【ヨハネによる福音書4章1~15節】礼拝においてヨハネによる福音書を読み続けています。今日の礼拝から4章となりました。「イエスとサマリアの女」というタイトルが付けられた箇所です。3章では、エルサレムを離れた主イエスが弟子たちと共にヨルダン川で「新しく生まれるため」の洗礼を授けていました。一方においては、バブテスマのヨハネも人々に「悔い改め」の洗礼を授けていました。主イエスは、バプテスマのヨハネから洗礼を受けていますから、いわば師匠と弟子といった関係です。ですからそれぞれに洗礼を授けていたとしても、その意味においては大きな違いは無かったかもしれません。けれど、人々は次第に主イエスの洗礼の場所に集まるようになっていきました。なぜか都言えば、違いは一つです。3章31節にありますようにバブテスマのヨハネは「地に属...乾かない生き方を求めて
【サムエル記上1章21~28節】【ヨハネによる福音書3章31~36】2022年度になりまして、4月から礼拝ではヨハネによる福音書を読み始めました。あまり急がないように読み進めていきたいと考えていますが、今日与えられた聖書箇所は、これまで読んで来ましたヨハネによる福音書3章までの一つのまとめとして記されたであろうと思われる箇所です。主イエスはバブテスマのヨハネからヨルダン川で洗礼を受け、その後弟子たちを招き、最初のしるしを起こされたカナでの婚礼に出席されます。その婚礼の席で、ワインが足りなくなり、水がめの水をワインに変えてくださいました。その後、ユダヤ人の過越しの祭りが近づいてきたので、祭りを守るために弟子達と共にエルサレムに向かわれます。エルサレムに到着して、神殿に入られると境内で牛や羊や鳩を売っている者...委ねる勇気
【ヨハネによる福音書3章22~30節】聖書には主イエスのお働きと、十字架と復活の出来事が記される「福音書」が四つあります。マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書です。その中で、マルコによる福音書が最初に記されて、次いでマタイ、ルカと続き、最後にヨハネによる福音書が記されたと考えられています。学者の間でもこの順番には異論はありません。ですから、ヨハネによる福音書を記したヨハネは、マルコ、マタイ、ルカによる福音書を読んでいたと思われます。読みながら、ヨハネは主イエスを思い起こしつつ、未だ他の福音書には記されていない大切な出来事を記したいと思ったであろうと推察します。例えば、今日、読まれました箇所などは、ヨハネによる福音書のみが記している事柄です。何が記されているかというと、バブテスマのヨハネと主イエスとが、ヨル...喜びで満たされて生きるために
【ヨハネによる福音書3章16~21節】毎週水曜日の午前と午後と祈祷会を行っておりますが、午前の祈祷会では、新約聖書のヘブライ人への手紙という箇所を読んでいます。ヘブライ人とはヘブライ語を話す人々という意味ですが、それはそのまま元々ユダヤ教徒であった人々という意味ともなります。主イエス・キリストの十字架と復活、40日後の昇天、更に10日後のペンテコステの出来事により、勇気と力を得た弟子たちが主イエス・キリストこそ真の救い主と福音宣教を開始し、その働きによって、もともとユダヤ教を信じ、ユダヤ教徒として生きていた、特にローマに住んでいたと思われるヘブライ人にも福音宣教活動が行われ、主イエスを神と信じる信仰者が誕生した。ヨハネによる福音書の3章の流れ、イエスとニコデモとの会話から考えれば、主イエスの福音によって新...この世を愛し尽くされた方
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