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2018/06/08

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  • ラグビーと柯さん

    ところで、Koさんに関係するラグビーの話である。ぼくはこの競技をよく知らないので、する人の心情のようなものを汲み取れないところがある。相撲や柔道だったらわかるのである。相撲や柔道は一対一の競技いおうか、闘いである。ところがラグビーはチーム戦である。今日はパソコンで書いているので、柯さんと書く。柯さんの協会での仕事を見ていると気さくで、たいへんな人脈持ちであることがわかる。それにこまめでもある。荒くれたところもなければこすっからさもない。柯さんの人格はラグビーによって形成されたのかもしれない、などと思う。ラグビーで人との関係のあり方を学んだのだろうか。ぼくなどは相撲を選んだ性分だったから、どうも一人でやってしまうぞ、と思ってしまうのだろうか。スポ-ツの好みもそう言えば見るのは、剣道、バドミントン、卓球、テニス、柔...ラグビーと柯さん

  • KO さん

    koさんからラインで連絡が来た。写真が6枚もついていた。どれも超シニアのラグビー同窓会のような写真だった。以前ラグビーの世界大会の日本開催に尽力した元森首相と一緒に撮った写真を送ってきたことがある。Koとは木へんに可能の可と書くのであるが、スマホで書いているものだから、その一字がだせないので、Koと書く。KaにちかいKoである。なぜか彼と気が合う。彼は少々日本語を話す。台湾にいくといつも付き合ってくれる。11月に東京に来るという。ラグビーの交流会があるのだという。台湾のラグビー代表選手であった。日本と台湾が国交を断絶してから、台日協会をつくり、そこでこれまで通り、日本と台湾の往来ができるようにすることに尽力した。今彼は協会の幹事をしている。そのときはぼくも東京に行く。いろいろ話もある。いずれ、台湾も混乱の時期が...KOさん

  • 事故というもの

    捜索にあたっていた自衛隊が任務を終えて去って行った。警察、消防、ボランティア、仲間がさらに引き続いて捜索する。美咲ちゃん。7歳。我が孫娘と同じ年齢である。よく通っていた料理屋のご主人が旅の宿で、姿を消した。同じように捜索したがすぐに見つからなかった。見つかったのは一か月も過ぎた頃だったと思う。風の噂で聞いたのだった。美咲ちゃんは生きているかもしれない。以前少年が生き延びて助かったことがあった。人の身におこる不条理な事故は想定外のことばかりなのだろう。自分には起こるはずもなかった事故。父の妹はお腹の子とともに、扇風機に感電して死んだ。亡くなった妹は二人の長女と長男がいた。長女の子供は幼児の頃、鉄道事故に遭って、死んだ。事故。通り魔殺人も事故に遭ったのと同じようなことだ。大事な人を失うということも、突然に失うよりも...事故というもの

  • Calro カーロ

    元社員だったカーロと1時間ほどの打ち合わせをした。打ち合わせというより、提案をしたのだ。「ぼくの企画で執筆者、録音者にならないか。とりあえずは『リンキング』だ」。リンキングというのはgetupをゲットアップではなくゲラップと言うものだ。これには法則性があって、これを中学英語あたりから教えておくと、アメリカ英語を聞くには便利だと思う。「カーロの英語はカナディアン英語かい?」カーロは明るく「トロントはニューヨーク英語に近い」「なるほど、それじゃリンキングするの?」「する、alotofはアララブってね」「これ法則の一覧なんだけど、カーロは文を作る。alotofだったら、alotofが入った文2つだ。録音はボイスレコーダーでいい。教科書読みとリンキング読みだ。こういうライターをして、お金を稼げばいいじゃないか。日本語訳...Calroカーロ

