はサブスク配信を気軽に聴くと思う。僕はなんなんだ。 しかし、今回の話のコアは、現有の名盤群の聴き込みが足りていないことにある。今朝も出か…
仕事に遊びに忙しくしている日々。今日も日曜の出勤前に少し遊ぶ。音楽を聴く遊びだ。Ramones の Rocket to Russia を聴いて朝の時間を過ごす。昨日の夜もこのアルバムは聴いていたけど。CDでしか持っていないけど、この手のアルバムは安物プレーヤーでもアナログレコードで聴くのが気持ちいいと思うんだ。あるいは、ポータブルなラジオから流れてくるとか。まあ、そういう聴き方しかなかった時代に出されたアルバムなんだから、それで気持ちよく聴こえるようにチューニングしてあるんだろう。 ネットの識者の意見で、その時代に出された音楽は、その時代の機器で聴くべきだ、というのを聞いた。たしかにそうだと思…
休みだ。風邪気味なので、家で過ごすことに。音楽を聴いて過ごしてる。こんなに遊びが多様化しているご時世に、音楽を聴いて過ごすとは。最早、酔狂。陶酔的な愉悦に浸っている。 そして、周りの人が知らない音楽を聴いているという自覚と優越感もある。音楽に酔うのはいいが、こういう自分に酔うのはいかがなものかと思う。やめたい。
風邪を引いた。鼻詰まり。鼻声。少しの咳。熱は出ていない。 そう、熱は出ない。もう10年以上、熱を出してない。風邪は引いても熱は出ない。軽めだが身体を使う仕事を始めてからこうなったようだ。学生の頃やなんかはそうではなかったから、仕事のおかげでいくらか強い身体になったのだと思う。
余暇の時間が忙しくて、こういうブログを書く間も惜しいくらいだ。でも、書いていく。 余暇は充実しているのだが、あんまり時間をかけすぎると、社会の情勢や流行からかけ離れてしまって、浮世離れした人間になってしまうのではないかと心配している。ラジオやテレビで情報を得なくてはならないと思う。でも、それが無駄で、負担なことだと感ぜられる。個人の価値観が多様化してしまって、共通の話題を見出すことが難しくなっている時世に、社会情勢などを追うことは徒労にすぎない。最近は、人との会話の話題に、そういったテレビなどからのものがあまりないのも拍車をかける。趣味に走っても問題はないような気が日に日に増している。10年前…
今日、朝から延々と音楽を聴き続けて、当たり盤は、グレイトフル・デッドのRFKスタジアムでのライブ盤だった。 こういう長大なライブ盤に耳を傾けながら、ネットを見たり考えごとをしてみたり、あるいはしっかり聴いてみたりするのが最高。同じように長大なライブ盤をたくさん出しているフィッシュもいいが、フィッシュはちょっと重いきらいがある。もう少し気軽に聴けるのがよくて、今日の夕方はデッドにしてみた。
この前届いたRamones の Leave Home 。第一印象は悪くはないんだけど、そこまでよくもないかなという感じだった。でも、CDを換えるのが億劫で何回も繰り返しかけていると段々よくなってきた。この年代のアルバムはスルメが多い。最初よくなくても、聴いているうちによくなってくる。逆に最初から圧倒的にいいなあと思うものは少ない。
ネットで宅配レンタルを頼んだり、通販でCDやDVDを買ってみても、届く頃には熱が冷めることがままある。レンタルでも通販でもこの上なく早く届くのに、それでも冷める。さすがに届いた物を観ない聴かないことはないけれど、熱やワクワクは割り引かれている。 そこでネット配信に頼ればいいということになる。これも曲者で、"いつでもできる"となるといつになっても観たり聴いたりしない。これは経験的に裏付けられている。何故なのかわからない。経験によるとしかいえない。一応サブスク料金は払っているが、利用実績はない。無駄に思えるが、いつでもできる状態を整えておかないと、映画・音楽愛好家としては気になってしまい、最終的に…
この前注文しておいた、Ramones の Leave Home と Road to Ruin が届いた。早速聴いている。1stとRocket to Russia は前から持っていて、いいなあと思って聴いていたんだが、そこまでの評判を聞かなかった今回の2枚は、教養を深めるためだ。音楽の教養を深めても仕方がないとは思う。仕事じゃあるまいし。仕方がないけれど、聴いてみたいから聴いてみる。
職場で気になったことに頭を惑わされながら帰宅した。モヤモヤする。今回の話はそのモヤモヤについて云々する話ではない。その惑わされた頭が、夕飯を食べて自室に戻り、音楽をかければ困惑も霧消して、すっきりした心持ちになった。いつからこんなに気分転換が上手くなったのか、という話なのだ。今回のモヤモヤが取るに足らないものだったのかもしれないが、いやいや、こういうことは最近よくあるので、気のせいだけにはできない。
