不必要な裸のシーンが多いところが欠点??? (ラブ&ドラッグ)
ジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイ主演。 本作は男性機能復活で一躍有名になったバイアグラのセールスマンが上梓した、『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた〈バイアグラ〉セールスマン』という本が原作です。 涙と笑いの奮闘記―全米セールスNo.1に輝いた“バイアグラ”セールスマン 作者: ジェイミーレイディ,Jamie Reidy,高橋則明 出版社/メーカー: アスペクト 発売日: 2005/11 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (2件) を見る Hard Sell - Mass Market: Now a Major Motion Picture LOV…
「通り魔の犯人は同級生だった・・・。」 こんな宣伝文句に惹かれて、あれ?これって薬丸岳の「Aではない君と」みたいな作品なのかな?と興味を持ち、思わず購入。 読んで、「あーしまった!作家は重松清氏だった。」と思い知るも時既に遅し(笑) 宣伝文句から超ドロドロを想像するも、重松氏の作風で、ドロドロなんてある訳もなく・・・。この人はどんな内容も爽やか~っと書いてしまうのを忘れていました。 ということで、本書は移り気な非常に繊細な少年の心情を描いた綺麗すぎる青春小説となっています。自分にとっては、ほぼ忘れかけていた気持ちが、なんとなく甦ったようで、胸がチクチク痛みました。 若い頃ってなんで、あんなにイ…
自分の中の映画ベスト10を挙げよ、と言われたら、この作品は必ず入れねば!と思っています。 存在を知らされていなかったサヴァン症候群の兄とビジネスで行き詰った弟。正反対な性格二人の関係を描いた作品です。 もちろん映画ですので、いろいろな人物が出てきますが、これは、弟であるトム・クルーズと兄であるダスティン・ホフマン、加えて弟の恋人であるとヴァレリア・ゴリノのほぼ3名の映画と言ってもよいと思います。 遺産相続目的で兄に近づく弟が、兄とやむを得ず過ごす日々を通じて、恋人に助けられながら、徐々に昔を思い出し、本来の兄と弟の関係に戻って行く過程は中々魅せます。トムもヴァレリアも非常にいい演技をしているの…
羽田圭介ってどんな作品書くのかな?(スクラップ・アンド・ビルド)
羽田圭介氏、文化人の筈なのですが、半分弄られキャラっぽい感じで最近よくテレビで見かけます。 いったい、この人はどんな小説書くのかな?と興味を持って遅ればせながら「スクラップ・アンド・ビルド」。 「要介護老人と無職の孫との息詰まる攻防戦」なんて帯には書いてありますが、肉親という異常に強い絆で結ばれる故に却ってぶつけどころがない?持って行きどころがない?被介護者の怒り?わだかまり?をまるで「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と云う詭弁を地で行くような肉体的にも若い主人公の気持ちと静かに対比させて内情を丁寧に描いた作品?とでも言えばいいのでしょうか?(なんのこっちゃ??笑) 芥川賞受賞作品ということ…
ハン・ソロでまた新境地を開拓し、更に株を上げたヒロイン、エミリア・クラーク主演の作品です。 「号泣ですよ!絶対先輩も見て下さい。」と機内で後輩から言われ「あー?俺こんなの絶対見ねーよ~。」と嫌々見るも、意外や意外、非常に良かったです。 超メルヘンちっくな映画ですが、これは女子を誘って見に行けば確かに株が一気に上がる映画かと・・・。(自分にはもはや関係ないですが・・・笑。) ただし、本作は人間の「エゴ」と「倫理感」更には「本人にとっての本当の幸せ」とはなんなんだろうなぁ?と考えさせられる部分もあり、正直内容に関しては賛否両論あると思います。 と、いろいろと御託を述べてしまいましたが、泣ける一本と…
昔、東欧出張の際に何かプラハに関しての本はないかなぁ、と本屋で手に取った一冊。 死ぬ程はまりました・・・。 これは自分に取っての本当に本当の超徹夜本です。あまりにもハマったので、当時の職場の友人に薦めまくったところ、おっさん達は皆、涙、涙の共感の嵐・・・。女性陣は「面白かったけど、これにハマるおっさんはキモい。」との感想だった記憶があります。(泣) (でも宝塚でも公演された位ですので、決してモテないおっさん用の小説ではないと自分は信じています。笑) 民主化運動真っ只中のプラハで出会った若き日本人外交官と美貌の東ドイツ人反体制活動家の禁断の愛の物語。 実際に1968年のプラハの春を経験した元外交…