  • お墓のこと

    次の仕事までに合間があるので、自分の榎本家用のファイルを整理しておいた。ぼくはこのファイルにしてOneDrive(Cloud)に残し、SDとPCに置いておくつもりである。墓は要らないと考えているし、墓というものは人があまり移動しない時代のもので、祖先を象徴するものであるが、墓よりもすぐに祖先の敬意やつながりを感じたいとか、親に対して敬虔な気持ちでありたいのなら、パソコンやタブレット、スマホのようなよいと思っている。自分の家の墓が寺の裏山にあるが、仏教僧侶の世話にもなりたくないので、墓には入れるな、と細君には言ってある。宗教については個人の救済という面ではりっぱなこともあるが、おおむねぼくは宗教教団は限りなく悪に近いと思っている。それで「個人の救済」ということを考えれば、カウンセリングもあるし、グループに参加する...お墓のこと

  • 無責任国家 日本

    今日は天気があまりにもよく、急にBookOffにこの2年ほどの間読んだ本を売ろうと思い立ち、段ボール2箱に積めて、松阪に出掛けた。新書は20円から50円。単行本は500円から350円。総額約7000円で買い取ってくれ、古本が鰻に化けてしまった。今年と来年とで、捨てるべきもを決めて、ごみに出すもの、業者に頼むものをきちんと頭の中で仕分けして、処分しよう、と思ったのだった。現在三度めの「昭和史」を少しづつ読んでいるという報告をしたが、ひとつ言いたいことがある。それは国民についてである。昭和の満州事変あたりから、軍部、新聞、雑誌、国民がだんだんと戦争の方向に向いて行った。日清、日露戦争で勝った日本は驕っていた。国民も、中国一撃論、ソ連脅威による満州フロントライン論などが入り交じり、多くの情報がないまま興奮していった。...無責任国家日本

  • バージョン1の完成

    あと一歩というところでバグが出る。よしこれでバージョン1はあとひとつの解決で終わりだ、と思い、アプリが送られてくると、動かない。最後になって動かず、停止してしまう、という事態となって、今日は動画でのやりとりで朝から事務所にいる。昔、印刷がコンピュータ化する転換期の頃、印刷会社のデータ保存管理がうまくできず、テキストのミスの部分を校正する。それを印刷会社に渡す。するとそのミスの部分は修正されているが、前のミスを修正したところが前のミスに戻っている。こんなことを社員総出で夜遅くまでやっていた。結局、これは裁判となった。出来上がったきたものにまた大量のミスがでたからである。これは保存の問題だと思うが、プログラミングの場合はどうなっているのだろう。なぜこれまでアプリを開くことができたのに最新版は開くと「SLPは停止しま...バージョン1の完成

  • 被害者に冷たい国

    交通事故に遭うとする。台風の被害を受けたとする。あるいは盗まれたとする。殺されたとする。大損をするのは被害者側である。交通事故の場合で言えば、加害者側は保険に入っている。保険会社は多くを払いたくないからなんとか支払いを低くしようとする。ぼくはこのことについては母の交通事故裁判でよく知っている。加害者は何の苦労もない。良心の呵責程度である。裁判には出席せずともよい。ぼくから電話はしてはいけない、と保険会社の弁護士から知らせがくる。結局、母は事故の後遺障害が残り、不自由な生活を強いられることになった。動かなくなった。すると医者が言ったように認知症が進んできた。千葉の台風被害でも決して元に戻るのではない。ゴルフ場の倒壊で被害にあった家は被害者であるが、元のままに戻れるとは思えない。加害者がすんなり払えるとも思えない。...被害者に冷たい国

  • 南風に行ったら

    尾鷲市内に新しい料理屋さんができたので、岡田さん夫妻とぼくと細君の四人で行ってみた。このところ尾鷲では魚が揚がらないらしく、刺身関係については申し訳なさそうだった。馬刺しは美味かった。他の料理も相当美味かった。冬になればフグもやるそうだ。トイレにいくのに、座敷の戸を開けて、カウンターを見ると、ご老人が一人で座って食べている。誰かと思ったら南くんだった。小学の頃の同級生で3年一緒のクラスだった。小学校を卒業してからはクラスも変わったことで、付き合いすることもなく、ぼくは相撲部でひたすら稽古をしていた。「久しぶりやなあ・・・。57年ぶりやない?」と驚いて言ったら、「ちゃうで、ほらピエロで逢うたやないかい」そういえば10年くらい前に偶然出逢ったことを思いだした。「めちゃめちゃ、よい肌しとるんやん。しみのひつつもないな...南風に行ったら

