月曜日の夕方、一緒に登壇した男性のメイン講師と途中まで一緒に帰った。 登壇先のオフィスビルから最寄りの駅である田町まで歩いて京浜東北線に乗った。彼は蒲田駅で降りるまでだから、30分以上は二人で会話しただろう。 彼は自分の5歳上。講師としてのキャリアは10年以上だが、来年か再来年を目途に講師の仕事からは身を引きたいと話した。 昨年に叔父から引き継いだ会社の経営に専念したいからとのこと。 60歳近くになって社長の仕事に本腰を入れるというのは大変だろう。 次の後継者も探さなければならない日もそれほどは遠い未来ではなさそうだが、彼はどのように考えているのだろう。 月曜日は自分と過ごす最後の日だったこと…