意外や意外。面白い!!(ファンタスティク・ビーストと魔法使いの旅)
本作は、今週末11月23日から公開の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の第1作目で2016年に公開されています。設定はハリー・ポッターが生まれる約70年前のアメリカでのお話。 wwws.warnerbros.co.jp 正直、ハリー・ポッターのおまけでしょ?程度の感覚で見たのですが、意外や意外とても面白かったです。 J. K. Rowlingはやっぱりただものじゃないですね・・・ 。 主な出演者で著名なのはコリン・ファレル位なんですが(おっと、ジョニデもちょっと出てますが、気づきますかね?笑)皆キャラが立っているいい俳優さんばかりで感心しました。 1作目が意外に良いと、続編は…
想像が追いつきません・・・。とんでもない作品です。(ハイペリオン/ダン・シモンズ)
これも相当前から気になっていた本です。 凄いです。自分は読書時、極力情景をイメージしてその作品に入り込んで行くのですが、本作は正直苦労したというか、全く想像が追いつかなくて、ホトホト困りました・・・(泣) 兎に角、作者の世界観が凄すぎる・・・全く情景が想像できない、手も足も出ない「書物」と当たるのは初めての経験かもしれません・・・。 これは、現代を代表する、壮大な叙事詩と言ってもいいかと・・・・。 この作品には、ターミネーター、スターウォーズ、スタートレック等、ありとあらゆるSF物の断片が詰まっていると言っても過言ではないと思います。(後少しのお色気と・・・笑) 夢中になってページをめくり続け…
自分が正義と思っても、他人に取ってそれが正義とは限らない・・・(イノセントデイズ/早見 和真)
別に衝撃で3日間は寝込みませんでしたが、 確かにかなり「ゴーン」とは来ました。世の中救いがないというよりは如何に自分の思い込みで正義を勘違いしている人が多いか・・・。それに今更ながら気づかされ、少なからずショックを受けました。 しかし、この作品が日本推理作家協会賞っていうのはちょっと違うんじゃないかと思ってしまいました・・・。文体のせいなのでしょうか?もっと固い文体で書けば立派な文学作品って言ってもいいと思うのですが・・・。 最近、こういった傾向の作品を読むと、この人もキリスト教徒じゃないのか?・・・と思わず必ず勘ぐってしまいます(笑)。 おそるべし三浦綾子ですね(笑)。 イノセント・デイズ …
そんなに駄目でしたかね??? (ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー)
なんと、本作、シリーズ初の赤字だそうですが・・・そんなに悪かったでしょうか? 自分は、この作品単体でみれば、ずっと見てきたファンも初めて見る方も双方が楽しめる作品だったような気がしました。まぁ確かにオールデン・エアエンライクから将来のハリソン・フォードを想像するのはちょっと個人的には違うかなぁ?という気もしたことはしましたが・・・。(笑) ハン・ソロの名前の由来を知らなかった自分は、そんなトリビアな部分を含めて素直に楽しく鑑賞したのですが、1点だけ、ヒロインであるエミリア・クラークの行く末は気になってしまいました。ただし、赤字作品となってしまった今、そこは永遠に闇の中になってしまうのかもしれま…
知人に教えて貰い、楽しみにしていた1冊! 読み始めたら、止められなくなって、あっという間に読了。(夜が明けてしまいました。汗) 本作は、アンリ・ルソーの「夢」を題材にした作品です。これまで、自分はルソーなんて生まれながらの大天才画家だとばかり思っていましたが、事実は全く異なり、日曜画家なんて揶揄されていた時代があったことなど全く知りませんでした。そういった自分の知識欲をくすぐってくれたことや、満足感のあるエンディングもよかったし、とても楽しく読めました。 しかし、美術系の作品って、本でも、映画でも大抵外さないですね。「ダヴィンチ・コード」なんて大ベストセラーになりましたし、映画で言えば、「トー…