  • 愛の夢とか

    ぼくは男で、女の人が妊娠して、子供がお腹の中で大きくなっていくときや産んでからの女性の心情とか、感覚、こころの具合はよくわからない。川上未映子の「愛の夢とか」を読むと、女性が思ったり、感じたりすることが、<男>と絶対的に違うんだと思わせられる。つまり川上未映子はそこに拘り、女性にしかありえないようなことを小説にしているように思える。だから読んでいくうちにわからなさが出てくる。同じ人間なのに、違うのである。これは個性が違うというのではない。女性がもつものと男性がもつものは共通するものがあるが、異なるものが根底にあるのだ、と言っているようだ。川上未映子は今頃純文学と言っていいかどうかは別として純文学的だ。女性の書く小説で女性のわからなさをこんなに感じたものはなかった。宮尾登美子にしろ、有吉佐和子にしろ、山崎豊子にし...愛の夢とか

  • 権力の言うことなど

    7月の末からまず息子家族が8日ほどいて、帰ると娘家族も10日ほどいた。大いにビールを飲んだ。しっかり美味しい物を食べたら、ダイエットのことをすっかり忘れていて、せっかく2kg痩せたのに、元に戻り、それ以上になってしまったようで体重計に乗るのが怖い。昔二十代まではどれほど食おうが太らなかったのに、代謝が悪くなったのだろう、つまり老化ということだ、飲み食いしたものは身体が完全消化できない。その分を脂肪になる。麦芽67%以上のものをビールといい、以下の物を発泡酒と言っていたが、この頃、発泡酒よりも安く、ビールに味はほとんど変わらないという「第三のビール」とやらが出てきている。これらはアルコール分が6%である。これが絶妙である。確か5%だった。麦芽以外に穀物をブレンドしているらしい。だから税率が安くなる。いろいろな穀物...権力の言うことなど

  • 暖簾

    今日は涼しく、良い天気である。明日からまた雨が降るそうなので、当たったこともない天気予報に従い、今日のうちに九月に入ってからの草刈り第2弾をするつもりでいる。午前中はホームページの原稿作りやイラスト、写真などを選ぶ作業をした。小田原に尾島さんという友人がいて、彼にならなんでも気兼ねなく言えるので、彼にホームページ作成の依頼をした。さてどんなのができるのやら。この前から言っているぼくの発案のアプリ。実は語学だけではない。カラオケ練習にもいいのだ。あれ、ここのところ難しい、なんども聞きたい、という時にはすごく便利である。テレビやラジオからちょいと音源をとればよい。あとは練習だ。今回の仕事については失敗ということはないので、気楽である。22年前は重大事であった。今はたった一人でやり、外注するだけである。以前のように何...暖簾

  • 諦めずに

    アプリ開発が99.9%まできた、修正すべきことがわかり、操作性も今や特に問題はない。一時停止機能をつけることになって、機能アイコンの名称を変える作業だけが残っている。大一安心している。1996年から開発を始め、頓挫してから22年になる。当時はハードについてはソニーのものを利用するしかなかった。またぼくらが発想した教材テキストと音源はすべて自分達でつくるしかなかった。これらの便利な教材を使おうとすれば、学習者はソニーのCDリピーターを買う必要があり、さらに便利ではあるが手間のかかった教材を買わなければならなかった。あれから22年。環境は大きく変わった。まずハードはスマホやタブレット、OCに替わり、こちらは教材を作る必要もなくなった。このアプリで教材会社が売っているCDをかけたり、ラジオやテレビの外国語番組を録音さ...諦めずに

