緑青の美しい屋根見納め寂し
美しい緑青の屋根、今夏限りで見納め鎌倉の国重文「旧華頂宮邸」修繕へ20、21日に建物内部を特別公開7/9(火)カナロコ緑青色の屋根がふき替えられる旧華頂宮邸=鎌倉市浄明寺鎌倉三大洋館の一つで国登録有形文化財「旧華頂宮(かちょうのみや)邸」(神奈川県鎌倉市浄明寺)のシンボルでもある美しい緑青色の屋根の一部が9月にも真新しい赤橙色の銅板にふき替えられ、今夏限りで見納めになる。工事を前に今月20、21日には建物内部を特別公開し、市は「赤い銅が緑青色に変色するのには10年かかる。趣のある現在の屋根を見に来てほしい」と呼びかけている。華頂宮家は皇族の伏見宮家の分家に当たり、1926年に皇籍離脱し華頂家となった。洋館は29年に海軍軍人でもあった華頂博信侯爵(1905~70年)が別邸として建築。華頂侯爵が数年住んでから...緑青の美しい屋根見納め寂し
2024/07/10 02:33