ハナウド
ハナウド(セリ科)5月中旬武庫川の中流の土手でよく目立つのがこの花です。草の背丈が大きく、クズのツルがのびるなかで、高さは1~2メートルもあるでしょうか。茎は太いですが、管のようになっています。花をよく見ると花のつく枝が放射状(ほうしゃじょう)に広がり、傘(かさ)を広げたようになっています。傘の先から、さらに放射状の枝(花柄)が広がって、花はその先に付きます。花は大型の複散形花序で白い小さな5弁花をいっぱいつけます。特に外側の花は内側の花よりも大きく、特に外側の花弁は大きくて2つに切れ込んでいます。兵庫県では、川の中流のひらけた川の土手で見られます。(「生きている加古川」当会の本で紹介)全国的には関東より西、四国九州の山野に自生します。名前の由来は若芽を食用にするウド(ウコギ科)に似ていることと、花が大き...ハナウド
2023/05/31 09:41