  • よもやま話の会

    サウジアラビアの石油施設がドローン爆撃機に破壊された。半分ほどの施設がやられたというからたいへんなことだ。時速240キロで飛ぶドローンらしい。こんなことが常態化すればどうなるというのだろう。原子力発電所とて狙える。軍事基地や国の主要な重要施設も狙えるだろう。イランの関与をアメリカやアフガニスタンは言う。イランは知らない、という。困ったことだ。深刻な事態である。サウジアラビアがイランを攻めたら、第三次世界大戦になる恐れがある。関わらないことだ。戦争をさせないことだ。もし戦争になったら戦争中止の仲介をすることだ。被害を受けるものは国民なのだ。日本では千葉の台風被害、電気の問題をどこもテレビでやっている。災害列島の日本だからいたしかたないが、そんな騒動の裏で「サウジとイラン問題」にどう対応するのか政治家たちが話し合っ...よもやま話の会

  • 時事雑談

    絶えずプログラマーとは一緒にいて仕事を進めていくことだ、と、まかせておけばいけないものだと、今回反省している。今のところそれが命取りになるわけでもなく、完成まで日が伸びていく、ということだ。ひとつの問題をクリアすると次の問題がでてくる。2時間ばかり格闘して止める。次の日にまわす。そのうち知識が集まってきて解決するものだ。細君と車の中で、福今日の新聞の「声」欄で91歳のご老人が、福島の原発汚染水は絶対に海にながしてはいけない、と言っていたことを話題にし、タンクの置き場所の確保はどうなってるんだろう、と思ったのだった。いずれ、東電は海に流すのではないか。もしそれをすれば日本のサバやイワシ、サンマにおいても、カツオついてもダメになることだろう。風評被害だけではない。実際の放射能被害が魚にあるかもしれない。タンクを作る...時事雑談

  • ITの世界

    googleのAndroidのことをアプリ関連のことで調べる必要があって、悪戦苦闘している。わからない言葉だらけである。Mp3wmaメールでのやりとりをしていても、体験して理解できるまで時間がかかる。そうこうしているうちに、iOS(apple)とAndroid(google)の戦略の違いが見えてくる。iOSはとにかく閉じている。)iOSでiphone用のアプリを作るにはappleのものを買わなけれならない。まず、PC.それからプログラミングソフトウェアなどなぢ。Googleは開放型でどんどん無料提供する。思えば昔のYahooとGoogleの検索エンジンとの違いである。Yahooは人気がでるとすうにオームページ審査を厳しくし、有料化した。Googleは無料でなんでもかんでも載せるという方針を取った。Googleが...ITの世界

  • 名古屋行き

    昨日、本当に久しぶりに車で名古屋駅まででかけた。いろいろと、見たいものがあったから、早めにでた。仕事を終えて、母への準備も終えて、1時半だった。これなら、6時07分に着く細君をピックアップするにも十分である。しんどくなるくらい書店内で歩くだろうが、気にならない程度の時間である。4時には着いているつもりだった。ところが鈴鹿と四日市の間で渋滞になっている。これはトラウマになる、と思った。「また名古屋に車でいけば渋滞か」と思うトラウマである。着いたのは夕方の5時を過ぎていた。あせって、セントラルタワーの三省堂に向かった。ところが三省堂はない。JRゲートタワーに引っ越したという。もうこれだけで15分は使った。ようやく三省堂に着き、本を探しはじめると、とてもじゃないが時間が足りない。まずは外国語のテキストとCDのあるとこ...名古屋行き

