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2018/09/13

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  • 視覚以外の感覚が堪らなく刺激される一冊・・・(美味礼賛/海老沢 泰久)

    美味礼讃 (文春文庫) 海老沢 泰久氏は野球とモータースポーツのノンフィクション系ライターだと思っていたので、辻静雄という料理研究家をモデルにした作品があることを知って少々驚きました。それが2年前位?いつか読みたいなぁと将来読みたい本のリストには入れていたものの、あっと言う間に時は経ち、先日ブラゾン(amazon web内をブラブラすることです。笑)していたら、プライムの中になんと発見!即行で読んでみました。 結論から言うと、凄く面白い一冊でした。今年自分が読んだ本の中では確実にベスト3に入る面白さ。寝る間も惜しんで、あっ、という間に読んでしまいました。 辻静雄氏は言わずと知れた、あべの辻野料…

  • また、あの感動を!(ブライトン ミラクル)

    遂に今晩は南アフリカ戦。ラグビーを少しでも齧ったことがある人間であれば、現在の日本代表チームの偉業はまるで夢を見ているようだ。とても、昔と同じ国とは思えない・・・。 ただ、伏線はあった。前回のワールドカップでもいきなり南アを破り、なんと3勝。残念ながらスコットランドに負け、ポイント差で決勝トーナメントには行けなかったが、フロックではなく十分にTier1に入る実力があることが証明された。 ということで、景気づけに“ブライトンミラクル”を視聴。 www.thebrightonmiracle.com 鬼コーチである、エディ・ジョーンズがあらゆる軋轢の中、日本代表を鍛えに鍛え抜き、2015年のワールド…

  • 天才達と常に命のやりとりをしている、とある編集者の話。(編集者という病い/見城 徹)

    最近映画を見る時間が全然取れないので、通勤途中に本ばかり読んでいる。 しかし、これは強烈な本だった・・・。 見城徹という人の存在を知ったのは、かなり前だったと思う。村上龍先生がどこかで見城氏の事を書いていたのを読んで、「へー、先生がこれだけ褒めちぎる人ってどんな人なんだろう・・・。」と思っていたら、幻冬舎という出版社を創ったという。龍先生の『五分後の世界』という傑作はこの幻冬舎を興す為に上梓された最初の6冊のうちの1冊であり、他には、『みみずくの散歩 / 五木寛之』、『約束 / 北方謙三』、『少女革命 / 篠山紀信』、『120%COOOL / 山田詠美』、『マリカの永い夜/バリ夢日記 / 吉本…

  • メンヘラによる壮絶な悩みを抱える美女が如何に復活したのか・・・(傷口から人生 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった・・・小野美由紀)

    前回読んだ「メゾン刻の湯」の著者、小野美由紀氏に興味を持ってしまったので、続いて「傷口から人生・メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった」も読んでみました。 frikandel.hatenablog.com 題名と表紙だけ見ると、なんとなくハチャメチャな世界を期待してしまうのですが、(これは完璧に強烈過ぎる沖田×華嬢の後遺症ですね・・・。笑)至って真面目な自己探索本でした。ちょっと前に読んだ以下の本に似ていますね。 frikandel.hatenablog.com 読み始めて、この赤裸々度、相当凄いなぁ、どこの出版社から出ているのかなぁと思って背表紙を見てみると、幻冬舎!あ、やっぱり…

  • あー、キワモノに弱い自分・・・・いつも映画と本ばかりではないのです。⑪

    あー、キワモノに弱い自分が嫌になる・・・。 こういうの何故か買っちゃうんです。売る側の作戦勝ちですね・・・。(笑)

  • 外食産業に賭けた、ある男の凄まじいまでの生き方。(外食王の飢え/城山 三郎)

    本作は1982年に刊行、外食チェーンROYALの創業者、江頭匡一氏をモデルにした小説です。福岡ベースのROYALは売上高約1,300億、営業利益率4.1%(2018年度)。現在は、今や誰でも知っている「ロイヤルホスト」、他にも「てんや」、「シズラー」、「シェーキーズ」、「ピンクベリー」などのチェーン店や航空会社のケータリング、ホテルの運営等を手掛けているようです。株価2,740円(10月4日)配当29円予定。その他に100株所持していれば1,000円のロイヤルお食事券が貰えるようですので、配当利回り約1.5%の押しも押されぬ大企業です。 そんな会社を1950年に設立したのが江頭氏であり、氏をモ…

  • 戦争も、原潜も人間の手に余る・・・凄まじい2本。(Uボート/K-19)潜水艦ものです。

    U・ボート ディレクターズ・カット(字幕版) K-19(字幕版) 先日、「ハンターキラー潜航せよ」を見たこともあり、潜水艦モノのおさらいを・・・と思い、「Uボート」と「K19」を鑑賞。どちらも史実を元にした作品で、「Uボート」は第二次世界大戦時のお話、「K19」は1961年に実際にあった、当時のソ連が28年間その事実を封印していた原潜事故を描いた作品です。 frikandel.hatenablog.com どちらも、凄まじいです・・・。 「Uボート」は戦争の狂気と虚しさを乗組員を通して語ります。敵であるイギリス船を追っかける時は勇ましく、敵の船を沈めて歓喜する一方、同じ人間を殺してしまったなん…

  • 皆、病んでいる・・・でも焦る事はないよ、と優しく語りかけてくれる作品です。(メゾン刻の湯/小野 美由紀)

    最近本当に銭湯って減ったなぁ、と思います。夏の暑い日に、銭湯に行って汗を流し、帰りにビールなんて、憧れますよね・・・。 frikandel.hatenablog.com 本作は銭湯を舞台にした作品です。筆者の小野美由紀さんと云う方は初見ですが、なんだかとっても凄い人みたいです。エッセイストのようなのですが、学生時代に世界一周したり、クラウドファンディングで2011年の原発事故に触発されて絵本出したり(「ひかりのりゅう」)、でもメンヘルだったり、不倫相手の子供だったとカミングアウトしたり、突然サーフィンしたり、一見おしとやかそうな外見ですが、元気というか、今時の活力が躁的にパンパンに詰まった方と…

  • 朝顔ってこんな時期に咲く花だったっけ??? いつも映画と本ばかりではないのです⑩

    やっと金曜日に辿り着いた・・・。 相当前に種蒔いたけど、全然咲かないなぁ、と思っていたら、今頃になって狂ったように咲き始めた・・・。赤ばかりだったのに、今日のは初めて淡いピンク。こんなことってあるのか?同じ色しか出ないと思ってたけど・・・。

  • 稀に見る原作を裏切らない作品でした・・・。(コーヒーが冷めないうちに/川口 俊和)

    映画がそこそこ良かったので、いつか原作も読んでみたいなぁ、と思っていました。 結論から言うと、映画も良かったけど、原作も良かった。つまり逆から見ると、映画は稀に見る原作を裏切らない作品だった!と改めて思いました。 frikandel.hatenablog.com 映画と原作では登場人物が削られていたり、人々の個々の事情が入れ替わっていたりと、多少設定が変わっている部分はありましたが、映画は原作の雰囲気を壊さずに良くまとめられていたと思います。やはり、監督がテレビ出身で今回初めて映画のメガホンを取った方なので、そこらへんは気を使ったのでしょうかね・・・。 そんなことを想いながらネットを見ていたら…

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徹夜本と映画で現実逃避!
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