今日は休み。半日だけ音楽を聴いて過ごした。その中で良かったのは、コルトレーンのバラードだった。コルトレーンのテナーの音色が刺さった。いままではアップテンポのこれぞシーツオブサウンドみたいなのをいいなあと思っていたんだけど、たまたま選んだバラードのアルバムに新しい世界を見た。繰り返し聴いて、午後からのドライブのときもかけた。ゆっくり目のジャズはお洒落過ぎるイメージで敬遠していたのだが、しっかり芯があって聴きどころがあるのを知った。カフェで流れるゆったりと軽い感じのジャズに抵抗があって、速い・激しいものこそ本物だと信じていたが、テンポだけで判断するのは早計だったな。
朝から午前中は、Grateful Dead の70年代のライブ盤を聴き、お昼を食べてからはStevie Wonder の70年代のアルバムを聴いている。往年の名盤は繰り返し聴いても苦になったり飽きたりしないから、低コストで効率よく時間を過ごすことができる。こういう言い方はいかがなものかと思うが、お金のかからない余暇の過ごし方は物価高が叫ばれる昨今では重要なことだ。金のない学生時代から変わらない実践だが。完全にデフレマインド、失なわれた30年の生活が尾を引いている。こういう愉しみ方を血肉にしてきたから、よりよい生活を目指すより、今あるものを最大限味わって楽しみ尽くす思考体系になっている。貧困まっ…
穏やかな休日を過ごしたい。最近は、面白いこと、楽しいこと、興奮を求めすぎた。 穏やかで何もない日の尊さを今日は感じる。精神が静まることがこんなにも気分のよいことだとは。日々を意味のあるものにするために焦りすぎていた。意味は後付けでいいのかもしれない。後でどうにでも付けられる。
夜、家に帰ってきて、ちょっと横になっちゃうともう起き上がれない。お風呂に入るのが億劫でたまらない。何年か前にもこうなることがあって、よくないと思い、横にならないように習慣づけたのだが、最近習慣が崩れはじめている。 何かしていないとすぐ横になりたくなる。テレビでも音楽を聴くでもしていれば何とか踏ん張れる。 でも、結局、お風呂は入るし、その後に寝る前のハミガキも欠かしてはいない。
職場の昼休みに読書。ヘッセの『車輪の下』を常備して読んでいる。もう何周かしているが、毎度身につまされて辛い気持ちになる。何もこういう小説を昼休みに読まなくてもいいのではないかと思うが、他のものを持っていく気にはならない。 ああいう話が小説として書かれるということは、ああいう人が世の中にはある程度存在しているということだと思われる。それだけでは心強くという訳にはいかないが、まだ完全にレアな世界で生きているわけではないと思うと、いくらかマシ。その対処法は人それぞれなのだろうから、ヒントが与えられていなくても文句は言わない。 でもヒントはどこに求めればいいのだろうか。小説の世界か、あるいは日々の生活…
the oscar peterson trio の we get requests を聴いてる。お洒落。洒落てる。 tommy flanagan trio や sonny clark trio も聴いたけれど、同じピアノトリオという構成なのに、これほどちがうものかと驚く。おもしろいなあ。
全録レコーダーに残っているMLB中継を見る。話題のプレーヤー、レッズのデラクルーズを見たくてレッズ対ドジャース。盗塁を見たかったが、今のところ出塁はない。でも、彼の特徴のひとつである強肩はいくつか楽しめた。 ところで、MLB.tvからの情報によると、期間限定でサブスク料金が半額になるキャンペーンをしているようだ。半額になっても今年は加入しない方針は変わらない。
用事を済ませて帰ってきた。Todd Rundgren のライブ盤、Back to the Bars を聴く。これを聴くために急いで帰ってきた。 でも、1周聴いたら満足かな。2周目はやめてJoni Mitchell の Clouds を聴こうかと考えてる。
雨だったので、家でちょっとしたDIY。腕時計の切れたバンド交換を。 チープなカシオの腕時計。価格が安いのでバンド交換するより買い替えたほうが手っ取り早いけれど、DIYを楽しむために交換用バンドのほうを購入。ホームセンターの汎用品。 この腕時計、しばらく使っていなくて、電池切れで止まっていたのを先日何年かぶりに電池を入れ換えて復活させたものだった。しかし、ほどなくして着けてみようと思ったら樹脂製のバンドが切れてしまっていた。せっかく10年持つという設計の電池を換えたばかりなのに、また倉庫の肥やしになるのは不憫だし、DIYスキルを上げたい、楽しみたいのもあって遊びがてらバンド交換をすることにした。…