  • また「昭和史」再々読

    三度め、半藤一利の「昭和史」を読んでいる。田中義一は、日本の陸軍軍人、政治家。階級は陸軍大将。勲等は勲一等。功級は功三級。爵位は男爵。陸軍大臣、貴族院議員、内閣総理大臣、外務大臣、内務大臣、拓務大臣などを歴任した。(Wikipediaより)この男は天皇に対して張作霖爆破事件のよからぬ噂を天皇が聞き、田中は天皇に聞かれても、のらくらとのれんに腕押しで、真相を探ることも、処罰をすることもしない。陸軍から責められるのも嫌だし、天皇やその側近たちから文句を言われるのも嫌なことで、ただなんとなく時が過ぎていくのを待っている状態である。天皇はカンカンになって怒る。首にしろ、という。すると重鎮の西園寺公望がこれまで首にしろと言っていたにもかかわらず、天皇は内閣総理大臣を首して政治介入するなどあってはなりません。と言い出す。そ...また「昭和史」再々読

  • 不穏だな

    母の家の前でJさん夫婦が連日ゲートボール場の草を刈り、コート内はメンバーも出て、雑草の根から取っている。Jさんはボランティアである。その草刈り機の先端のところを見ようと思い、50センチほどのロープの柵を越えようとした。右肢が越え、左肢も超えると思っていたら、左肢がロープにひっかかり、ぼくは前へ転倒した。あとで左肢を見たら、すねに傷ができている。足底から20センチほどのところでロープに擦ったのである。つまりぼくの無意識の左肢は上げるに20センチ足りなかったのである。こういう時、「いかんなあ」と思う。プリンターのカートリッジインクを買いに行くと、改めてインクは高いなあ、と思う。2個買って、割引してもらって、3600円である。「高いよなあ、インクは」と言うと、「プリンターは安いんですがねえ。これがねえ」と毎度の話であ...不穏だな

  • 慌ただしく

    韓国のソウルで反日集会をしている人々のそばで「ハグしてください」と目隠しをして手を広げる日本人男性。1時間半で50人の人とハグした。かたや日本の男性に触発された韓国の女性。大阪で反韓ヘイトスピーチデモをしているそばでその女性が「ハグ」の呼びかけをした、呼びかけは双方とも文字である。その小さなボードにはなぜ「ハグ」を求めるのか書いてある。政権と政権がいわば喧嘩するなかで勇気ある行動的が示すのは普通に生きる人が国が違っても交流を続け、ハグを続けていけば、もしかしたら国家間の戦争をなくせるかもしれない可能性があるということだ。それが朝見た「モーニングショー」。本日は内閣も改造。これには一過言あるが、今日はその暇がない。午後一時から今後を左右する話し合いがあるので、次の段階を想定してホームページの原稿を作らなければなら...慌ただしく

  • 老いのゆくえ

    書店に小説家黒井千次の新書「老いのゆくえ」が並んでいた。気になって手にとり、買った。帯に「人は自らにふさわしい老い方をするより他にない」とある。自らにふさわしい老い方か、そういえば尊敬する吉本隆明は老いてゆく日々もさらしながら死ぬまで本を書いていた。西部邁は老いることで、妻が死んだときと同じ迷惑を娘にかけまい、と自裁した。川端康成は老いてノーベル賞を受賞し、老いて若い女性に恋をし、それが原因かどうかはしらないが自殺した。川端の場合は古井由吉が「事故の顛末」という小説にした。恋をしたのがほんとうかどうかはわからないのだが。自らにふさわしい老い方とはどういうもんだろう、と考える。自分とは何か、と問と同じように決して結論のでない問のような気がする。自分なんて自分でもわからないように、老い方もわからない。人生の岐路はま...老いのゆくえ

  • チョ・グクの問題

    日本は常にロシアの南下を恐れ、朝鮮半島を防御ラインとし、さらに満州までも防御地域とした。日露戦争ではなんとか勝ったが、次の第二次世界大戦では隙をつくかのように、ロシアが参戦し、満州に攻め込んで来た。というより略奪しに来た。シベリアの収容所に兵士を労働者として運び込んだ。戦争をするからこういうことになるのである。戦後、勇ましく主戦論を唱えた人々はどうしているのだろうか。「いいや、あれは間違っていなかった」「しかたなかった」と考える人。「自分はどうかしてた」と反省して考える人。戦争に行かされた人、行かなかった人、軍人でも戦った人、戦わなかった人、事務をしていた人、それぞれの環境によって違うのだろう。病気、栄養失調、マインドコントロールによる自殺。310万人の犠牲者。これから日本の防衛ラインはどうなっていくのだろう。...チョ・グクの問題