女の子の名前に惑わされると、とんでもないことになります。(MEGザ・モンスター)
メグなんて可愛い題名がついていますが、全く可愛い映画ではないです・・・。名称だけで選ぶと、女の子も、映画も、とんでもないことになるのは世の常ですね。(笑) 最近、この業界も人類同士の戦いに限界を感じて来たのでしょうか?先日鑑賞したランペイジとこのメグ、15秒以内で内容を説明せよ!ともし聞かれたら、恐らく全く同じ返答で事足りる気がします。(笑) frikandel.hatenablog.com しかし、ドゥエイン・ジョンソンも、ジェイソン・ステイサムも怪獣相手に一歩も引けを取りません。驚きの強さです。そんな二人が出演している、ワイルドスピードは一体全体どんな映画なんでしょうか?(笑) 来年夏に、…
坂道を転がるように落ちて行くということ・・・・(日本で一番悪い奴ら/織川 隆)
最近、なんだか警察とかヤクザ物が多いのですが、偏ってますね・・・(笑) 皆が皆じゃないと信じたいですが、やはり権力を持たすとおかしくなってしまう人はいるし、自分を律せない人も少なからずいると思います・・・。それが組織の中での話になると、皆少しでも偉くなりたくなるのでしょうか、更に最悪な訳で・・・。 良くも悪くも、人間って組織に属さないとやっていけない生き物なのでしょうけど、組織がどちらの方向に向かうかはやはりリーダー次第ですよね。(今更ですが・・・。)しかしながら、どんなに良いリーダーでも長く居座ると碌な事はないっていうのも、これもまた世の常な訳です・・・(笑) まぁ、お巡りさんは、我々の安全…
トム様頑張っています!(ミッション・インポシブル/フォールアウト)
これも初作は1996年、22年も前なんですね・・・。 しかもブライアン・デ・パルマが監督!?(すっかり忘れていました。この方はまぁ、巨匠の一人と言ってもいいと思いますが、正直あまりアクション映画のイメージではないです・・・。どちらかというとサスペンス?ホラー系???) 主演のトム様も当時34歳。(もっと若いと思っていました・・・結構行っていましたね・・・笑) ということは現在56歳!?それでこのアクションはやっぱり凄いです。(今回ジャンプのシーンで骨折したそうですが、全治9か月を6週間で治したとか・・・酸素カプセルにでも入ったのでしょうかね・・・笑) と、前置きはさておき、今作も正直お話の構成…
事実は全く異なり、カッコ悪~でした・・・。(仁義なき戦い/死闘篇、決戦篇・・・美能幸三の手記より/飯干 晃一)
「孤狼の血」を読んで、ふと本家の方も読んでみたいなぁと思い一読。 赤裸々過ぎる!!! 任侠の世界は義理人情が全ての男くさーい世界!と思っていましたが、なんてことはない、この世界も金、金、金ばっかり。こっちの世界と一緒というよりもっと酷いかも・・・。 中でも、この作品の元となる手記を書いた美能幸三の親分が酷いこと酷いこと・・・。なーんか皆、どえりゃーカッコ悪いです・・・(笑) 鶴田浩二や健さん(高倉)が演じたような渡世人はやっぱり物語の中だけなのでしょうか?(泣)時代が異なると信じたいですね・・・。(笑)
ただの怪獣映画に成り下がったか???でも、判っちゃいるけどやめられないシリーズ・・・(ジュラシックワールド 炎の王国)
あまりの精巧さに本当にド肝を抜かれた初作からなんと25年。本シリーズも既に5作目となりました。 当初あったなんとなく崇高な背景も姿を消し、なんだか回を重ねる度にただの怪獣映画に成り下がって行ってるような気がします・・・。(笑) とはいうものの、相変わらずのハラハラドキドキ感は健在で片時も目が離せません。 話の内容もほぼ毎回一緒なんですが、それでもハラハラドキドキさせるところは敵ながら(敵じゃないけど・・・笑)あっぱれです。 何度も息を止めて見入っていることに自ら気付いて度々苦笑してしまいました。 主演のクリス・プラットもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのスター・ロードとはまた一味違う演技を見…
やっぱり、眼のつけどころが違います・・・(世界を歩いて考えよう!/ちきりん)