ネットを彷徨っていたら、メガネの正しい扱い方という話があった。その話の内容は、以前、メガネ店でメガネを買ったときに言われたものと同じようなことだった。目新しいことはなかったのだが、実践はできていなかったので、これを機にしっかりとした扱いを心掛けようと思う。 貧困層予備軍の自覚があるので、余計な出費を抑えるために物は長持ちさせたい。丁寧にとまでいかなくても、雑に扱う習慣を持たないように気をつけたい。安物は雑に扱ってもかまわないと思いがちだから、最上の物とはいかなくても、ある程度の価格の物を使うようにして、長期的に見て余計に払っていないかを意識したい。
何か書いていくか。何か書こうと思って書くんじゃ、いい話は書けないとどこかで聞いた。普段からいろんなことを考えて、そこから溢れ出たことを書いていくのがいいのだと。溢れ出たものがまとまっているのかは甚だ疑問だが、書こうと思って書いたものより深くて面白そうではある。 では、今日の話である。音楽はキンクスを聴いている。この前ブログにも書いたシングル集だ。昨日は一瞬、浮気をしてスミスを聴いていたが、また戻ってきた。キンクス独特のキンキーサウンドは、5月のからっとした晴れの日にマッチしていると思う。これからの暑い時期になると、それはそれで暑い夏を暑いものとして過ごすときのいいBGMだ。清涼感や楽しさはない…
キンクスのパイレコード時代のシングルを集めたコンピレーションを購入。このアルバムはシングルのA面だけでなく、B面も網羅している。A面B面というシステムや呼び名は僕の世代にはあまり馴染みがないものだけど、意味するところはわかる。我々の世代ではカップリングと呼んでいたものがB面にあたるものだろう。 そして、本題のコンピレーションであるが、A面の曲とB面の曲ではだいぶ風情が違う。どちらもキンクスらしいキンキーサウンドなのだが。
朝から音楽はaretha franklin の live at fillmore west だ。昨日はjames brownで今日はまたちがうのを聴く。それでも昨日はJBを何回も聴いていたし、昔はそれこそ1枚聴き終わったらもう次のアルバムへ移っていた。だんだんと1枚をじっくり聴くようになってはきてはいるのだ。昔は良さがわからなかったから、じっくり味わうもなにもなかった。今でもまだ途上ではあるが。 では、aretha franklinのほうではあるが、あまり頻繁に聴くアルバムではなかった。このライブの前座であるking curtis のライブ盤、 fillmore west のほうが気に入ってい…
今、james brown の Live at The Apollo Ⅱを聴いているところだ。聴きながらブログを書くのもどうかと思うから手短かに。バンドの演奏もさることながら、JBのボーカルもいいよね。好きだな。 しばらくの間、ベースに注目していろんな音楽を聴いてきたが、ボーカルもいいもんだな。注目する角度を変えてみると、同じアルバムでもちがった側面があることがわかる例だ。そういえば、ドラムに持っていかれたアルバムもあった。歌詞に心酔することがいまだかつてないが。
やっぱり音楽鑑賞趣味に帰ってきてしまう。もう音楽を聴くのは止めよう、受け身の趣味はよくない、とか、車で出かけるほうが合っているのなどと考えて、脱却を試みても帰ってくるところは音楽になる。 本当に外に出かけるのが楽しい瞬間もある。でも、家に帰っては音楽のことを考えない日はないし、音楽を聴かない日があったとしても、することの候補には必ず挙がってくる。生活の一部とか習慣になっているのだ。 でも、脱却を志すのは止まらないであろう。脱却への試みというある種の試験を経て、音楽への想い、存在の重要性を再確認していくのだ。そして存在は強固なものになっていく。もしかすると、これは音楽だけにとどまらないのかもしれ…
ゴールデンウィークは働くことにして、その間の平日に休むことにした。今日明日と連休する。 まず初日の今日。ちょっと疲れていて体調が万全ではないから、出かけるのは止めておこうと思う。明日になって身体が回復しても、明日は明日で天気が良くないといわれている。せっかくの連休も何もできずに終わりそう。 それでも、ダラダラ過ごせるし、休みは出かけるだけが全てではないだろう。家でくつろぐのも一興。家での遊び環境も日々整えているから準備は万端だ。でも、発想を変えて、とことんダラダラしてみるのにも興味がある。普段まじめに生活していて、早寝早起き、規則正しい。それを崩すと積み重ねたものも瓦解するように思うが、破壊の…