  • 時代は変わる

    「道頓堀で居酒屋やってまんねん」「へえ、道頓堀ですか」。ぼくは宮本輝の「道頓堀川」を咄嗟に思い出し、ついでグリコのネオンサインを思い出した。若者が興奮して飛び込むのもこの川だった。「ぼくんとこは道頓堀と言っても一本筋がちがんですわ。常連さんばっかでやってます」と言って朝の8時に大坂を出たらしい。海が見えて、広い庭があって、こんなとこでのんびりさせたいんですわ。みな、マンションとか庭のない家で育ってますんでね」その大将はこまめに若い子らの面倒をみているようである。ぼくに手土産までくれた。台風の影響が心配されたが、雨が降ることもなく幸運だったと思う。どうもこの9月に入ってからの客をみていると、分散してしまった仲間が一同に集まったり、今日の大将のようにやはりアルバイトで働いてくれる人を一同に集めて、自分たちでBBQを...時代は変わる

  • やれやれどんどん

    プログラマーとこちらのやりとりがうまくいかず、やれやれ、という事態だった。ぼくの方に落ち度があるのか、つまりぼくの方のスマホ、PCの環境が悪いのか、ぼくには判断がつかない。相手から指示がくる。そのとおりやってみるが、うまくいかない。googledriveやgoogleplayを知っていても、その中身や設定のしかたも初めてのことである。ようするにその手の経験がない。結局、今日は完成したアプリをインストールし、それを開いてみることができなかった。昔だったら相当イラついただろう。この頃はふーーんてなもんである。20年以上も経ってできなかったものができるのである。どうってことはない。何日でも待てる。ところで、今日は東京、大坂、名古屋から同期生が一同に曽根貸別荘に集まって飲み会をするのだそうな。りっぱな大人の会社員である...やれやれどんどん

  • 再挑戦

    母の交通事故があって、バリ島での仕事通いができなくなったので、その事業を売却した。それまでは若い人たちといつも会って、話をしていた。バリ島だけでなく講習は東京、北海道、博多、那覇でもやっていたので、よく通ったものだった。母の見守り、そして裁判と長期に渡ったが、もう会う人は友人と弁護士だけとなってしまった。2010年のブログを校正・整理していると自分がいかに人と多く会っていたかわかる。しかし、それでも三十代、四十代の頃に比べたら話にならないほど少ない。尾根からいつ落ちるかもわからないような状態でこの20年歩いてきたような気がする。仕事で出かけることがなくなるということは若い人にも出会わないということだ。だから積極的にボランティアでもサークル活動でもしなければと思う人も多いだろう。母の交通事故以降、緩やかで、忙しさ...再挑戦

  • 煽り、煽られ

    香港政府が「逃亡犯引き渡し条例」を撤回したというニュースが昨晩入ってきた。ブログでこの話題を昨日の午前中、アップするのを忘れていたのでしたばかりだった。思いが届いたようで嬉しかったが、学生たちの要求の一番に誰でも立候補できる「普通選挙」あがある。香港自治政府がここまで本当は認められているはずだった。一国二制度制を反故にしたのは中国政府の方である。この推移を遠く日本から注視したい。日本と韓国の問題で週刊ポストが大失態をしてしまった。テレビ報道番組でも馬鹿なことを言う者がいて、嫌韓を煽る。しかしこの頃では「冷静に報道しよう」という番組も現れ、政権対政権の喧嘩が国民対国民にならない余裕を両国の国民はもっているようである。早く、国内の空港で便が止まっている韓国―日本便が復活してほしいものだ。戦前、毎日新聞が主戦論を唱え...煽り、煽られ

