22.10.23 吊るし柿
西条柿がたくさん実った。今年は柿の生り年だった。西条柿は広島県西条市発祥の渋柿だ。たて長で、たてに4本の溝があるのが特徴である渋が抜けた西条柿は甘くとろける食感になる。従兄がいくつか合わせ柿(渋抜きして食べやすくした柿をこう呼ぶ場合もある)にした。焼酎48度と35度で試してみたらしい。恐るべき甘さになった。わしは吊るし柿にして渋を抜くことにした。オリーブの時も栗の時も、たいてい妻が細かい作業をやるのだが、吊るし柿は手で皮をむくのが大変なので、手伝った。麻ひもで連結して、離れの廊下に干している。俳句では晩秋(10月)の生活季語「吊し柿(つるしがき)で、「る」を送らない。副題は、干柿(ほしがき)、串柿(くしがき)、甘干(あまぼし)など。 生り年の甘さ揉みだす吊し柿22.10.23吊るし柿
2022/10/23 12:47