【ルカによる福音書2章8~20節】皆様、クリスマスおめでとうございます。コロナ感染前の2019年の夏に、結婚25年を記念して、家内と一緒にスイス、フランスを旅行しました。本当は結婚24年目でしたが、あと一年待っていたら、今でも旅行は実現しなかったと思いますから、行って良かったと思います。その際、スイスのジュネーブに「宗教改革記念館」という建物がありまして、見学しました。宗教改革ですから、プロテスタント教会がカトリック教会から別れた経緯や経過なども記されていましたが、年表のようなものが掲載されていまして、キリスト教が長い歴史の中で、どれほど別れて来たのかというようなことも記されていました。まさにキリスト教のもともとは、ガリラヤのナザレで御子イエスが誕生されたことからその歴史がはじまるわけで、あるいはエルサレ...御心に適う人々のために
【ルカによる福音書2章1~7節】本日は来週迎える2022年のクリスマス礼拝に先だって、御子イエスが誕生された聖書箇所を読んでいただきました。聖書に記されてありますいように、時代はローマの初代の皇帝アウグストゥスの時代でした。アウグストゥスのもともとの名前はオクタビアヌスという名前です。ジュリアス・シーザーの甥っ子です。イエス様が誕生される少し前の時代、ローマ帝国が完成される前夜の時代、まさに日本でいえば戦国時代でありました。権力を求めて身内同士で争うという内乱の時代でした。100年程続いたと言われます。そのような時代に、オクタビアヌスが頭角を現し、もともと親戚でもあったのですが、後に宿敵となったアントニウスと戦争を起こします。アントニウスの奥さんが、エジプトの女王として知られるクレオパトラです。決戦は紀元...この世に生まれる神の御子
【ルカによる福音書1章39~56節】アドヴェント、第3主日となりましたが、今週与えられました聖書箇所は、二人の女性、洗礼者ヨハネの母、エリサベトと、主イエスの母マリアが出会い、共にその喜びを分かち合う場面を読んでいただきました。洗礼者ヨハネの母となるエリサベトとザカリアの間には子供がいませんでした。彼らは歳を取っていましたし、子供については、熱心に願いつつも、しかし、既に諦めていた状況でした。人間的に見れば、身体的には僅かな希望もなく、全くその願いは叶えられるはずがない。希望が諦めへとなってからの時間も大分経過していたでしょう。子どもを神に祈るにしても、そのような祈りさえ空しい祈りであったと思われます。しかし、主はそのような二人に目を留められました。ザカリアがエルサレムの神殿でその役目を果たしている時に、...神の約束を見る喜び
【ルカによる福音書1章26~38節】2022年12月に入りました。アドヴェントの第二主日となりました。先週は祭司ザカリアのところに、天の使いガブリエルが現れて「あなたの願いは聞き入れられた」と告げた場面を読みました。あなたの妻のエリサベトとの間に子どもが授かるであろう、名前をヨハネと名付けなさいと言われた箇所を読みました。その際、ザカリアは恐れと不安の中を感じつつも、神様の御言葉を信じられず「何によって、わたしはそれを知ることができるのでしょうか。わたしは老人ですし、妻も年をとっています。」と「しるし」を求めてしまい、その「しるし」としてヨハネの誕生まで口が利けなくなったわけでありました。そのような出来事から、今日の聖書箇所は、数えて六か月目に起こった出来事となります。ザカリアの妻、エリサベトのお腹が妊娠...神様の御計画
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