  • 口がすべった

    時々口をすべらせる。30年ぶりくらいに会ったお寿司屋さんの主人に、出逢った懐かしさも含めて「あんたとこの寿司の高いのには目が飛び出したで」本当は(あのバブルの頃は)をつけるべきだったのである。ご主人はおおらかに、「値段らあな、こころの問題やでな。美味しいと思たら、不服言うたらあかん」とあっさり上手投げをかけてきた。イカをまな板にたたきこんで、「ほら、見よ、このイカまだ生きとるやろ。冷凍なんかじゃないど、ほれ、獲れたてじゃ」と言葉で押しまくっていた大将だった。もうひとつ、マックでオーダーの順番を待っていると、中年の男がそわそわとやってきて、ぼくの前をウロウロし、次はぼくの番なのに、気づかずなのか、わざとなのか、カウンターの前に行き、オーダーを始めた。「こら、並ばんかい。おれの番やでな」と子供に言うように言ってしま...口がすべった

  • 香港人

    香港では中学生も高校生もデモに参加するようになってきた。香港自治政府の長官もあきらめたらいいのに、と思う。小学生までデモ参加を始めたら、警察官にも子供がいるだろうに、警察もあきらめるのではないか。楽観的過ぎるだろうか。中国政府も香港が自由都市であるから相当メリットが大きいはずで、特に金融都市としては世界有数のうちのひとつではなかったか。ぼくの友人の息子さんが香港の女性と結婚した。現在は夫婦で東京の八重洲に住んでいるらしい。一度会いたいと思っているのだが、会うにはそれなりの準備がいることもある。香港が中国のような制度の中に組み込まれていくことには多分反対だろう。なぜばらその友人とお酒を飲んだ時に、ぼくは「中国人と結婚したの?」と言ったら、「違う。香港人やで」と即中国人を打ち消したから、息子さんの奥さんがそう言った...香港人

  • 胎児の微笑

    胎児の微笑・2009年12月30日(水)超音波診断装置を使って二十三週と一日めの胎児を撮影した。三分間の撮影で計六回。一回あたり四・七秒の微笑を胎児は見せた。その写真が今日の読売新聞に載っていた。ぼくらは母の心情、母を取り巻く環境が胎児に刷り込んでいく物語を「心のチューニング」で学ぶのであるが、その中で、想像でしかない部分があった。それは「息が詰まったり、悲しみを我慢したり」という微笑とは反対の表情である。微笑があるとすれば、その反対の苛酷な表情もあるはずである。この微笑は自発的微笑と呼ばれ、外的な刺激と無関係と見られているが、ぼくは無関係などとはいえないと思っている。母の愛情によって笑っているのか。人間はそれとは無関係に笑うものなんか。そのとき自律神経は副交感神経にシーゾーを傾けるのか。胎児は神経のバランスを...胎児の微笑

  • サギデカに期待

    受け手、掛け手、店長、首魁。人を使って詐欺を働くのに、仲間同士は横も、上下の者についても何も知らない。研修時に、「富の再分配」と白板に書き、貯蓄のあるものは70代以上の老人たちばかりで若い者は貧しく大きな希望も持てない。老後も不安ばかりである、われわれは善いことをしているのだと説く。ここくれば毎日の交通費は2万円。仕事ができれば月に100万円、200万円稼げる。鬼平犯科帳に出てくる義賊は「弱いものから盗らず、殺さず、犯さず」という掟を持っていた。現代の詐欺師集団も案外義賊と本気で思っている者がいるかもしれないが、かれらは悪巧みで儲けた大金持ちだけを狙っているわけではない。老人を無差別に狙っているのだ。NHK総合、金曜日夜9時から「サギデカ」というドラマが始まった。相当な取材を重ねて練った作品になっている。今の時...サギデカに期待

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