この世界では知らない人はほぼいないと言っていいのではないでしょうか。言わずと知れたちきりんさんの一冊です。 やっぱり、眼のつけどころが全然違います。我々が、普段何も気にしていないところから、ズバズバと深い部分に切り込んで行きます。 ご本人は「好きなことだけをやろうとしたらこうなった!」と述べていらっしゃいますが、過去しっかり学んだと思われる後天性の知識を所持していることは勿論、先天的に、やはり異常な好奇心と洞察力がないと、なかなかこうはなれないと思います・・・。そういう意味ではやっぱり天才に近い方なのでしょうね。 書き方も凄く丁寧で、普通であれば炎上してもおかしくないようなことを、うまく双方の…
ご存知オーシャンシリーズ。 今回は出演者が全員女性です。 主人公はサンドラ・ブロックなんですが、珍しく暗めの役を演じています。 この人はどんな役でもできますが、どちらかというと、「コケテッシュな役もこなせる美人コメデアンヌ」というのが彼女の売りだと思うので、今回の役は個人的にはちょっと残念な気がしました・・・。 内容は、変わらず、「あ!」と言わせるものになっていますが、オーシャンズシリーズにしてはあまり動きがないと感じる方もいるかもしれませんね。 出演者は、相変わらず本当に豪華です。 有名どころでは、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウエィ、ヘレナ・ボナム・カーター、ダコタ・ファニング、リアー…
謎な作家の、ぶっ飛び小説・・・。(煙か土か食い物/舞城王太郎)
恥ずかしながら舞城王太郎氏の名前を今まで知らず、初読。 この人の文章は、いい意味でうるさいというか、冗長というか、感じとして物凄く早口なイメージですね・・・。 内容は非常に面白いんですが、正直結構微妙な部分も・・・。というのも、最初は推理小説ばりに始まるのですが、途中から最後に掛けて急にハチャメチャになります。(笑) そういった意味では、少々構成が中島らも氏の「ガダラの豚」に似てるとも言えますね。 frikandel.hatenablog.com でも、この人は癖になりそうな作家です。 現に自分は、次は「好き好き大好き超愛してる。」なんて読んでみようかと思ってしまっています・・・。(笑) 煙か…
あなたがいないのはそういう事だったのね・・・(アントマン&ワスプ)
公開時に見逃していましたが、やっと見る機会に恵まれました。 前から、「アヴァンジャーズ3/インフィニティ・ウォーになんでアントマンいないのよ?」と不思議に思っていたのですが、(確か「彼は例の件で来れないでしょ?」なんて誰かが劇中で発言をしていた記憶があるので、ますます、「え、何?」と思っていたのですが・・・。)今回これを見ることによって、その理由がようやく理解できました。 そうだったのね、そんな事になっていたのね・・・笑 あまり重要なキャラじゃないから?なんて疑ってすみませんでした・・・笑 このシリーズはヒーローたるスコットが少々ダメ男で、その上、絶妙のおとぼけ感を引き出すマイケル・ペーニャが…
ビッグなスーパースターは何を考えていたのか・・・(成りあがり/矢沢永吉)
自分は特に永ちゃんのファンではありませんが、スーパースターとなった人はどんなこと考えているのかなぁ?と少々興味を持ち読んでみました。 これはファンにとっては恐らくバイブル?となるべきものなのでしょうね・・・。この本には、永ちゃんの魂が一杯詰まっている気がします。 自分が昔、彼に持っていたイメージとは異なり、永ちゃんは硬派なとことんマジメなロッカーでした。彼はやると言ったことは必ずやります。 この本は1978年となんと40年前の本なので、今の永ちゃんに、あれからどう変わったか?ということを是非聞いてみたいです。(詳細は知りませんが、あんなに褒めていた恋女房とも結局袂を分かったみたいですし・・・。…
アルマゲドンのジェラルド・バトラー版とでも言えばいいのでしょうか?焼き直しか??と思いました・・・(苦笑) 内容はないし、どうしようもない映画で、見る人見る人、意味わかりませーん、って言われそうですが、自分は、実はこういうの好きなんですよね・・・すんません(笑) アビー・コーニッシュって女優はよく知りませんでしたが、やたらカッコよいです。惚れます!(笑)彼女を拝むだけでもこの映画を見る価値があります。(笑) 最近売り出し中で、ロボコップとかリミットレスに出演、アマゾンドラマのジャック・ライアンのヒロインも演じているみたいです・・・。今後期待の女優さんの一人ですね。
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