パリ五輪、総合馬術団体で日本が銅メダル 「バロン西」以来92年ぶりの快挙だった
パリ五輪、総合馬術団体で日本が銅メダル「バロン西」以来92年ぶりの快挙だったパリオリンピックの馬術は7月29日、ベルサイユ宮殿で総合馬術団体の障害飛越が行われ、日本が銅メダルを獲得しました。ちなみに金は英国、銀はフランス。馬術競技の日本勢の五輪メダルは、1932年のロサンゼルス大会で障害飛越の「バロン西」こと、西竹一が金メダルを獲得して以来92年ぶりのことでした。ところで、なぜ「バロン」なのか。西が男爵だったからです。陸軍騎兵中尉だった西はロス五輪で愛馬ウラヌス号と人馬一体となって19の障害を飛び越え、見事金メダルを獲得しました。その西も大東亜戦争最大の激戦地となった硫黄島で戦死しています。クリント・イーストウッドが監督した『硫黄島からの手紙』にもバロン西が登場しているので、ご存じの方も少なくないでしょう...パリ五輪、総合馬術団体で日本が銅メダル「バロン西」以来92年ぶりの快挙だった
2024/07/30 05:30